一周回ってまた『スパイク・プロテインのシェディングがー』と言い張る馬鹿が出てきたみたい。

#陰謀論の棚にある方の  あっちゃんwがまた記事を書きそうなので、先手を打っておこうと思いますwww。

【和訳】

【主張】『Pfizer社はCOVIDワクチン接種者がスパイク・プロテインを排出し、未接種者に害を与えることを確認した』←デマ屋が言い張っているだけ。

【PolitiFactの最終判断】繰り返し否定されてきたCOVID-19ワクチンの 『シェディング 』という考えはやはり誤っている。

・COVID-19のワクチンを接種した人は、スパイク・プロテインを排出して誰かに害を与えることは出来ません

・COVID-19ワクチンの排出に関する主張は4月に広まり始め、何度も否定されてきました。

・Pfizer社は、COVID-19ワクチンのシェディングが可能であることを確認していません

春には、ワクチンを接種した人がCOVID-19ワクチンを「排出(shed)」し、周囲の人に害を与えるという主張が広まり始めました。それから6ヶ月が経過した今、この誤った主張は一周しました。

10月27日のブログ記事には、"Pfizer Confirms COVID-Vaccinated People Can 'Shed' Spike Proteins And Harm The Unvaccinated. "と書かれています。この主張は、ワクチンのシェディングに関するデマが広まっていた4月のプレスリリースにまで遡ることができます。

この投稿は、Facebookのニュースフィード上の偽ニュースや誤報に対処する取り組みの一環としてフラグが立てられました。(Facebookとのパートナーシップについて詳しくはこちら)

COVID-19のワクチンを接種した人が、スパイク・プロテインを排出して誰かに害を与えることは出来ません。多くの専門家がこの考え方を否定しておりワクチンを弱体化させるための陰謀であるとしています。また、専門家は、ワクチン接種によって生成されたスパイク・プロテインは他人に感染することはないと述べています。

このブログ記事は、6月26日付のナショナル・タイムズ・オーストラリアの記事をソースとしています。その記事は、Christians For Truthの5月4日の記事を引用していますが、その記事では、偽情報の最終的な情報源であるAmerica's Frontline Doctors4月26日のプレスリリースを参照しています。この団体は、コロナウイルスに関する誤った情報や陰謀論を広めています

America's Frontline Doctorsがプレスリリースを発表した4月には、ワクチンの排出に関する主張が反ワクチン団体の有力なシナリオとして浮上していたとPolitiFactは報告している

America's Frontline Doctorsと見たら、『変わり者共がまた何か言い張ってんのか?』と思うようにする癖を付けましょうwww。

CDCによると、ワクチンの排出は「ワクチンに弱毒化されたウイルスが含まれている場合にのみ発生する」とされており、米国で使用されているCOVID-19ワクチンに、この条件を満たすものはありません。一方で、麻疹やインフルエンザなどの他のワクチンは、予防接種を受ける病原菌の断片または弱体化したものを使用しています。

クレームで言及されているスパイク・プロテインは、mRNA技術を使用したPfizer社やModerna社のワクチンに含まれています。CDCの説明によると、mRNAワクチンの仕組みは次のようなものです。ワクチンは、COVID-19の原因となるウイルスの表面にも見られるスパイク・プロテインの一部を作るよう体内の細胞に指示を出します。細胞はこのタンパク質が作り出され、表に顔を出してくると、「私たちの免疫系は、それがそこにあるべきものではないと認識し、取り除くために反応します」。その結果、免疫反応によって抗体が作られます。

スパイク・プロテインは無害で、病気を引き起こすこともなく、体内に長く居続けることもありません。

また、この主張では、人がスパイク・プロテインを排出する可能性があることを「Pfizer社が確認した」と書かれていますが、これには根拠がありません。この主張は、"America’s Frontline Doctors"の創設者であり、1月6日の連邦議会議事堂での暴動に参加したことが原因で逮捕されたSimone Gold医師が4月29日にツイートした内容端を発していると思われます。

Gold医師のツイートには、「Pfizer社の試験では、男性は妊婦に近づかないように警告されていた」とあり、妊娠中の「環境中のワクチン暴露」がどのような場合に行われたと見做されるかを説明したPfizer社の試験プロトコルの一部を引用しています。PolitiFactは、このプロトコルの一節について、「専門家は、あらゆる可能性のある曝露を広くカバーするための標準的な言葉と説明している。...(中略)Pfizer社のワクチンを接種した人に接触しても、ウイルス粒子には感染しない」と述べています。

治験中には、常に安全側に振ったちょっとやりすぎぐらいの用心をするものだと知らない馬鹿が専門家を名乗るなよと思います。

【評定】
あるブログ記事では、"Pfizer Confirms COVID-Vaccinated People Can 'Shed' Spike Proteins And Harm The Unvaccinated "と主張しています。

COVID-19のワクチンを接種した人はスパイク・プロテインを排出することは出来ず、ワクチン接種によって生成されたスパイク・プロテインは他の人に感染することはありません。米国で使用されているCOVID-19ワクチンでは、ワクチンのシェディングは不可能です。

Pfizer社は、人がスパイクタンパクを排出出来ることを確認していません。この主張は、同社の臨床試験プロトコルの誤った解釈に基づいています。

当社はこの主張をデマとします。

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