デッキ解説-ミッドレンジロイヤル
1.自己紹介
お初にお目にかかります、ヨシュア(@WF35)と申します。オタクです。
TCG(DCG)のプレイ遍歴としてはアプリ版シャドウバース(1弾~WUP環境)、遊戯王OCG(旋風BF~EM竜剣士環境)、新Lycee(初期)等で現在は関東圏でMTG(主にスタンダード、パイオニア、モダン、レガシー)を中心に遊んでいます。
このようなデッキ解説記事を書くのは初めての試みですので読みにくい箇所が多々あるかもしれませんが、どうぞよろしくお願い致します。
つい先日、シャドウバースのTCG版であるシャドウバースエボルヴ(以下エボルヴ)がリリースしたということで、アプリ版の時代からずっと大好きでどの環境でも使い続けているロイヤルというデッキ(クラス)の解説記事になります。
今回の記事はその中でも【ミッドレンジロイヤル】のご紹介になりますので予めご了承ください。
「twitterやyoutubeのエボルヴの情報はスターターに毛が生えた程度のデッキやショップ大会優勝デッキについてばかりで、ロイヤルの構築についての情報が全然見つからない…」
「せっかくロイヤルを組んだのに、周りのドラゴン、ビショップ、ウィッチに全然勝てない!」
と言った悩みを抱えた方々の一助となれば幸いです。
なお筆者は公認・非公認問わず各種大会での実績等はほぼ皆無のプレイヤーですので、一般的なカードゲーマーの脳内を覗き見る程度の軽い気持ちでご覧になって頂ければ幸いです。
2.ロイヤルというデッキの概要
シャドウバースというゲームの中でロイヤルに与えられている役割はアプリ版初期から一貫していて、基本的には素直なビートダウン(フォロワーを展開して、攻撃によって相手の体力を0にする事を目指す)デッキです。
エルフのコンボ、ウィッチのスペルチェイン、ナイトメアの真紅・ネクロチャージ等の複雑な知識・情報管理を必要とするクラスと比較するとテキストが単純かつ扱いやすく、別クラスの同PP帯と比較してもサイズやキーワード能力で恵まれているカードも豊富です。
勝利条件が相手の体力を0にすると分かりやすい事も手伝い、シャドウバースに初めて触れる初心者にもオススメのクラスの一つとして知られています。
上記のようなシンプルなビートダウンデッキという表の顔を持つロイヤルですが、一転上級者同士の対戦環境では構築面での創意工夫の奥深さや、目指す勝利条件がビートダウンの達成と単純な分、同じロイヤルでも使用者の知識の有無・プレイングの巧拙で大きく勝率が上下する事もある難しい側面も併せ持っています。
3.構築の変遷
※こちらは自分の失敗構築の記録を書き連ねているだけの項になりますので大変長い内容になってしまっています。
お時間の無い方、デッキ解説から見たい方は次項まで飛ばしていただければ幸いです。
まずこのゲームを始めて最初に僕が目指したデッキの路線は、アプリ版初期最強デッキたる【ミッドレンジロイヤル】の再現です。
詳しくは割愛しますがこの時代のロイヤルはまだゲーム性・環境理解も進んでいない一弾環境である事も手伝い、基本的にはフォロワーを並べて殴るだけで太いビートダウン戦略を遂行できる有力デッキの1つとして知られていました。
しかしここは令和の世、テーブルトップのTCGの世界。ここで改めて腰を据えてエボルヴ初弾環境のカードを洗い直すと、なんととんでもない肌面積テキストのカードがあるではありませんか!
一般的に、場に出た時にドローしたりデッキから特定のカードを手札に加える事ができるカードは戦線を強化しつつデッキの動きの再現性を高めてくれるため、TCGの世界では非常に強力な1枚とされています。
また、過去のアプリ版の構築では、戦場に出た時にその場に応じたフォロワーカードをサーチできる《白翼の戦神・アイテール》というカードが3積みされ、その安定性を遺憾なく発揮し多くの実績を残した事も知られています。
となれば令和の《白翼の戦神・アイテール》こと《宝杖の司令官》が3枚入るのは必然!
ついでに進化時にロイヤルであるかを問わず進化フォロワーをサーチできる上に1・2PP帯も埋められる《メイドリーダー》も3積み!
1枚挿しでも《メイドリーダー》でサーチできる《ウルズ》、《ルシフェル》もバッチリ採用!
これでサーチャーが6枚も搭載、僕の考えた最強の対応力を持つ【コンロトールロイヤル】の完成です!
ここまでご覧頂きありがとうございました!!!!!完!!!!!!
