『才能なんてない』という事に気づいたもん勝ち
jon-YAKITORYです。
音楽をやって、音楽に苦悩していると必ずぶち当たるのが『才能』問題ですよね。
「あいつには才能があるのに自分は…」とか、「自分には才能があるのになぜ評価されない…」とか、いろんなパターンの才能に関する悩みがあると思います。
ちなみに僕は才能がない側です。
それはもう、結果や実績が示すとおり。重鎮でも大物でも有名でも気鋭でもない。
ただ、才能はないのですがおそらく器用ではあるんですよね。
だから、若い時は多少荒削りでも評価をしてくれる人は「若さフィルター」をかけてくれるから、才能があると言ってくれたんですよね。
『可能性を感じる』っていうのに似てるかも。
でも自惚れちゃいけない。
そもそも、『才能がある』と言われて浮かれてしまい本当に自分には才能があるんだと思ってしまうのは、『才能』の本質がわかってなかったからなんですね。
当時の僕はアホだったので普通に自分には才能があると思ってました。
じゃあ、才能の本質ってなんなのよってこと。
才能っていうのは、なんだか普通のイメージでは生まれた時から授かったギフトみたいな感覚ですよね。
生まれた時から音楽のパラメータが人よりちょっと優れてるみたいな、そんなイメージ。
でもそれは、ハリーポッター症候群ですよね。
普通の冴えないやつかと思いきや天才魔法使いだった的な、そんな展開現実にはないのです。
才能っていうのは『資質』ではなく『状態』です。
自分が持っている特性のひとつではなく、周りが『才能がある』と認めたら才能があるという事になる、つまりは『称号』とか『レッテル』なんです。
この理論だと、『才能がある』と言われていた時の僕は確かに才能があったのでしょう。
でもそれは、特別なギフトがあったからじゃなく、「才能があると言われるような条件をたまたま満たしてただけ」だったからなんですよね。
才能ってのはそんなもんなのです。
『才能がある』と言ってくれた人の数×その人の影響力で、才能の大きさは決まるんです。
つまり、僕らが何となくイメージしている『授かりもの』の才能なんて誰も持ってない。
僕らはそもそも才能がないんです。
ただ努力していたり、好きで突き詰めてたら、たまたま『才能がある』と言われるだけなんです。
だから、才能があるとかないとか、悩む意味は全くないわけですよね。
だって絶対的な才能なんてないんだから。
ただただ、自分の好きなことに没頭し、好きを突き詰めたらそれがいつの日か僕らの才能になる。
『才能なんてものはない』がわかったら、好きなことを自由にやりやすくなると思うんです。
ちなみに僕は何年か前まで凄く苦しかったですが、今は自由に好きな物を作れてます。
よかったら聞いてみてね
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?