各国BLにハマってきた私から見る、色んなボーイズラブ

あくまで、私の一個人的な感想であり、これが全て正しいわけではないということ。
それを念頭において読めない、多少のことでも気になって仕方ないお友達は、好きなBL作品を読みに帰ろうね。
誤字脱字は心の目で読んでね。


日本BL
検閲がゆるいので、獣姦、近親相姦でもとにかくなんでもある。
一ヶ月の間に、出版される量がとにかく膨大。
一次創作特化の即売会もあるため、プロアマ問わず多種多様なBL作品が読める
一巻完結型の作品が多いので、作品を勧めやすい。
漫画や、小説のクオリティの全体の平均値がかなり高い。
他の国が低いわけではないが、背景の書き込みや、画面の構成力、言葉の表現力の豊かさは、随一だと思う。

もっとこうなったらいいなな点
規制が緩すぎる。
18歳以下でも簡単にエロ本が手に入るし、ウェブでも読める。
同じレベルのものが、同人になると年齢確認必要になる。おかしいよね。
良くも悪くも発行数が膨大ゆえに、長期連載よりも単巻ものが多いので、もっと読みたい!と思った作品が、1巻以降でない。逆にいえば、一冊の中で綺麗にストーリーを収める構成力が高い。ただ、物足りなさを感じる場合がある。
作品が好きすぎるゆえ。

韓国BL
かなりの量の邦訳版が日本に輸入されているので、お気に入りの作品に出会えるかも!
私の知る限り、大抵が週刊連載のスタイルなので毎週一喜一憂できる。
短編より圧倒的に長期連載スタイルの作品が多く、長く楽しめる。
ほとんどの作品が、毎週フルカラーで連載してる。すごすぎる。読める絵画。
ウェブで読めるので、気軽にサクッと読める。
週刊連載だが、各作品ごとに配信の曜日が違うので、毎日いろんな作品が読めるので、エブリデイハッピー!
ラブコメ〜シリアスまでなんでもあるし、エロシーンがすごい作品が多い。あと、ナニのサイズが規格外な攻めがいっぱいいる。
ガタイのいい受けが多い。
もう一度言います。ガタイのいい、肩幅が広い受けが多い。
とてもうれしい。

もしかしたらハードルが高いかもな点
いわゆる縦読みコミックス。この形式に不慣れだと読みづらいかも。
単行本がなかなか出ないので、紙で読みたいタイプの人には不向き。
1話1話は安いが、単話買いなので長期連載になってくると気軽に勧めづらくなる
プラットフォームが分散しているため、自分の読みたい作品がメインで利用しているサイトで配信されなかったりする。
小説があまり輸入されてない。
出版社さん、アロシャの花の原作の邦訳版を出してください。

中華BL
良い点
ハードカバー数冊分の読み応えのある作品(完結済み)がたくさんある!
逆CPに出会うことがほぼない。作家さんによっては、逆も解体も禁止してる。優しいね。
リバ好きな人は頑張って、探してください。
一つのCPのお話をじっくり時間をかけて描くので、一作読むだけでしばらくひきずる(いい意味で)
(頑張って翻訳ができれば)日本でいうところの、なろうみたいなウェブサイトで小説が読めるので、お手軽。しかも価格が尋常じゃないくらい安い。このボリュームの小説をこの値段で読んでいいの?慈善事業?となる。
昔封神演義にハマってたタイプのオタクにはうれしい、中華ファンタジーBL作品が大量にあるので、最高。
現代物はもちろん、SFものもある。うれしいね。ただし、自力で翻訳できれば。

これから期待な点と、悲しい現実
魔道祖師は原作、アニメ、ドラマ、漫画、ボイスドラマ、全てがあるが、他作品の邦訳版はまだ少ない
アニメが二期以上想定で作ってるからか、中途半端なところで急に終わる。
良くも悪くもどの作品も長すぎて、人に勧めたときに大抵いつか読む(見る)ねと言われる。
悲しいね。
国の検閲で、放送予定が消え失せたドラマやアニメががある。制作終わってたのに。
国の検閲が厳しいため、作品がまるごと消えたり、エロシーンが削除されたり、漫画のエロシーンやキスシーンに謎の光が入って見えなかったり、作者が逮捕されたりする。
自由に創作ができる未来がいつかきますように。
邦訳版が出ないなら、繁体字版か英語版が出るのを待とう。
 

タイBL
タイエンタメ界隈がBLドラマに力を入れているので、制作ペースが異常。毎クールBLドラマがある。
1クールでさくっと見れるドラマが多い。
出てくる俳優がとにかくかっこいい。
人気が出るとその俳優がペアで活動する。いつも仲良し、うれしいね。
あくまで個人的な所感ではあるが、2000年代くらいのぴゅあでときめく少女漫画文脈の、胸が愛らしさで苦しくなるタイプの作品が多い。
逆にシリアスな作品は、辛さで胸を刺してくる。
マイノリティーへの理解が、日本のドラマよりも圧倒的に高いので、見ていて不安になることがない。昔の作品は多少気になるところもあるが、今は世界に売ることを意識してからかなり改善された。

大変な点
日本でのプラットフォームがまとまってない。
この作品はこの配信サイトで、この作品はあっちで、全部見ようと思うとサブスク代だけで膨大な金額になる。
本国各社のYouTubeや、向こうの配信サイトでで無料で観れるが、日本語字幕はあまりないので、自動翻訳で見ることになる。
稀に有志が邦訳版をつけてくれるが、ほんの一部。
新作の配信当日にジオブロックが発覚してキレる。
タイ語がとにかく難しい。

まじで作品を見るのはいいが、タイ沼にずぶずぶになるのはお勧めできない点
とにかくイベント運営に難ありな会社が多い。もし初めてイベントに行く時は、周りの反応を見よう。
良くも悪くもおおらかな性格で、おおらかすぎてイベント前日にドタキャンしたことがある。
お金払ったのに物が来ないこともある。なんでだよ。
俳優くんや、ドラマは常に最高なので、会社がどうにかしてください。

番外編
アメリカ
カップリングの表記が曖昧で、逆も全て同じタグ。固定には本当の地獄。
予告なしに、カントボーイに当たる率が異常。
私は好きです。

台湾
ありがとう繁体字版。
君がいたから。
日本語できる人が多くて、感性も近い印象。
台湾のBLドラマ、WBLには日本語喋るキャラが出てくる。WBLを見よう。
同人即売会も盛ん。
いつか行ってみたい国No.1
 


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