人生というものはそんなに上手く行きません。このデッキが最強のデッキだったら、僕の人生はトントン拍子に上手く運んで今頃は石油王になっていたはずです。
後ろに寄せ切ったこの【エアーマンロイヤル】は除去を全体火力に頼った人気の【ランプドラゴン】に対しては、コントロール戦略を行うとまずまず勝ち越すことができました。
しかし別の身内の持ち込んだ光の速さで凶悪な盤面形成を行う【テンポ(アグロ)エルフ】にはこちらがサーチ付きフォロワーを出している間に顔の形が無くなるまでボコボコにされ、突進の《ホーリーフレイムタイガー》トークンを2体も生み出す《二対の炎》や各種強力なフォロワー・アミュレットによる盤面制圧を行う【ミッドレンジビショップ】にもこちらのカードを悉く対処されなすすべもなくボロボロにされてしまいました。
コントロールタイプのデッキを組む事が推奨されているビショップやカードプールが増えてからの構築でならまだしも、初弾環境のカードだけで相手に対応する部類のデッキがいきなり上手くいくわけがありません。
そんな傷心の僕に、加害者達が悪魔の言葉を囁きます。
「ロイヤルなんだし御旗でアグロすればいいんじゃないの?」
僕は元々単体では何もしない《王家の御旗》というカードも、これを採用した"超"が付くほど直線的で不器用なアグロデッキである【御旗ロイヤル】も全く好みではありませんでした。
知らない人向けに説明すると、当時の【御旗ロイヤル】とは《王家の御旗》という場のロイヤルフォロワー全体に永続的に+1/+0修正を与えるアミュレットを軸とした形のロイヤルで、このカードによる盤面の強化や疾走のダメージを増やす事での早期のビートダウン達成を狙ったアグロタイプのデッキです。
しかしながら《王家の御旗》を引かないor引き被りする事故や採用されるカードの1枚当たりのカードパワーの低さや、序盤ただひたすらこちらの盤面を取り続ければ安定行動になるので相手から見た時の対処が容易過ぎる点が常々問題として挙げられており、この点が僕が気に入らなかった理由でもあります。
上記のデッキ群に負け散らかしていた僕は、たとえ負けたとしても少しでも環境攻略の糸口になる物を探そうと文句を垂れながら現代版【御旗ロイヤル】に着手。
そこで作成したデッキがこちらになります。
結論としては《王家の御旗》によるビートダウン戦略が成立する・しないという次元の話以前にそもそもデッキに大量に入っているアグロ担当カードの性能の低さが問題で、相手が順当に繰り出してくるカード群に対して相対的なカードパワーが低過ぎます。
守護も《ベルエンジェル》で済ませてくれるならまだ優しい方で、予定調和のように軽い除去や3PPの進化体サイクルで序盤の攻勢を楽々捌かれ《ドラゴンガード》、《神龍》、《エンシェントエルフ》等といった高ステータス守護フォロワーを置かれると、越える方法が完全に《ツバキ》等の処理手段を上手く引けたか否かの運ゲーになってしまいました。
さらにカードパワーを担保するために入れた高コストのカードを序盤に重ね引きしてしまった際はどうしても最初の展開が弱くなりがちで、序盤に素早く相手を押し込むのに必要な打点を盤面に用意できません。
マリガン基準である低コストフォロワーをデッキ内に一定数以上確保しないとならない点に加え、高体力の守護を突破するための除去札(上の構築には採用されていないが《エクスキューション》等も含む)をドローやサーチも無しに都合の良い枚数引かないといけない点もありと課題が山積みです。
デッキの大半が軽くて細いカードで構成されているために終盤はこちらのトップはただの低コストフォロワーなのに対し、対戦相手は順当に高コストの強力なカードをプレイしてくるわけで…これでは最初から勝負になっていません。
他の人が【御旗ロイヤル】を手掛けた場合はどのような構築になったのか分かりません。
しかし僕の力ではどうあがいてもひ弱なカード群による線の細いビートダウンで優秀な守護・全体火力を有するtier上位デッキ群と戦わないといけない事実を認識したので、早々にこの方向性も諦めました。
しかしながら【御旗ロイヤル】での敗北を積み重ねた過程で、《王家の御旗》というカード自体にはとても大きな可能性を感じました。
言及が遅れましたがこのカードはアプリ版に比べ大きくアッパー調整されたカードが多いエボルヴのカードプールの中でも、とりわけ強烈な1枚であります。
パット見では4PPという軽くはないコストにも関わらず置いた時点ではほぼ何も盤面に影響を与えないという、カードアドバンテージ重視の古参TCGプレイヤーが聞いたら怒り狂ってその場で説教を始めそうなカードに思えます。
しかしながらひとたび設置に成功してしまえば、両者が盤面のトレードを積極的に行うアグロ~ミッドレンジ帯のマッチアップに於いて理不尽極まりない優位性を発揮する上に、現状の【ミッドレンジロイヤル】の中盤以降を担うカードは盤面を横に広げるカードや疾走を持つものが殆どな為、前のめりなアグロデッキという細い方向性に寄せずともデッキ単位でこのカードのもたらす恩恵を最大限に享受する事が可能です。
肝心の単体火力や全体火力への耐性はこちら側目線で見ると怪しい域を超えないレベルですし、さらに往年の【ミッドレンジロイヤル】には、伝統的に自分からカードアドバンテージで損をするカードの採用が見送られてきた歴史もあります。
でもここで止まっていては、僕は時代に置いてけぼりをくらい過去を懐かしむだけの老害TCGおじさんと化してしまいます。
時は流れ、新たな《王家の御旗》は相対的に【ミッドレンジロイヤル】への採用が認められるレベルのパワーカードの域にまで達しているのではないでしょうか?
