【Zatsu】香りの世界へ行こう8
アンバーという言葉から何を連想するでしょうか。それぞれの環境に応じて答えも変わるでしょうが、いちばんポピュラーなのは琥珀かもしれません。
そこから転じて、琥珀の色、琥珀をイメージした香り、などに派生していきますが、もとをたどるとアンバーグリス(Ambergris)にいきつきます。そして、このアンバーグリスを日本語で龍涎香といいます。
龍涎香はマッコウクジラのおなかのなかで生成される結石なのですが、これが長い時間を経て変質し、香料となります。そうなるともう、その希少価値ゆえ