『アロネ』の音楽的なこと・音作りを解説【パラ音源販売】
どうもjon-YAKITORYです。
昨日、『アロネ』という新曲を投稿しました。
聞いてない人はぜひ聞いてみてください。
すっごい頑張って作りました。
というわけで、今日は音楽的なことと、音作りに関して書いていきます。
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音楽的なことに関して
基本的にⅥM7-Ⅴm(Ⅴ7)-Ⅰ-Ⅰの繰り返しです。
サビで1音下げの転調をしています。
個人的な印象なんですが、サビで1音"上げ"ではなく1音"下げ"たほうが、流れに張りが出るんですよね。
力強く、そしてエモくなるイメージです。
コード自体は難しいことはしていないので、弾き語りとかもしやすいです。
アレンジで目立たせるというよりは、あくまでメロディと感情を良く聞かせるための曲にしてるつもりです。
リズムはスイングしてます。最近の流行りですね。
DTMでスイングやろうとすると面倒なんです実は。
でも面倒くさいことが大事なことだったりするんだぜってその昔、宮崎駿という偉いお坊さんが言っていました。
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音作りに関して
続いて音作りに関して書いていきます。
見てもらえばわかりますが、ほとんどKOMPLETEの音源とWavesの数種類のエフェクターのみを使ってます。
難しいことは何もしてなくて、基本プリセットをちょこっといじるだけ。
かっこよければそれでいいんです。
・ドラム系
キックはEDM系のサンプル音源をサンプラー(Buttery4)で鳴らしています。
ちょっとブレイクビーツ感も欲しかったので、アタック強めの音固めの設定にしてあります。
コンプもかなりガッツリかけてますね。
EQは60Hzあたりをちょこっと上げて中域を下げてます。
メインのスネアはFuture Bass系のサンプルパックの中に入ってた音を使ってます。たしか3000円くらいだったかな。
リムと一緒に鳴らしているような気持のいい「スコンッ」って音なので気に入ってます。
2番のサビとAメロの8小節目のフィルにはみんな大好きAddictive Drums2です。
フィルの方は音が高めのやつを使ってます。ルームは切らずに、割とバシャバシャ鳴るような設定にしてた、、、はず!
タムはKOMPLETE10に入ってるSutdio Drummerです。ほぼ何もいじってません。ローカットしたくらいですかね。
シンバル系も同じくSutdio Drummer。Bメロや2番Aメロ等、時折TR-808風のハイハットが入ってます。
これはKOMPLETEに入ってるButtery4の808プリセットのものです。
あと、シェイカー。Stylusのコピペコピペです。アタックの強い楽器が多かったので、コンプをガッツリかけました。
そして、イントロとアウトロのブレイクビーツっぽいパーカッションはStylusの「BreakBeats」プリセットの中に入ってるやつをコピペで使ってます。
・ベース
ベースは3種類を使い分けてます。
まずはサビ以外ではTrilianのシンセベースを使ってます。
「Synth Bass」みたいな項目の中の上から2番目を使ってます(名前は覚えてない。「なんちゃらSAW」でした)
Saw波のベースなので2k ~4k ,8kあたりは本来おいしいところですが、ちょっとこの曲では耳障りなので削ってます。
1サビとラスサビではMODOBASSのを使ってます。
あんまりブリブリしすぎず、良い感じで鳴らしてます。特別なことは特にしてなくてもいい感じになるのがMODOBASSのいいところですね。
2サビでは同じくMODOBASSですが、ピック弾きのゴリゴリベースにしています。
ドンシャリEQにして、ちょっと歪ませてます。
あと、味付けとしてエンベロープフィルターを薄くかけてます。
これ全部MODOBASS上でやってます。
・ギター
ギターは3万くらいのテレキャス。
Amplitubeのマーシャルプリセットで、Trebleをめちゃくちゃ低くしてます。
たぶん時計の針で言うと8時の位置くらいまで絞ってます。
高音担当の楽器がたくさんありますし、ボーカルとコーラスを立たせたかったのでギターはあくまで中域のみを支える役目になってもらいました。
・ボーカル
ウナですね。1AメロではSuger、サビ以降はSpicyを使ってます。
声はめちゃくちゃ重ねてます。
コーラスメロディは2種類あって、さらに主旋律のオク上とオク下も入ってますので、
全部で5声のボーカルです。5声って。。。
wavesのボーカルライダーで強弱をある程度整えた後、コンプをごっつかけます。
EQは100Hz以下は切って、200も若干落とします。
1~2k、4k、8kあたりをそれぞれちょこっと上げれば完成です。
ちなみに落ちサビのラジオっぽい声は、
WavesのGTRというアンプシミュレーターのオーバードライブエフェクターをかけてます。
通常はギターアンプを突っ込むくらいがちょうどいいんですが、
今回はもっとガビガビにしたかったのでオーバードライブを突っ込みました。
・バス
ボーカルとドラム系とギターのそれぞれにバスを作って、コンプとかEQをうっすら整えた後、リバーブをめちゃくちゃ薄くかけます。
WavesのIRというやつです。
これをかけとくことで、特にギターがイイ感じに奥行きが出てくれます。
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大まかなところこんな感じですかね。
詳しく書きすぎると読みづらくなるのでこの辺で。
もっと解剖したい!って人はパラ音源を販売してますので、よければ参考にしてみてください。
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「こんなんやってみたよー!」ってのをTwitterでリプとかでもらえたら見に行きます。楽しみ
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