そんな思いで《王家の御旗》を採用した【ミッドレンジロイヤル】に取り組んだ結果、今から1週間前ほどにデッキの原型が完成しました。
さらに敗北したデッキ達への再挑戦を重ねた結果何枚かカードが入れ替わり、一定の良い感触が得られたのが現在の自分のデッキです。
【アグロロイヤル】、【コントロールロイヤル】とはもちろん違う。
【御旗ロイヤル】でもない。
【御旗入りミッドレンジロイヤル】と呼ぶには価値観がいささか前時代的過ぎる。
そう、令和の世に生まれ落ちたこの《王家の御旗》入りロイヤルは紛れもなく、
【ミッドレンジロイヤル】
なのです。
ここはカッコよく決めたいので異論は認めたくない
4.リスト
さて、前置きが大変長くなってしまい恐縮です。
こちらが自分が2022/5/21現在使用しているリストとなります。
メインデッキ 40
3 《疾風怒涛》
3 《オースレスナイト》
3 《歴戦のランサー》
3 《不屈の兵士》
2 《猛襲》
3 《宝杖の司令官》
3 《フローラルフェンサー》
1 《ホワイトジェネラル》
3 《王家の御旗》
3 《海底都市王・乙姫》
1 《闇を纏う暗殺者》
3 《ロイヤルセイバー・オーレリア》
3 《アルビダの号令》
1 《セージコマンダー》
3 《ツバキ》
2 《フロントガードジェネラル》
エボルヴデッキ 10
2 EVOLVE《オースレスナイト》
2 EVOLVE《不屈の兵士》
2 EVOLVE《フローラルフェンサー》
1 EVOLVE《闇を纏う暗殺者》
3 EVOLVE《海底都市王・乙姫》
5.採用カード紹介
※テキストのデッキリスト順での紹介となります。
また、進化後のフォロワーに関しては、進化前の項で併せて言及しますのでご留意ください。
3 《疾風怒涛》
さっそく他の人の構築したロイヤルデッキではあまり採用が見られなかった(当社比)カードの紹介です。
デッキ内で最軽量、かつ最強の除去です。
1PPで最大5点出る単体火力は現状他のクラスまで見渡しても存在しません。
このデッキのメインプランであるフォロワーの横展開を目指す延長線上で余った1PPで相手の一番強いフォロワーに打てばいいので、通常の試合展開で発動が不可能な場面が終盤戦でのトップデックくらいしか存在しません。
《王家の御旗》下では最大4点になってしまう点、戦闘後にプレイする前提で攻撃に入った際相手のクイックでプランが狂う点等フォロワー数依存のカード特有の弱さももちろん存在しますが、適正ターンから遅れてトップデックしてしまった《フローラルフェンサー》や《アルビダの号令》を相手盤面に触りながら無理やりプレイする事も可能にしてくれたりと、本来不利な盤面でのプレイが許容できない盤面展開用カードの価値を大きく高めてくれる1枚です。
適当に打つと後から出てきた本当に厄介な守護持ちなどに触れなくなったり、1ターン遅らせたフォロワーを展開するカードと併せて強い動きのターンを作るプランも取れなくなってしまうので、盤面・体力で押し込むにはまだ早く温存できそうな場面ではなるべく温存しましょう。
ちなみにクイックなので相手の疾走に若干の耐性がありますが、おまけ程度のものなので過信しないようにしましょう。
エルフに《根源への回帰》盤面オールバウンスからの《リノセウス》進化で宇宙の果てまで吹っ飛ばされます。
3 《オースレスナイト》
2 EVOLVE《オースレスナイト》
進化前はアプリ版と同じくシンプルな性能の2PPフォロワー。
1/1が2体出るカードと、単体除去にも若干ながら耐性があります。
このカードの真価は進化後にあります(激ウマギャグ)。
進化後のサイズは3/1と、打点が2向上するのに加えて指定攻撃も持つので、相打ち前提ではありますが相手のスタンド状態のフォロワーとの強引な盤面トレードが可能となります。
《王家の御旗》下なら4点まで届いたり都合3PPで進化権を消費する除去カードとしても換算可能と便利な1枚ですが、クイック除去にめっぽう弱いので相手がPPを残しているときには十分な検討の後にプレイしましょう。
