日本はモノづくりが経済の根幹を成すと思いますけどね。
不変の「品質と安全」をベースに企業の進化をはたすべし!
私のビジネスライフの出発地点はトヨタグループの中核「デンソー(当時は日本電装)」であることは多くの人が知るところです。
その中で、私はTIE(トヨタ生産方式を使ったIE工学)に丸7年間没頭し、モノづくりの現場改善に従事していました。
トヨタの歴史を知ることはマストだし、その歴史を知ることで日本の自動車産業が飛躍してきた「鍵」はなんであったのか、また不易流行の中で守り続けなればならないのことは何なのか、それらが叩き込まれていくわけなんです。
その一つが「品質と安全」であり、これは業種・時代を超えてわが社の根幹をなす大切な価値観となっています。
そのトヨタグループ「発祥の地」となるのが、豊田自動織機という会社です。
近年、トヨタグループでは、トヨタ自動車の子会社であるダイハツ工業での国の認証取得の不正問題があり、まだ記憶に新しいところですが、今度はその豊田自動織機が生産するディーゼルエンジンで認証取得の不正があったようです。
当然、このエンジンの供給を受ける国内向けの人気車両ランドクルーザーを含む6車種、海外向け含めて10車種の出荷を停止する事態に至りました。
出荷停止は工場の操業停止にも直結するので、その被害額は甚大です。
まぁ、私が働いていたのは35年から40年ぐらい前なので、当時と今では様々なことが変わっているので何とも言えませんが、少なくても「品質と安全」は不変のはずですからね。
「一体何が起きているのだろうか?」と気になるところです。
やっぱり日本はモノづくりが経済の根幹を成すと思いますからね。ほんと、天然資源の乏しいわが国の生命線だと思いますよね。
話は少し変わりますが、今、熊本県菊陽町を中心とした周辺地域が半導体バブルにあると言われています。
その理由は、世界最大の半導体受託製造企業、台湾積体電路製造(TSMC)が、熊本県菊陽町への進出を発表したことにあります。
調べたところによると、熊本県菊陽町には半導体生産に欠かせない水資源が豊富にあるとのことで、台湾では水資源がないとのことがその背景あるようです。
でも、もともと熊本都市圏ではその道路の作り方もあって慢性的な交通渋滞が課題となっていますが、今後さらにそういった交通渋滞に拍車をかけるものです。
となると、当然アクセス道路の新設や既設道路の拡幅といったインフラも整備されてきます。
さらに住宅環境も整備されてきますし、町が税収で潤うと様々な公共事業によって住民サービス施設も整備され、地域経済も活性化してきます。
はい、モノづくり産業が元気になると、その影響は計り知れない、ということです。
だからこそ、台湾企業も良いけど、日本企業にも頑張って欲しいものです。
そしてやっぱりモノづくりリーディングカンパニーであるトヨタグループへの期待も大きいものですからね。
あっ、もちろん私も頑張りますよ。はい。笑
おまけの一枚は、うきは市で見つけた美味しいお店の紹介。海鮮丼専門店「さしみんば」さんです。はい、贅沢な蘭とを楽しめました。笑