見出し画像

2023阪神JF馬券予想

2歳牝馬初のG1レース。
レースデータは少ないものの色々なデータを駆使して答えにたどり着く予想は楽しかったりする。もはや謎解きゲーム感覚でやってます。
今回使うのは以下データ達
(1)ラップ分析
(2)過去レースデータ
(3)臨戦過程
(4)レース映像

(1)ラップ分析

前半3F(平均):34.5s
勝ち馬上がり(平均):34.5s(4コーナ位置平均7位)
過去10年の平均ラップ見ても分かるように阪神JFは前半ペース流れる消耗戦。よくあるスローのヨーイドンにはならない、過去見ても33s台での1着は2回しかない。
これは牝馬最初のG1でスプリント路線からの参戦が多いのとコーナーまでの距離があり前半の位置取り争いが激化するから説が濃厚。2F目最速でここで足を使うので最後の1Fは減速ラップになることが多い。

過去10年平均ラップ

(2)過去レースデータ

過去のラップデータ前半3F(平均)34.5sに近いレースを抽出して比較
【データ推奨馬】
◎コラソンビート
1400m重賞経験している分前半の追走ができることは証明済み。牡馬混合で紛れの少ない東京での重賞勝っているのでシンプルに速い。上がりも充分使えるのであとは距離持つかかが課題。
◎キャットファイト
アスター賞のラップが優秀、2歳レコードは散々言われているので過剰に人気する可能性も高いのが懸念。
◎カルチャーデイ
前半が流れた1400m重賞の勝ちは評価できる。テンが早いので前走より楽に追走できるのはプラス。コラソンビートと同じく距離持つかが課題。京都と違い最後に急坂ある阪神では更にタフさ要求される。
◯サフィラ
アルテミスSの2着評価、チェルヴィニアは強すぎた。ラップ的にも新潟2歳Sより楽逃げできたショウナンマヌエラを余裕で交わしている。内容的にはアスコリピチェーノより上の評価。

テンスピ:過去平均1F:12.3sを過去クリアしている馬は◯

(3)臨戦過程

2歳牝馬の重賞なので余力のある過程であるかは重要。詰めたローテや輸送はできれば避けたい。迷ったら栗東>美浦。そして近年の傾向だとノーザン・社台の有力馬はやはり重視したい。
【データ推奨馬】
◎サフィラ、ルシフェル
共に年4戦目でレース間隔充分、輸送もないノーザン馬。ここを狙って取りに来ているローテション。
◯アスコリピチェーノ
早々に勝ち上がり外厩仕上げで余力万全。新潟で輸送経験もありそこまで懸念することもない。
▲コスモディナー
夏の連戦で勝ち上がり余裕持ったローテで挑めるも、馬体重の減少が懸念点。

レース間隔は4週以上プラス評価

(4)レース映像
2歳なので過去データだけでなくレースで強い勝ち方をしたか、どんな相手を倒したかも重視。スローの前残りや少頭数でのギリギリ差しなんかはあまり評価したくない
【注目馬】
◎コスモディナー
クローバ賞では不利な大外枠からずっと外を回しながら早めに前捉えに行き、とても下手くそなコーナリングをしての圧勝。ドナベティにも完勝。ローカルばかりなので目立たないがむちゃくちゃなレースして強い勝ち方なのでデータ無視した穴候補として注目。
◯ルシフェル
萩Sは少頭数なのでスムーズに行けたのはあるがスローの逃げ残り展開を差し切った。小倉2000mも加速ラップで勝利しているので展開無視して勝てる馬力がある。ただ追走力に課題あるため軸にはしにくい。
▲ステレンボッシュ
サフラン賞の負けは外回り過ぎたせいで勝ち馬より内容はいい。赤松賞も悪くない内容だが楽な展開であった分そこまで上位評価しにくい。

(5)展開予想

開幕2週目でまだ内も使えるし土曜の2歳未勝利で1:33.8sの好タイム出る高速馬場、イン前は恵まれる。
テリオスルル、ナナオ、プシプシーナの逃げ争いにファンタジー組も前取りに行くため例年通り前半34s台で流れるのが濃厚。特に有力馬回避で混戦模様が前残りを狙うバイアスとして騎手にあるはず。

★馬券買い目★


本命:サフィラ
対抗:コラソンビート

有力馬回避で押し出され感あるがチェルヴィニア相手の2着だったアルテミスで世代上位とやれてる分ここでは有力。
コラソンビートは距離不安あるも世代重賞ならこなせると見て。追走力と上がりは1番安定している。

紐候補
コスモディナー
キャットファイト
アスコリピチェーノ
ルシフェル
1番おすすめはコスモディナー、何故か体重減ってるがレース内容に対して人気がない
キャットファイトはオッズ妙味ないがまた恵まれそうな枠と展開が向く可能性もある
アスコリピチェーノは成長力、ルシフェルは鞍上と前が少し手薄と見て

思い切ってファンタジー組は軽視、京都好走できてても阪神では坂で止まると見てます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?