失敗した場合そのターン中の進化権が消えてしまいます。
上記のように進化すると非常に便利な活躍ができるカードですので、複数回の進化が出来るように進化体は2枚をエボルヴデッキのスロットに搭載しています。
後の《歴戦のランサー》と《不屈の兵士》でも言及しますが、【御旗ロイヤル】での失敗を踏まえて、このデッキの序盤を担う2PP帯のフォロワーは「ゲーム中盤以降でも利用価値がある事」を念頭に選択しています。
3《歴戦のランサー》
至ってシンプルなPP2/攻撃力2/体力3(以降、省略して2/2/3のように表記します)の守護フォロワー。
特筆すべき点こそありませんが、そこは伝統的に低コスト帯のフォロワーの性能が優秀というクラス特徴を持つロイヤル。
これといったデメリットも無しに守護という強力な能力を持っているという1点だけで、このゲームに於いては他の低PPフォロワーと大きな差があります。
アプリ版時代より、守護の裏に高打点を隠して保護したり、最終盤で守護のお陰でダメージレースを差し切って勝利したゲームはもはや数え切れません。
2ターン目の2/2/3というサイズも、1点の体力へのダメージが勝敗を分けるアグロ対面では頼れる壁となってくれることでしょう。
守護を持ったフォロワー全般に言える事ですが、体力に余裕があり上記のような有効な使い方ができないようであればアクト状態にしない、攻撃しない、そもそもこのターンプレイしない事も一考しましょう。
3 《不屈の兵士》
2 EVOLVE《不屈の兵士》
横にフォロワーが出ると際限なく+1/+0するタルモゴイフ化け物じみた能力を持つ2PPフォロワー。これ本当にBRで良かったのか?
進化前でもただの2PPフォロワーの割には破格の性能ですが、2PPで進化するとなんと素のスタッツが4/4と3点火力の圏外に逃れる事すら可能です。
盤面に残るとあっという間に人を殺しかねない凶悪な打点になるので、最序盤からよく相手の除去の的になります。
しかしこれといった下準備無しで相手の貴重な除去カードを2ターン目のフォロワーに撃ってもらえているなら御の字ですし、その除去のPP分相手のテンポをもらっていると考えましょう。
進化置きして返しに相手に取られにくくする動きを3ターン目と中盤以降に合計2回行いたいので、進化体は2枚の採用となっています。
序盤を担うフォロワーながら終盤でもうっかり生き残ってしまうと進化込みで《アルビダの号令》と併せて10点出たりと他のパワーカードを差し置いてフィニッシャーになりかねない程の恐ろしいカードであり、3ターン目に進化を切れば体力4以上の盤面を作れる数少ない手段でもあることから、各種全体火力や《ドラゴンウォーリア》・悪行ハゲ《鉄槌の僧侶》を有する対【ドラゴン】・【ビショップ】対面における重要なキーカードでもあります。
総じて、今の【ミッドレンジロイヤル】で最も先行2ターン目にプレイしたいフォロワーです。
2 《猛襲》
申し訳程度の1/1/1がおまけに付いてくる3PP5点火力。
あまり積極的に採用したくなかった類のカードですが、後述の特定シチュエーションでの最適解である点や、盤面にすぐ触れない低コストフォロワーと異なりいつ引いても大抵の相手フォロワーと交換できる最低限の仕事をしてくれる点を評価しての採用です。
一番の狙いとしては、3ターン目《不屈の兵士》進化に対して適当にPPを埋めるフォロワーを出して応戦してきた相手に対して《猛襲》で綺麗に返し、返しに殴らせてアクトした《不屈の兵士》を処理されたところで本命の《アルビダの号令》や《海底都市王・乙姫》をプレイする流れを作って主導権を握り、ゲーム展開を掌握する事です。
除去カードとしては既に3枚の《疾風怒涛》があり、ゲーム中1枚でも引けば有効なので1~2枚の採用で十分でしょう。
3 《宝杖の司令官》
当記事冒頭で述べた通り、最強レベルの肌面積サーチ能力に加えて3/3/2という同PP帯でも及第点のスタッツすら併せ持っているとんでもないカード。これ本当にSRで良かったのか?
