狂気の文字起こし No.8 羽生善治という存在感、そしてドラクエ(第3期 叡王戦 九段予選Aブロック 本戦出場者 深浦康市九段・局後インタビュー)

https://drive.google.com/open?id=0B7iaujq_4HlrQllYTmJ3M3dsVDg

(文字起こし全文は上記URLから)

どうも、野口です。突貫工事の叡王戦本戦出場者インタビュー第2弾です。

今回はAブロックから深浦康市九段です。Aブロック決勝で羽生善治棋聖に勝利し、本戦トーナメント進出を決めました。

個人的に深浦九段はトーナメントやリーグの本命に要所要所で土を付ける、そういう星の巡りと言いますか、勝負強さが特徴ではないかと思います。棋風も最新形に精通しつつ、終盤の驚異的な粘り腰が光る、相手にするとかなり大変なタイプと言えましょう。

インタビューの中でも触れられている通り、最近は流行の雁木模様の将棋を続けて指しています。直近のA級順位戦・羽生棋聖戦では敗れておりますので、そのリベンジを果たした格好です。雁木の流行の一方で「矢倉は終わった」と言われておりますが、この点に関しては深浦九段「矢倉は終わっていない」と一言。プロ間でも意見の分かれる戦法の過渡期といえる状況でしょうか。

視聴者とのやり取りではドラクエの話題が。深浦九段とドラクエといえば鈴木大介九段とのエピソードが有名です(ペンクラブさんあたりに載ってないですかね)ここで突如登場したのが棋界の情報通・山口恵梨子女流。「攻める大和撫子」の異名を持つ山口恵女流ですが、今回も深浦九段を慌てさせました。(映画「聖の青春」の打ち上げでのやり取りhttps://note.mu/journeyman90556/n/nbc3b237f3d94も面白いのでぜひ)

本戦トーナメントへの意気込みの中で「羽生さんを負かした棋士には責任がある」と仰ってます。敗れてなおその存在感を示す羽生棋聖のすごさです(今の将棋界は羽生さんが大好き過ぎると誰かが言ってましたね)負けて騒ぎになるようになれば超一流とはよく言ったものです。

次回は八段戦か六段戦あたりを起こすことになるんですかね(自分で始めておきながらあまり把握してない)

では、また。

Ryohei Noguchi

ここから先は

0字

¥ 150

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?