【女性社長コラム#3】女性専門の整骨院を開院した理由
女性社長.net編集部です。
女性社長コラムでは、女性社長.net会員様に執筆していただいたコラムをお届けしていきます。
第3弾となる「女性社長コラム」は、東京都葛飾区で女性に特化した整骨院を運営する、健康美容株式会社の青木季美子さんです。
青木さんの営む整骨院は、国家資格者(柔道整復師)がおこなうバストアップ(育乳整体)の施術&医療や栄養の知識共有で、コンプレックスの解消だけでなく健康にもなれると好評。
そんな青木さんに、事業立ち上げ当時~現在まで積み上げてきた工夫の数々について書いていただきました。
それでは、どうぞ !
私は東京都葛飾区青戸で女性専門整骨院を経営しております。私自身がけがをして整形外科や整骨院にお世話になることが多く、患者としてよくかかっていました。
でも、整形外科は手術適応でなければ湿布と痛み止めを出して終わり。整骨院はおじさん先生が多く男性に触られるのは嫌だと思うこともあったし、枕が臭かったり、清潔とは言えない環境だったこともありました。
もっと女性に寄り添った整骨院が欲しかった。
だったら自分で作っちゃえ!と思ったのが事業立ち上げのきっかけです。
現在はケガの治療よりもバストのお悩みや美容目的で来られる方の方が多くなってきました。
開院~リピーター獲得まで
小さな工夫を積み重ねていく
夫の転勤で東京へ→起業を決意
夫の転勤のためコロナ禍で大阪から東京へ。毎日ゴルフ練習場に通うも大阪のようにゴルフ友達もできない。いつ大阪に帰れるかもわからない。
じゃあ、もうやっちゃえ!ってことで整骨院始めちゃいました。
初日来院人数0から、好転した理由
創業塾に入ったり、交流会に入ったりそれなりに人脈は築いたつもりでした。
でも、初日の来院人数はなんと0でした。
そこから必死に周りの店舗にご挨拶に入ったり、チラシを配ったりしましたが、なかなか売上にはつながらず・・・。
大好きなゴルフ専門に絞っていたのですが、これをやめて女性に振り切ったところで好転しました。
ブルーオーシャン戦略という言葉もあるけれど、パイが小さすぎると成功しない、全くの0→1がどんなに危険かということを思い知らされました。
リピーターを増やすコツ?「東京って実は…」
私は旅行が趣味で色んな場所に行きますが、正直なところ1番精神的に病んでいる人が多いのは東京ではないかと思います。
ちょっとしたことでもめてしまう、相手を思いやればそんな言葉言えるはずがないことも平気で口にしてしまう人が多い。余裕がないのだと思います。
だからみんなつい人と距離を取って本音を話せずストレスをためてしまう・・・。
当院にきて色んなことを皆さんお話しされてストレスを置いて帰る。
もちろん、ケガの治療や姿勢改善など体のお悩みの改善もしますが、会話も当院に通い続けてきてくださる理由の一つだと実感しています。
柔軟な働き方が、業界変革にもつながる
当院の理念は「女性が働きやすく通いやすい大人女性の保健室になる」ことです。
地域貢献として訪問鍼灸マッサージも始め、今後は他社の健康経営にもお力添えできる会社になりたいと思っています。
そのためにも週5日8時間勤務に拘らず働き方にも柔軟に対応していき、いずれ当院で働いた方が帰郷してもそこでしっかり自分の力で稼げるように育てていける企業になることが目標です。
女性には体力的にも精神的にもきついこの業界に入って、働き続けられずキャリアをあきらめてしまう方が多いのです。
そんなこの業界を変えていきたい。
それこそが多くの女性のワークライフバランスに貢献することに繋がると考えております。
最後に:自分を元気にする言葉
編集部:青木さんより、ご自身を元気にする言葉をいただきましたので紹介します。
「死ぬこと以外はかすり傷」
青木さん:職業柄、たくさんの方を見送ってきました。
最後交わした言葉で1番多いのは「先生、もういいよ」です。
諦めたら人生そこで終わり。
諦めなければ成功への道は繋がっている。
失敗は成功への道しるべだと思い今後も研鑽を続けます。
女性社長.netよりひとこと
青木さん、お忙しい中、コラム執筆をありがとうございました。
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