ロイヤルフォロワーであれば同名も含めたデッキ内の全てのカードをサーチできる為デッキ内の《海底都市王・乙姫》のような本来3枚しか入れられないパワーカードすらドローする確率という視点では6枚採用の換算となり、パワーカードを引けない相手を尻目にこちらの再現性の暴力を押し付けていく現代TCGの申し子。
3/3/2のプレイが許されるゲーム展開であれば常にデッキ構築時点で思い描いた理想ターンでのゲームメイクができる他、単純にカードカウントで損をしないため全体火力や除去が匂う場面でも気軽に出せたり状況を選ぶために採用枚数を抑えたいカードの1枚挿し(いわゆるシルバーバレット)も可能としています。
サーチ能力付きカードの例に漏れずカードプールが増える程に相対的に存在感を増していく1枚で、上位互換が現れない限りは今後も【ミッドレンジロイヤル】の3PP帯定番カードとなってくれるでしょう。
3 《フローラルフェンサー》
2 EVOLVE《フローラルフェンサー》
各クラスに存在する、進化能力持ちサイクルの3/3/3。
《フローラルフェンサー》は横展開が得意なロイヤルらしく、進化するとタダで2/2と1/1が付いてくる。
進化時の恩恵が大きい反面進化を切れない場面では平凡な3/3/3と一気にプレイする価値が落ちるカードなので、同ターン中の進化権とセットで運用する事が基本になります。
後攻3ターンで進化した際の見返りが大きく、特にこのデッキでは後攻での《王家の御旗》プラン成立にも大きく寄与するカードなので、後攻はこのカードをめがけてマリガンするのが鉄板と断言してもあながち間違いではないでしょう。
実は進化しても攻撃力が1しか上がらないのでライフレース的な観点では前のターンにポン置き→返し進化から攻撃を狙うバリューは低く、これを狙って他に何もする事がないからと安易に先行3ターン目に出すと相手の後攻3ターン目《ドラゴンウォーリア》・ハゲ《鉄槌の僧侶》進化でこの世の地獄を見ます。
何卒ご注意ください(∞敗)。
1 《ホワイトジェネラル》
横を+2/+0する4/5/3突進。これもアプリ版からの超強化が凄まじい1枚。
体力が低いので基本は中盤以降に《宝杖の司令官》でサーチ可能な4PP5点火力として考えておくのが無難。正直0枚でも困らないと思う
相手の攻撃力2のフォロワーを処理してうっかり盤面に残ると5点ものダメージが稼げて大変美味しいので、素引きした時には攻撃力2のフォロワーにぶつけられる事を祈りましょう。
3 《王家の御旗》
自分のロイヤルフォロワー全体を+1/+1修正するアミュレット。
盤面を1枠埋めてしまう事と引き換えにしてもなお《海底都市王・乙姫》等のフォロワーを大量に展開するタイプのカードとの相性が抜群に良く、決まれば相手がフォロワー同士の交換を考えるのを諦めてしまう程の対処困難な盤面の形成が可能となる、今回の構築の主役。
2枚目以降を引き被りしてしまうかもしれないリスクを負ってでもなお絶対に4ターン目に置きたいカードなので、最大枚数の3枚採用としています。
4PPと重い《王家の御旗》は他のカードと同ターン中にプレイする目算が立てづらく、5ターン目以降はお互いに強力なパワーカードを次々に繰り出す時間帯になるので置くタイミングが終盤までずれ込んでしまいやすい為です。
肝心の《海底都市王・乙姫》は《宝杖の司令官》の存在で安定した適正ターンでのプレイが容易な事もあり、この強気な3枚採用を後押ししています。
4ターン目に《王家の御旗》を無理なく出すためには最低でも盤面微不利、出来たら御旗のバフ込みの盤面トレードで更地以上にするくらいのつもりで臨みましょう。
また複数枚出すとそれだけ出せるフォロワーの数が減ってしまいお互いの体力次第では盤面ロックによる敗北にも繋がるので、2枚目を貼る必要があるかどうかは本当によく考えましょう。
散々悩んだ結果2枚目を貼り、そのせいで負けるのもシャドバあるあるなので今回で初めて《王家の御旗》に触れる人にも1度体験してみて欲しいシチュエーションですが…。
3 《海底都市王・乙姫》
3 EVOLVE《海底都市王・乙姫》
進化時に大量の1/2守護を盤面に産み落とすレジェンドレアの1枚。今も昔も変わらない、元祖【ミッドレンジロイヤル】の顔です。
アプリ版との違いは素のプレイPPと進化PPが分割しているので4ターン目に進化無しでのプレイも可能となっている点、《乙姫お守り隊》トークンが守護を持ったのでカード名だけではなく本当に自身が姫様を守れるようになった事です。
4ターン目《王家の御旗》→《海底都市王・乙姫》進化はこのデッキが目指す理想ムーブであり、大量のトークンが守護を持っている事から相手に盤面を無視してこちらの体力や乙姫本体を狙う事も許しません。
上記の性能からどちらかと言うと攻撃面よりも防御面での働きが出色もののカードで、お守り隊の打点が低いため優勢盤面で攻撃に回っても相手プレイヤー本体を倒すのには意外と時間がかかります。
