どうなる?どうする?所得制限のない高校授業料の無償化!
「待ったなし」の少子化対策に国や地方行政が一体となって取り組むべし!
私は常々このように思っています。
抜本的な少子化対策、そして教育機会平等のため、高校まで授業料無償化、そして学校給食も無償化してもいいんじゃないか?ってね。
「抜本的な」という視点での提言なんですが、同じようなことを以前にも書いたことがあると思いますが・・まぁ、それだけブレない私の信念だってこと。笑
もちろん、かなりの国家予算も必要になると思いますし、施策としては現実的ではないのかも知れません。
でも、しつこいようですが「抜本的な」という視点なんです。施策を小出しにしている余裕なんてないと思いませんか?
それだけ少子化対策には「待ったなし」だと思いますけどね。
そういった中、先日大阪府知事選挙で再選を果たした大阪府の吉村知事から、選挙公約に掲げた「所得制限のない高校授業料などの無償化」を実現するための取り組みが示されました。
はい、教育改革、既存のシステムに風穴を開けてくれることに大いに期待したいですね。
でも、その内容には愕然としましたね。
それは、来年度から大阪府民が通う府内の私立高校の授業料について順次、所得制限を設けず無償化していくこと、さらに、大阪府民が、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県の私立高校に通う場合も無償とするように各府県に協力を呼びかけている、というものです。
なぜ大阪府民だけ?
もちろん、大阪府知事なので大阪府民目線なのでしょう。でも、他の府県に協力を呼びかけるとは・・維新らしくないですよね。
もしかしたら、私の認識違いであれば申し訳ないとは思いますが、何度もNHKニュース記事を読み返しても、やっぱりそういうことですよね?
しかも、素案では私立高校の年間の授業料が、府が定める「標準授業料」を超える場合、学校側が超えた分を負担するとされています。
私学に負担を求める?
はい、当然こうなりますよ。確かに私立の学校経営に関与しすぎだと思いますが。
学校の選択肢は子どもやその親たちにあるわけですからね。
この「賛成できない」との意見を受けて、大阪府の吉村洋文知事は「1校1校の意見を聞き、理解を得られるようにしたい」とのコメントを出していました。
さらに、大学の授業料も無償化するとか。
いやいや、流石にこれはやりすぎでしょ。
私なんて地方都市の工業高校卒業なんですが、それでも十分頑張れてますから。苦笑
いずれにしても、これを契機として「待ったなし」の少子化対策に国や地方行政が一体となって取り組んで欲しいと願います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?