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2024年馬券回収率UP戦略

前置き(競馬DBの説明)

昨年PythonとPowerBIを利用して競馬DB(データベース&ダッシュボード)を作成したもののあまり効果的な活用はできなかったです。ただ利用している中で今年の競馬に活かせそうなデータがありました。それは後で説明するとしてまず競馬DBとは?の簡単な前置きです。

①データ取得
PythonのBeautiful Soupを利用して、WEBサイトからデータを自動取得
②データグラフ化
PowerBIのダッシュボード作成で自動的に表グラフ化。各種スライサーでデータのフィルター簡易化
③自動判定
PowerBIのDAX関数でラップデータからペースと注目馬を自動判別
【ペース】
・ミドル 
   → [前半3F‐後半3F]が±2s以内
・ハイ 
   → [前半3F‐後半3F] が-2s以下 (前傾ラップ)
・スロー 
   →   [前半3F‐後半3F]が 2s以上(後傾ラップ)
【注目馬】
・前(ハイペース前残し)
 →ハイペース以上で最終コーナ3番手以上で4着以内
・後(スローペース差し切り)
 →スローペース以下で最終コーナ8番手以下で4着以内

競馬DB画面1(ベストウィッシュC 出走馬を設定)
競馬DB画面2(ベストウィッシュC 出走馬を設定)

この競馬DBのメリットは違う条件やペースのレースを使ってきた馬でも1画面で並列評価できるので軸馬探しが時短できるというとこです。
注目馬はよく強い競馬をしたと言われる条件の馬で馬柱や競馬新聞などで探すと時間かかるのですがこの競馬DBだとすぐ表示できるようになってます。

本題:2024年馬券戦略

前置き長くなりました。本題はここから。
上の競馬DB注目馬のレース結果が以下の通り

1~4着まで注目馬で6着も注目馬でした。毎回こんなに上手くハマることはないですがwin5等色々な条件戦のあるレースで使っててこのようにダート短距離戦では注目馬が馬券内に来ることが多かったです。

ここで注目点としてはこれは偶然なのか?ということです。
個人的にはいくつかの理由から偶然ではない思っており、これが2024年の馬券戦略のヒントだと考えています。

理由1:レース展開
”例えば開幕週阪神2000m等の直線短く前有利だと思って馬券勝ったらハイペースになり前総崩れの差し決着になった。”という経験多いんじゃないでしょうか?
競馬はコースで前有利展開ということも多い(※1)ですが、一番影響を与えるのは騎手の心理じゃないかと思ってます。特に開幕週や直線短い等明らかに前有利というバイアスがあると騎手も前の意識が強くなりハイペースになることが多くなります。反対に誰も逃げたくないので全員控えてスローペースになるという場合もあり、特に芝の中長距離レースは展開予想が難しいです。
しかし短距離戦、特にダートの短距離戦はどうか?というと展開は決まった展開になりがちです。「ハイペースをバテず前で残した馬が勝つ」ほぼこれだと思います。つまり競馬DBの注目馬好走条件と一致する展開になるレースが多い。
※1:参考データ
https://note.com/jolly_willet345/n/na44dc762d586?sub_rt=share_pw

理由2:騎手の実力
レースの距離が伸びれば伸びる程、前半のポジション争い、中盤のペース配分、終盤の仕掛けどころ等騎手の腕や経験といった実力差がでる場面が多く、馬の実力だけでなく騎手が作る展開にレース結果が左右されます。
しかし短距離戦の場合、騎手が介入できる部分が少なく枠順やいかに不利なく進路取れるかなど運要素が大きくなり、騎手の実力差が出にくくなります。つまりよりその馬の特性(過去データ)に近い結果が出やすい。

上記2つの理由から競馬DBの注目馬はレース展開の再現性が高いダート短距離で来る確率が高いと結論付けました。更に騎手の実力というオッズに影響与える要素にもある程度目をつぶれるのでオッズ付く騎手でも狙えるという回収率的にプラスな点もあります。

またレース選択関しても
<新馬・未勝利戦>
→データ少なく馬の特性も不透明
<1勝クラス>
→馬のポテンシャルだけでレース展開覆す可能性が高い
<重賞>
→出走馬の実力が青天井。G1クラス馬はレース展開無関係で強い
ということで2~3勝クラス、L/OPクラスがデータ数も多く、オッズの付く穴馬を狙える機会も多いのでここをターゲットレースに設定することにしました。

結論:2~3勝クラス、L/OPクラスのダート短距離戦で競馬DBの注目馬(ハイペース前残し馬)を狙う
これが私の2024年馬券回収率UP戦略です。もちろん芝のレースも普通にやりますがある程度レートを上げて年間回収率100%超えを目指すための重点レースはこの条件で狙いたいと思います。
ちなみにダート短距離戦は年間約330Rあるのでオッズ妙味のあるレース絞っても充分選択できそうなレースは多そうです。

中央開催ダート短距離レース一覧

今回の馬券戦略の結果(回収率)は1年後の今頃に発表予定です🤗

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