《テミスの審判》や各種全体火力を要する【ランプドラゴン】・【コントロールビショップ】との対面は大量除去からの盤面再建も必要な点を考えると、状況にも拠りますが空の盤面から攻勢に移るときにはこのカードではなく他の選択肢から入るケースも多々あります。
《海底都市王・乙姫》はカード1枚で裏目の少ない盤面を作る事の出来る強力なカードですが、だからこそプレイするタイミングはよく考えましょう。
進化体が3枚採用されている理由は、このカードは進化ができないとパフォーマンスの低下が大変深刻でゲームの敗北に直結するからです。
終盤《宝杖の司令官》でサーチし3枚目をプレイするケースも現実的にあり得るので(実際筆者も必要な場面がありました)、今後新カードの追加によるエボルヴデッキの圧迫等の特別な理由が無い限りは現状3枚の進化体の搭載を推奨します。
1 《闇を纏う暗殺者》
1 EVOLVE《闇を纏う暗殺者》
進化前だと相手のフォロワーをアクトさせるだけだが、2PP進化でそのフォロワーに対する確定除去を打てる4/4/4。神バハではドラゴンのロイの恋人ってこれマジ?(未プレイ勢)
大型フォロワーも一撃で対処できるので一見便利に見えがちなこのカードですが進化コストが2PPというのが響き、お互いに盤面のトレードを繰り返す4~5ターン目にはPPが足りずに進化できず、進化が可能になった頃にはこのカードを出した所で盤面はもう手遅れ…といった経験が多かった為採用枚数はどんどん減っていきました。
ただ確定除去を打つだけなら6ターン目以降は進化すら必要とせず疾走というオプションも選べる《ツバキ》が居るので、このカードにしかできない強みは、「《ロイヤルセイバー・オーレリア》でも解決できない高体力のフォロワーを出された後攻5ターン目にEPを消費しつつ進化し、自身の攻撃込みで相手の場を即座に処理する」という1点のみです。
《宝杖の司令官》で後攻5ターン目での話にはなりますが上記のような状況への返し手を用意できるので、このシルバーバレットを目的とした1枚の採用に留めています。
3 《ロイヤルセイバー・オーレリア》
5/4/6の突進・指定攻撃・守護、条件を達成すればさらに+2/+2に加えてオーラという強烈な除去耐性すら持つロイヤル2枚目のレジェンドレアカード。
《天剣の乙女》と比べるのはあまりにもかわいそうなのでやめよう。
《ロイヤルセイバー・オーレリア》はレジェンドレアという最高レアリティに設定されたカードでありながら前に寄せたロイヤルでは全くと言っていいほど採用が見られないカードで、一般的な【ミッドレンジロイヤル】でも1~2枚の採用が殆どというのがよくある共通認識でしょう。
採用に後ろ向きな理由としてよく聞かれるのは、
「相手の場が3枚以上無いとただの《天剣の乙女》5/4/6である」
「肝心の《王家の御旗》とのシナジーがあまり無い」
「積極的に相手を攻撃したいロイヤルなのに、テキストの条件が受動的で自分から攻めに回る性能が低すぎる」
と言ったところでしょうか。
本当ですか?
条件を満たした《ロイヤルセイバー・オーレリア》は5/6/8に加えて即座に盤面に影響を及ぼす突進、未行動のフォロワーすら咎める指定攻撃、それでいてこのフォロワーとの戦闘を強要する守護を持ち、さらにオーラも獲得しこのカードを除去で後から対処する事も不可能と、同PP帯で環境最強のフォロワーと呼んでも誰も異論を唱えない程の凄まじいカードパワーを持っています。
しかもボーナス達成の条件がアプリ版から大幅に緩和されており、
「相手の場のフォロワーの数」から
「相手の場のカードの数」となっているためアミュレットを戦場に展開される【秘術ウィッチ】・【コントロールビショップ】戦を含めたの多くのマッチアップでボーナスの達成が現実的なものとなっています。
言うまでもなく盤面戦が主となるアグロ・ミッドレンジ対面では、対戦相手から見てボーナスを達成させてしまった《ロイヤルセイバー・オーレリア》は中盤の攻撃テンポ・リソースの全てを吸収してしまう上に盤面トレード以外に除去する方法が皆無というこの世の全ての悪夢を体現したかのようなフォロワーです。
かといってこのカードをケアして盤面を2面に抑えてターンを渡すと返しに展開カード+《疾風怒涛》や《闇を纏う暗殺者》進化で軽々と盤面をひっくり返されてしまう可能性もありと、対面した段階で相手のプレイング面で大きな負担を強いる事が可能です。
さらにボーナスを達成していない状態でも5/4/6の突進・指定攻撃・守護は他のGRと同じかそれ以上のスペックであり、同ターン中の進化権を温存しつつ突進で即座に盤面に触る事も可能で、さらに守護まで持っているといつ引いても全く弱いカードではありません。
現状シンプルに3枚のこのカード以上に採用したいカードが無いのもありますが、《王家の御旗》を置くテンポロスを構築段階で緩和したかったという狙いも相まって、このデッキにとてもマッチしている強力なカードだと僕は認識しています。
