アカデミー・オブ・カントリー・ミュージックがビヨンセを追放したという見出しは風刺記事から派生したものです。

風刺記事を発端とする主張を広めるSNS上の投稿に反して、カントリー・ミュージック・アカデミーは、アルバム《Cowboy Carter》リリース後のシンガー・ソングライター、ビヨンセに終身活動禁止処分を課していません。

ネット上の投稿には、写真と共に次のようなキャプションが添えられています:「速報: カントリー・ミュージック・アカデミーがビヨンセのアルバム《Cowboy Carter》のリリース後、『彼女が唄うジャンルではない』として、ビヨンセに無期限の活動禁止令を出す」

しかしながら、アカデミー・オブ・カントリー・ミュージックのウェブサイトにはそのようなアナウンスはなく、そのような禁止令に関する信憑性のある報道も存在しません。

風刺サイトEsspotsに掲載された、風刺とタグ付けされた記事には見出しの一つが掲載されています。Esspotsは、風刺とパロディニュースを専門とするウェブサイトSpaceX Maniaの子会社であると自称しています

Facebookの風刺ページであるSpaceX Fanclubも、4月11日の投稿でキャプション付きの画像を掲載しています。

アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック並びにビヨンセの代理人は、ロイター通信のコメント要請に対して回答しませんでした。

【評定:誤りです】

  • アカデミー・オブ・カントリー・ミュージックがシンガーソングライターのビヨンセに終身活動禁止令を出したという指摘は、風刺的なウェブサイトから発信されたものです。

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