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小郡鳥栖南スマートIC開通に思うことは?

誠の心を尽くして行動すれば、いつかは必ず天に通じ認められる。


小郡鳥栖南スマートICは、九州自動車道の鳥栖JCTと久留米ICの間に設置され、今月、6月9日に開通します。

ところで、みなさんはスマートICと言えば、どのような形をイメージしますか?

ちなみに、私はすでに設置されているPAやSAを利用して、ETC専用の簡易な出入口がある、そんな形をイメージしますけどね。

でも、小郡鳥栖南スマートICはゼロから作り上げているんですよ。もはやETC専用という言葉を除けば、一般のICと何ら変わりがないんですね。

しかも、お隣には九州のヘソと言われる鳥栖ICがあり、その立地の良さから多くの企業が進出しています。

もう片方のお隣には商業都市で賑わっている久留米ICがあり、鳥栖ICと久留米ICは約10キロしかなく、車で6、7分という距離なんです。

従って、この区間内の味坂地区にICを作るということは、普通では考えられないことです。

しかも、繰り返しますが、すでに設置されているPAやSAを利用して、ETC専用の簡易なスマートICではないですからね。

到底無理だろう・・誰しも思うところです。

「夢物語?冗談じゃないですよ。必ず成し遂げますよ」

一人の政治家が声を上げ、約20年にわたって関係各方面に働きかけ続けていたんです。

私もご縁を頂いて、幾度となくその思いを直接耳にする機会もありました。

到底無理だろう・・から、もしかして本当に実現出来るのでは?そんな思いに変わってきました。

まさに「郷土愛」の政治力だと私は思います。

ICが出来れば、高速道路への車の乗り降りが発生します。まぁ、至極当たり前のことなんですが、これにより、経済活性化の起爆剤となり得るんです。

事実、周辺地域の変わりようだとか、企業進出を鑑みれば、その事業の効果が分かるものです。これからは鳥栖ICと一体となった物流拠点としての相乗効果が出てくるものだと確信しますね。

いや、久留米ICとの相乗効果もありますよ。

いやいや、佐賀を含めた福岡県南地区全体での、まさに九州のど真ん中に位置することで九州全体への経済効果も期待できるものです。

それにしても20年という年月。

「至誠通天」とは、中国の儒学者・孟子の言葉ですが、誠の心を尽くして行動すれば、いつかは必ず天に通じ認められる、という意味ですが、まさにその言葉が当てはまると思います。

何事においても、一つ一つの課題に誠実に取り組み、精一杯の努力をすれば、必ず願いは叶うという学びですね。

はい、私もそんな学びに気付かせていただける、素晴らしいご縁に感謝です。

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。 故に、夢なき者に成功なし。

吉田松陰先生の言葉とも重なりますが、大切にしたい人生指針ですね。


おまけの一枚は上空より。大阪伊丹空港から鹿児島空港に向かうフライトです。

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