《ロイヤルセイバー・オーレリア》はカード名・フレーバーに違わず、プレイヤーに勝利と栄光をもたらす【ミッドレンジロイヤル】最強の守護者なのです。
3 《アルビダの号令》
前項の《ロイヤルセイバー・オーレリア》で盛り上がっている皆様の手前大変申し訳無いのですが、デッキ内で2番目に弱いカードのご紹介に入らないといけません。
5PPのカード1枚で3/2疾走・2/2・1/1を一気に生成と一見とても強力な押し付け性能を持っているかのように見えるのですが、いずれのトークンも体力が低く除去耐性があるわけもないので返しの全体火力にとても弱い盤面になってしまいます。
適当にプレイすると返しにより強いカードをプレイされたり、簡単に盤面を逆転されて速やかな敗北に直結します。
高コスト帯の中でこのカードにしか出来ない事は「5PPで同ターン中に3点のダメージを出しながら最低限の盤面を形成する」というただ1点であり、《王家の御旗》がある時にプレイしてカードパワーの上昇を図ったり、相手の全体火力の返しに即座に体力を詰めるといった明確に強い使い方を意識しないと、プレイしたら敗北するカードがデッキに3枚入ってるのと変わりません。
デッキ全体のパワーを担保するために現状3枚採用していますが、他に採用したいカードが現れた場合最も枚数が減りそうな候補です。
1 《セージコマンダー》
お待たせしました、デッキ内で最弱のカードのご紹介です。
かつての【ミッドレンジロイヤル】のいわゆる「乙姫セージ」最強時代を知っている僕からしても大変心苦しいのですが、実際弱いので嘘をついても仕方がありません。
シャドウバースエボルヴのカードは全体的にアプリ版から大きく性能がアッパー調整されているカードが多いので、昔のようにただ《海底都市王・乙姫》→《セージコマンダー》の流れを狙った所でせっかく作った盤面が崩壊していたり、高火力の全体火力で強化した盤面ごと全てを失ってしまったりする展開がザラです。
もっと悪いと理想的な場面でも《セージコマンダー》ではなくそもそも他のカードを出した方が強かったりと、かつての強さは影を潜めまるで良い点がありません。
ではそんなカードをなぜ採用しているのかというと、《王家の御旗》や疾走フォロワーが無く、かつ体力的にもまだ盤面の強度を維持しないといけない中盤~終盤の状況を想定して《宝杖の司令官》でサーチし最低限の戦略の一貫性を保つ目的で1枚だけ採用しているに過ぎません。
残念ながら、不要となればいつ不採用となってもおかしくない1枚です。
3 《ツバキ》
6/5/4で疾走か相手フォロワー1体の除去のどちらかを選択できる、ロイヤルのスターターデッキに収録された3枚目のレジェンドレア。
6PPというコストは相応に重いものの、疾走でフィニッシャーにもなれる確定除去持ち5/4はシンプルでありながら裏目が少ない1枚であり、横展開には《ロイヤルセイバー・オーレリア》、単体で強力なステータスを持つフォロワーには《ツバキ》とデッキ内での除去範囲の補完も出来ています。
殴る事も除去する事も選べる、対応力・カードパワーを追求したカード選択に重きを置く【ミッドレンジロイヤル】のデッキ性質をよく体現している1枚です。
デッキ内でも貴重な相手のステータスを問わない確定除去を備えたカードなので《宝杖の司令官》でサーチしておく機会も多く、ドラゴンの《ファフニール》やビショップの《ジャンヌダルク》といった強力な全体火力持ちフォロワーに対しては、盤面のマウントを再度取り返す完璧なカウンターアクションとなります。
適当に疾走で走らせると返しにバッチリ咎められて地獄を見るので(0敗)、6PPと重いこともあり出し所はゲーム中にしっかり考えておきましょう。
こいつもテキストがシンプルだからあまり書く事が無い
2 《フロントガードジェネラル》
7/6/8守護というマッシブなフォロワーでありつつラストワードで2体の2/2守護も遺してくれる、フレーバーを余すことなく体現した通称「凌ぎおじ」。
カードテキストから受ける印象としては「終盤相手の攻勢を受けきる為の防御的なカード」なのですが、このフォロワーの本当の強さは攻める側に回る場面で発揮されます。
ロイヤルの現状のカードプールの中で唯一の《テミスの審判》や全体火力を受けても盤面を維持できるカードなので、そのようなカードを多く搭載している【ランプドラゴン】・【コントロールビショップ】対面では終盤プレイできたか否かが勝敗を分ける程のキーカードです。
相手がいざ処理に回ろうとしても、このカード1枚で築く盤面の全てに対処するのは非常に困難です。
特に【ランプドラゴン】対面での活躍は目を見張るものがあり、上述のように除去にも耐性がある他都合3体の守護により《ダークドラグーン・フォルテ》《ジェネシスドラゴン》といった強力な疾走フォロワーでの勝ち筋も完全に塞ぐ事が可能です。
