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【全ての競技において、女子スポーツを保護し、男性を女子スポーツ枠に含めないことを求める要請書】を送付しました

日本オリンピック協会をはじめとする複数のスポーツ団体、各政党、また「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公正性等を守る議員連盟」宛に【全ての競技において、女子スポーツを保護し、男性を女子スポーツ枠に含めないことを求める要請書】を送付しました。 2月9日の読売新聞報道では「『性別変更』に公平ルール急務」と題して、性別の記載変更を行った選手に対する競技ごとの基準設定の動きについて紹介。 女子スポーツを女子だけで行えなくなる状況が迫っています。当会は全ての競技において女子スポーツを保護し、男性を女子スポーツ枠に含めないことを求めます。

======要請書本文は以下より====== 
全ての競技において、女子スポーツを保護し、男性を女子スポーツ枠に含めないことを求める要請書 本要請書は、女子スポーツの公平性を守るための取組について貴連盟にご検討いただきたく、以下の通り要請いたします。

【要請内容】
1.全ての競技において女子スポーツを保護し、男性を女子スポーツ枠に含めないこと
2.「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」によって、性別記載変更を行なった男性についても同様に、女子スポーツ枠に含めないこと

【要請の理由】
スポーツの世界では、長年にわたり女性がその領域から排除されてきました。 女性が選手としてオリンピックに初めて参加したのは、1900年の第2回近代オリンピックであり、この歴史的な出来事は女性にとって大きな一歩でした。

2011年に制定された「スポーツ基本法」はスポーツを「世界共通の人類の文化」と位置づけ、すべての人に開かれた活動であるべきだと強調しています。この法律の精神に則り、スポーツにおける性別の公平性を確保することは、非常に重要です。
女性と男性では、生物学的、生理学的に大きな差異があり、スポーツのパフォーマンスに大きな影響を及ぼすため、性別に基づく公平な競技条件の確保は、スポーツの根幹を成す要素です。 しかしながら、2024年2月9日の読売新聞報道によれば、「『性別変更』に公平ルール急務」と題して、性別の記載変更を行った選手に対する競技ごとの基準設定の動きが紹介されています。現代スポーツにおいて、女子スポーツを女子だけで行えなくなる状況が迫っています。

女子スポーツは女性選手がその能力を存分に発揮し、平等な競技の機会を得ることを目的としています。男性選手が女子カテゴリーに参加することは、これらの目的に反し、女性選手に不利な条件をもたらし、安全性を毀損します。(2022年リア・トーマス大学選手権優勝、2019年ローレル・ハバードのパシフィックゲーム優勝など)このような状況は、女性がスポーツにおいて公正な競争を行う権利を侵害することになります。

さらに、女子スポーツへの投資や女性選手へのサポートを強化することが、女性差別の撤廃において重要であるという認識が高まっています。女性選手の機会を制限することは、このような進展に逆行するものです。

以上の理由から、当会は貴連盟に対して、全ての競技において女子スポーツを保護し、男性を女子スポーツ枠に含めないことを求めます。女性が公平で平等な競技の機会を得ることは、スポーツにおける公平性の推進に不可欠です。


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