短編を描く事について
前回アップした16ページの読み切り。
自分がこれを描いた目的は「短いページ数でまとめる力をつける」ためでした。
ヨバイって聞くと、なんだかエロ怪しいイメージだけど昔はそうじゃなかった事とか、
昔の人も今の人も心は変わってないよね、的なところとか。
そういう点を、ダラダラと長く描くのではなく、短くまとめてこそ漫画力アップに繋がると思ったから。
あわよくば漫画賞に投稿してみようかなとも思ってました。
…しかし。
漫画関係の方に読んでもらい、色々と指摘を頂いたところ、
伝えたいものが分からない
…と言われまして、本当にその通りだなぁと納得してしまったんです。
あとは、
魅せページがない
…とも。
本当に指摘頂いたことがその通り過ぎて、自分がまだまだ実力不足だと思い知らされました。
しかし、そこで自分は思いました。
確かに16ページでも魅せページは作れるし、伝わる漫画を描くのも可能だと思うんです。
ただ…自分の漫画は、舞台が昔の日本。
さらに色々な風習も紹介しつつ、感情移入も促しつつといったこだわりもある。
16ページじゃ伝わる漫画を描くのは無理なのかなぁ、と。
では次にどう描くか?どう表現するか?
ページ数を増やした作品をつくりたい…。
何かが読者に届く作品を描きたい。
しかし、ページ数多いと描きあげるのに時間がかかる。
自分は絵が下手だし、ページ数多いのは激しくダルい。
私、さすらいの縄文人は弱い人間です。
自分の課題が分かっているにも関わらず、次に8ページの読み切りを描いてしまいました。
そしてその8ページ漫画を、とある漫画賞に応募してしまいました。
次こそ32ページ位の漫画を描きあげたいと思います。
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