都知事選と父のこと。

父は、こんな風に私が語るのを嫌がるかも知れないけれど、あくまで娘の私から見た話なので、許してもらおう。
もう、父がいなくなって10年近く経つんだなぁ。あの咳払いが懐かしい。
最後はやめていたけどずっとヘビースモーカーだったからか、父はしばしば咳払いをしていて、その音で父を認識していた。
父の命を縮めたものの1つだとは思うけど、父を特徴づけていたのもそれだったのだろうなとか思いもする。
嫌いなところも沢山あったけど、会えないとなるとやはりさみしい、と思う程度には時間が経ったのだなぁ。
父はオバマ前大統領に似ていたので、テレビなどでオバマ氏を見かけるとつい、あ、お父さんだ、と思ってしまう。随分な認識だと思うけども。
そんな父と、都知事選の事をつらつらとツイートした。
https://twitter.com/jonyblueyoshiko/status/1278688615824912387?s=21

ということでね、選挙権ある人は、出来るだけ都知事選、投票に行って欲しいんだな。今回、本当命かかってると思ってる。小池都政が続けば見てくれだけ気にかけて中身は腐り切って崩れ落ちるような気がしてる。どうぞ、地味で堅実に仕事をしてくれる人を選んで下さい。
(この人、と思っている人がいるなら無理にとは言わないけど、特に決まってないならそういう人を選んで欲しい)
私は子どもの頃から選挙の時には両親や祖母に振り回されて悲しいことが多かったので、無理強いはしたくなくて、その人が自分で良いと思う人に投票して欲しいと思ってるから、誰々さんに一票を!と言うのは嫌なんだけど、決まってなくて困ってるならこの人はどう?とは言いたいし、相談されれば真剣に話したいし、それで私と違う結論に至ってもそれはそれであなたが決めればいいと思ってるので、どうしてもふわっとした語りになるけれど。
でも、これは、私がこれから先も自由に制作し、表現する為に必要な事だと思うので、皆が生きていけるよう、自由を享受出来るよう、表現を受け取れるような世の中であるために、その土台のために、必要な事だと思っているので、口はばったくても言わざるを得ない事なのだ。

決戦は日曜日。その日、この街がどんな方向に舵を切るのかが決まってしまう。
祈るのはどうか、この先も自由であるよう。好きな場所がなくならないよう。みんなで生きていけるよう。そんな街であり続けますように。

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