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リスクに見合うリターンを要求する必要がある リスクを考慮して安く投資した度合いがディスカウント幅であり年率で表したものをディスカウントレートと呼ぶ ディスカウントレートは要求利回りや期待収益率と同じ意味で使われる 例 一年先のFCFが100円 ディスカウントレート8% 現在価値は8%でディスカウント100/1+0.08=92.6 一年先のFCFの現在価値 *92ではないことに注意 よって 遠い未来の100円の価値<現在の100円の価値 永久に続くFCFの現在価値の合
PL→CF 売掛金の増加→売掛金の減少 減価償却、買掛金の増加→在庫の増加、買掛金の減少 FCFとは 営業CFから投資CFを差し引くと「本業から現金を稼ぐ力」=「FCF(フリーキャッシュフロー)」を計算できます 材料費や人件費や税金を払い終わった後の数字です 余ったFCFの使い道 株主還元、非恒常的な投資、貯金、借金返済
日常生活で使うリスクは悪いことを指す。 ファイナンスの世界のリスクはブレの話。 例: 家から会社までタクシーで行った場合かかる時間 平均10分だが日によっては8分かかったり12分かかったりする。 FCF(フリーキャッシュフロー)で考える A社の5年後の企業価値は10億円±1億円 ±が大きいほどブレが大きい=リスクが大きい
ディスカウントとはリスクを加味して現在の価値を計算する際にどれぐらい値切るかである。 例: 人に貸したお金が戻ってくる確率はその人をどれだけ信頼できるかで決まる 信頼できる人(リスクが低い人)にはそれほどディスカウントせず(値切らず)にお金を貸せる
利益は複雑 売り上げ-費用 費用は減価償却費など実際の支払いにタイムラグが生じる費用もあるため、ある意味恣意的である。 キャッシュフローは極めてシンプル イメージとしては財布 現在のキャッシュはお財布の中を見れば一目瞭然 増減も財布の中のキャッシュを見ればよい
DCFの主な流れ ①フリーキャッシュフローの将来予想を作る ②ディスカウントレートを使って割引する ③これで企業全体の価値がわかるので、負債を引く ④発行済み株価で割れば、1株当たりの価値=あるべき株価がわかる