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aoの音作りを解説してみた

どうもjon-YAKITORYです。


先日新曲を投稿しまして、今日はその音の作り方でも書いてみようかと。


まずドラム。

aoではキック(バスドラム)は3種類使い分けてます。

最初のABメロは808のキックを使い、間奏部分ではオーケストラ大太鼓を使ってます。それ以外はEDM系の図太いキックを使ってます。

ちなみに、808ドラムはちょっとだけ左になるように配置してます。

なぜかというと、鼓動を表現したかったからです。

なので、聞いた時の体感でできるだけ下(心臓の部分)になるように、EQで高音を削って低音を出すようにしてます。

正直、そんなのわかるか!ってくらい細かいことなんですが、まあ楽しいのでありということで。


ベースは、2種類使ってます。

サビはシンセベース、これはトリリアンに入っているRoland系のベースですね。

それ以外はMODOベースのエレキベースを使ってます。

Roland系のシンセベースは結構今の時代のトレンドで、超低音のサブベースを鳴らしているヒップホップとかダンスミュージック系に影響は受けてます。


海外アーティストのライブとか行くと分かるんですがめちゃくちゃ低音出すんですよね。

CD文化に慣れちゃってる人達は100ヘルツ以下は削りがちなんですが、空気を揺らす上でかなり重要な帯域なので減らすべからずです。

その帯域はイヤホンとかヘッドホンでもビリビリ揺れるので、臨場感が増すんです。


ピアノも2種類使ってますが、音作りはほぼ変えてないですね。

パン振りとかリバーブ具合を、1番とそれ以外で変えてるだけです。

1番はピアノの音量を大きめにして、圧迫感を出してるんですが、サビでグイッと横にパンを振って開放感を出してます。

ギターとかハモリとの位相の関係もありますが、基本は開放感重視です。


ギターですが、3万円くらいのテレキャスを使ってます。

それにアンプリチューブのプリセット(たしかフェンダー系のアンプだったかな?)をぶっ刺してるだけです。

ギターの音にこだわり出したら本当にキリがなくて作業が進まないので、基本プリセットをちょっと弄るくらいしかしません。

一から作るなんて無理!!!


あと意外と大事なのがシェイカーです。

サビで後ろでずっとシャカシャカと16分を刻んでるんですが、あれのおかげで楽曲にノリが出てます。

逆にあれがないとクソつまんない曲になってると思います。

それくらいシェイカーとかタンバリンって曲の中で大事です。


シェイカーはstylusのプリセットのどれかを使ってます。(覚えてない)

stylusはいちいち打ち込まなくてもサンプル音源みたいにMIDIをコピーできるからめっちゃいいです。

スイングさせたい時でも、そのMIDIを編集すればいいだけですからね。



と、ほぼこれだけでこの曲は出来てますね。

トラック数はどれくらいだったか…たぶん50は使っちゃってた気がしますね…

曲全体としてはThe Chainsmokersやporter robinson、ZEDDのstay、米津玄師の馬と鹿とかからインスパイアを受けてますかね。


特殊でテクニカルなことはあんまりしてなくて、歌と世界観を引き立たせるためのアレンジって感じです。

間と空気が命ですね。


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「ao」→ https://youtu.be/iAaoDk29IyM

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