UR-U LIVE 金融講座

投資の基礎知識

・日本は投資後進国
日本の現金預金の割合は5割を超えていて、国民半数が現金を銀行に預けたまま。→対する米国はわずか15%、それ以外はほとんど資産運用に回している。

・投資をしている人の割合
日本で投資をしている人の中で、約半数以上を占めているのが60~70代のお年寄りたち、そして20~30代の現役世代はわずか3割ほどしかいない。
→20代で貯蓄300万円以上ある人はわずか11%、現代社会で仕事一本で給料を増やしていくのは中々できないので、投資などの資産運用をしていかなければならない。※経済投資と自己投資のどちらもやる!

・学ばない日本人
先進国の中サラリーマンの中で日本人が一番学んでいない。
その割合わずかの4%、そして将来に目標がある人がわずか39%
→昔の高度経済成長期の名残で、何もしなくても給料がどんどん上がっていくor自分に限って首を切られることはないと思ってる人が多い。
↪︎経済の成長が完璧に止まっている今の日本でその思考はかなり危険。

投資の基礎知識
・インフレリスク
→資産を現金預金だけにしておくと、インフレとデフレの影響を受けて預けているお金が無駄に流れてしまう可能性がある。

↓インフレリスクを考えて投資を始める前に....

・個人投資で損した人は72.4%!
・その平均損失額は525万円にも達する(ベンツ一台分)

投資の「と」の字も知らない人のために投資信託というものがある。

投資信託って何?
わかりやすく言えば「弁当箱」、弁当屋はまず食材を沢山買って、調理して弁当箱に詰めて販売する。投資信託も同じで、運営会社が株式や債券などを資金分詰め込んでくれるのが投資信託。

運営会社とは?
調べれば沢山出てくるが、何を得意分野としているかでかなり変わってくる。
証券銀行系だと「ゴールドマン・サックス」「JPモルガン」
信託銀行系だと「三井住友トラスト・アセットマネジメント」
生保・損保だと「朝日ライフ・アセットマネジメント」
独立・その他は「ありがとう投信」や「セブン投信」など
このように様々な運営会社がある。

債権と株式の違いについて
→債権とは
・会社の債券に対し資金を貸す
↪︎赤字だろうが黒字だろうが必ず返ってくる。
※リスクはかなり低いがその分リターンも低い

→株式とは
・会社の事業に対し軍資金として貸す
↪︎事業の成功・失敗で多額の利益を得ることもできれば損失を食うこともある。
※リスクが高い分リターンも高い。

J-REITについて
J-REITとは不動産投資法人のことを指しており、仕組みは様々な投資家がJ-REITに投資をして、その投資金を元にJ-REITが不動産運用を行っていき、そこで得た収益を分配する。というのが仕組みの概要、投資信託の運用会社と少し似ている気がする。

現物不動産について
・家賃による賃貸収入を得る事ができる
・資金として多額の借金をするのが一般的
・流動性がなく、売買の際にかなり手間がかかる
※流動性:一般的には物の流れ動く容易さを指しており、不動産場合、売りたいときに買手がいなければいつまでも自分の手元に残ってしまうような状態を流動性がない。という

投資信託のメリット・デメリット
メリット
・小額から始める事ができる
・運用をプロが代行してくれる
・個人では難しい地域(国外など)や資産に投資ができる
・商品の透明性が高い
→何に投資しているのかわかりやすい

デメリット
・手数料がかかることもある
・投資したお金が減ることもある
・複雑な仕組みの商品があり、理解に苦しむこともある

海外株のメリット
・円資産ヘッジができる(通貨分散)
・大きな収益が期待できる
・一株から投資する事ができる
⏩日本人9割が国内株を購入している
※カントリーバイヤンスのせい(自分の故郷のものを贔屓目に見てしまう心理現象)

日本の金融リテラシー
G7の中で7カ国中6位、投資信託業界では25ヵ国中24位
→この数値の低さはタイや南アフリカよりも下になっている

日本とアメリカのビジネス形態の違い
日本はフィー型ビジネスと言われていて、売買手数料だけで利益を上げている。
→回転率を上げるために売買が終わると客を放置する-->客の利益は知らんぷり。的な感じ
一方アメリカの場合はコミュッション型ビジネスで、
客の利益の一部が自分の収益になるため、意地でも客に稼がせるように努力する。

ファンドの信憑性を確認するためには、「bloomberg」を見るべき
→もし名前が無ければ最近できたか、詐欺の可能性が高い

まとめ
経済投資と自己投資はどちらも大事
まずは投資信託の仕組みを知ろう
日本の投資信託レベルは世界最低

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