狂気の文字起こし No.12 静と動、名伯楽の育てた若き強豪(第3期叡王戦 五段予選本戦出場者インタビュー Aブロック 高見泰地五段、Bブロック 近藤誠也五段)

(高見泰地五段)
https://drive.google.com/open?id=1qO6jOd656OKh49YMQMWeKyytqVrW4ar0

(近藤誠也五段)
https://drive.google.com/open?id=1MDwy_tyt_fcCV1BCX2EbZfWlpmEFRDkc

(文字起こし全文は上記URLから)

どうも野口です。やっとゴールが見えてきました叡王戦本戦出場者インタビューシリーズ。今回は五段予選からです。

Aブロックからは高見泰地五段が中尾敏之五段、渡辺大夢五段、村田顕弘五段に勝利して本戦出場となります。高見五段は石田和雄九段門下、兄弟子には「教授」の愛称で知られる現代将棋の伝道師・勝又清和六段が、弟弟子には藤井聡四段のデビュー以来の連勝を止めた佐々木勇気六段がいます。熱心なドラゴンズファンとしても有名で、レプリカユニフォームで解説に登場したこともあります。増田康宏四段と容姿が似ていることが最近では話題となりました。(インタビューの中でもネタにされています)

Bブロックでは近藤誠也五段が藤森哲也五段、門倉啓太五段、渡辺正和五段を破って初の本戦入りを決めました。近藤誠五段の師匠は所司和晴七段、一門は棋界で一、二を争う勢力で関西の森信雄七段一門と並び称されます。渡辺明竜王、松尾歩八段などなど分厚い層を擁する一門の出身です。(渡辺竜王曰く「多すぎて接点のない人もいる」とか(要出典))近藤誠五段もデビュー一年目で「地獄」とも「鬼の住処」とも呼ばれる王将リーグ入りを果たし、リーグ本戦でも羽生善治三冠(当時)を破るなど出色の活躍を見せています。

インタビュー中の様子は朗らか、陽気な高見五段に対し、冷静沈着な近藤誠五段と正反対ですが、2人で対局前に一緒に食事に行っていたというエピソードも出ました。名伯楽が見出し、段位が追い付かない実力の持ち主である2人の本戦での活躍が楽しみです。

Ryohei Noguchi

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