現状唯一の天敵と呼べるのは【コントロールビショップ】が採用している消滅除去の《破邪の光》ですが、相手が4PP余らせている時にはプレイを控える事でケアでき、そもそも食らっても普通の1:1交換なのでそこまで過剰に気にする点でもないでしょう。
ロイヤルというクラスでミッドレンジ以降の速度帯に寄せる大きな魅力の1つであり、隙あらば7ターン目に最速プレイして一気に試合の流れを傾けたい狙いがあるのと、1回処理させた後に《宝杖の司令官》でサーチしてダメ押しをする事も可能になるので、2枚採用しています。
6.採用しなかったカードの紹介
各カード解説も長くなってしまったので、ここではサラッと不採用の理由を箇条書きしていくだけとさせて頂きます。
・《クイックブレーダー》
単体のサイズが小さ過ぎて簡単に有利トレードを許してしまい、《宝杖の司令官》でサーチして1点出したい場面も皆無でした。
・《メイドリーダー》
1ターン目以外で引いた場合のテンポロスと進化権の被りが深刻。
しかも進化能力持ちしかサーチできないので、デッキ内でも重要な役割を持つ《ロイヤルセイバー・オーレリア》《ツバキ》《フロントガードジェネラル》にアクセス不可。
各カード解説でも書いた通り、現状10枚全てが絶対に必要なエボルヴデッキの枠もありません。
・《ヴァンガード・レイサム》
2ターン目以外でプレイする事が許されず、サイズ以外他の全ての2PPフォロワーの下位互換です。
・《アサシン》
一見終盤にも必殺で利用方法がある優秀な2PPフォロワーに見えますが、このカードが場にいる場面で相手がみすみす除去されたくないフォロワーをレストしてくれる訳がない上に、即除去したいカードが出たところでスタンド状態には無力。
体力も低く必殺を目論んで先置きしておくと全体火力の被害が広がってしまうので、総じてカード1枚分の仕事をしません。
・《ルシフェル》
進化で上取りして返す盤面が非常に弱く《フロントガードジェネラル》の方が除去耐性が高い。進化の枠もありません。
・《ギルガメッシュ》
終盤の詰め以外の仕事ができず対応力で《ツバキ》に大きく劣っています。
・《エクスキューション》
構築段階で想定している場面には全て《宝杖の司令官》のプレイさえ間に合えば対応可能なので、除去しかできないカードは不要です。
7.課題と今後
上記の構築を踏まえて今後の事を考えるのであれば、変更が必要になるかもしれない点がいくつかあります。
今回の【ミッドレンジロイヤル】の構築では《王家の御旗》との相性や単体でのカードパワー・対応力に重きを置いたカード選択に終始しているため、【超越ウィッチ】のような速度勝負になる相手にはビートダウンが間に合う公算が立ちづらいです。
そのため環境に【超越ウィッチ】が増えた場合は《猛襲》《ロイヤルセイバー・オーレリア》等のあまり有効でないカードを減らし、デッキをいくらか軽量化する事が求められるかもしれません。
また現在のカード選択が環境で多くを占める【ランプドラゴン】【コントロールビショップ】といった遅めのデッキ相手に寄っている上にライフを回復できるカードが皆無なので、《ロイヤルセイバー・オーレリア》での蓋が間に合わないと【アグロナイトメア】には豊富な本体火力でライフを詰め切られてしまいます。
幸い中盤以降のデッキパワーならこちらの方が上回っていますし守護を持ったカードも多いので、序盤から意識して盤面からもらうダメージを抑えていくようにする事で現在の構築のままでもある程度の対応は可能です。
8.最後に
初めてデッキ解説記事を書いてみたのですが、自分の思考をあれもこれもと書き出しているうちに想像以上に内容が多くなってしまいました。
そのため僕が実践している各対面でのプレイやマリガン方針については、今回の記事が好評なようでしたら別記事としての執筆を検討させていただこうと思います。
何の知名度も実績も無い平凡なTCGプレイヤーである僕が酒の勢いで書いた記事が、ほんの少しでも世の悩めるエボルヴロイヤル使いの皆様の力になればこれほど嬉しい事はありません。
この記事が参考になったよ!という方、ロイヤルで友達に勝てるようになったよ!という方、サポートして頂けると非常に嬉しいです。
今後の励みにもになりますので、よろしければご検討をお願いします。
また今回の記事を執筆するにあたり、友人のたかやねず氏(@takayanezu MTG エターナル・ウィークエンド・アジア2018 モダン部門チャンピオン他)にnoteの使い方のご指導や記事構成のアドバイス、校正・校閲他多大なるサポートを頂きました。ここに多大なる感謝を申し上げます。
1万5千字を超える長文に最後までお付き合いいただいた事に、最大級の感謝を示したいと思います。
それではまたどこかでお会いしましょう!
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