症候性SARS-CoV-2感染予防に対する二価mRNAワクチンの有効性-検査への地域アクセス向上プログラム(米国)、2022年9月~11月

【概要】

《この項目について、既知のことは何ですか?》

  • 一価mRNA COVID-19ワクチンは、SARS-CoV-2オミクロン亜種が優勢な時期の症候性感染に対して効果が低いことが分かっていました。

《この報告書では、どういう知見が追加されたのでしょうか?》

  • 米国で認可された二価mRNAブースター製剤のワクチン効果に関するこの研究では、二価ブースターは、過去に2、3、4回の一価ワクチンを接種した人に、症候性SARS-CoV-2感染に対する著しい追加予防効果をもたらしました。

  • 一価ワクチンの免疫力が低下しているため、二価ブースターの効果は、直近の一価ワクチン接種からの時間が経過するにつれて増加しました。

《公衆衛生活動への影響はありますか?》

  • 全ての人は、推奨されるCOVID-19ワクチン接種を最新の状態に保つ必要があり、対象者には二価ワクチンブースター接種も必要です。


➡Josephyoikoの感想:

  • 否定的なことは何も述べられていませんよね。

  • 『爺テメエは何を読んだんだよ』と言いたくなりません?


【考察】

2022年9月14日~11月11日に全国の薬局でSARS-CoV-2感染の検査を受けた有症状成人において,二価mRNAワクチンは,2,3,4回の一価ワクチン単独での過去の接種と比較して,感染に対する追加の防御効果を発揮することが確認されました。今回,新たに承認された二価mRNAブースターワクチンのVEの推定値が初めて公表されました。本研究では、二価のブースターは一価のワクチン単独接種と比較して、最後に一価のワクチンを接種してからの時間が経過する程、相対的な効果が増加することが示されました。

承認後の免疫原性試験では、一価ワクチンまたはBA.4/BA.5を含む二価ワクチンを4回目に接種した後、BA.4/BA.5に対する中和抗体価は同程度であることが示されていますが(5、6)、免疫原性試験は、一般的に臨床的影響を測定するために設計されているわけではありません。この実臨床試験の結果から、米国で承認されている二価ワクチン製剤は、過去に一価mRNAワクチンを2、3、4回接種した人に投与した場合、更なる予防効果を発揮することが示されました。

一価ワクチンを接種してからの時間経過に伴うVEの低下は、オミクロンが優勢な時期に観察され、オミクロンBA.4/BA.5系統が優勢な時期にはより急速に低下しています***。本研究の結果、二価ブースターにより、BA.4/BA.5およびその亜種の循環期間中に症候性SARS-CoV-2感染に対する防御が得られ、一価ワクチン接種後に低下した防御を回復出来ることが明らかとなり、直近の一価ワクチン接種からの時間が長い程rVEが増加することが証明されました。本研究の大部分(81%)は、BA.4/BA.5が優勢な時期に実施されたものです。BA.4/BA.5優位の期間に限定した結果は、BA.4/BA.5サブライン(BA.4.6、BA.5.2.6、BF.7、BQ.1、BQ.1.1を含む)優位の期間のデータを含む示した結果と有意差はありませんでした。

  • 二価ワクチンを使うようになって悪くなったこと等一言も書いていないわけだがwww。

  • ひょっとして爺はワクチンの効き目が落ちた頃にブースター接種を行なうと回復するって話を読めなかったんですかね?

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