思ったことがすべて実現する世界

ジェラシックパークの作者マイケル クライトン 原作の「スフィア 」は以前読んだことがあります。

SFとしてストーリー展開は とても 面白かったですね。

 心のなかの深層心理で思ってしまったことが、すべて実体化したらどうなるかという話でしたね。

思いがすべて実現する世界が
平和で天国的になるのなら  ・・・
それだと、良いのですが、
そうはならないから怖い。

じゃあ どうするかという話

太陽の法には 人間の魂の特徴として大きく2つがあげられています。


魂には いくつかの特徴があります。その一番目の特徴とは、創造的性質です。魂は、自分の意志によって、自由自在に自分をつくりかえていく性質が与えられています。つまり、どのような思いを持った意識体であるかを、自分自身で、決定できるということです。
                                            ー中略ー
魂の特徴二番目の特徴としては、仏の光の集中、発散中枢としての機能、性質を持っているということです。               ー中略ー
魂のなかには、この仏の光を集中、吸収したり、はっ散、増幅したりする性質があるということなのです。そして、仏の光を大量に吸収し、それを大量に放出することのできる人は、光の量が多い人といわれます。

太陽の法p74~

魂の持つ創造的性質

これが 人間が 神の子、仏の子であり  神仏から分かれ出た存在であることを示していると考えられます。

人間は心で 思うことによって 何かを作り出している。それが良きものであっても、悪しきものであっても、この世界に何かを創造しているのだと考えると、
今 世界が悪くなっているなら、それは 私たちひとりひとりの心が出している想念の集合体なのです。

現在80億人の人口に増えた地球。
この地球を作り出している 状況の 少なくとも80億分の1は 私もこの世界に責任があります。  社会的に影響の大きい政治家や起業家などのリーダー層やインフルエンサーは その力が大きいゆえに もっと責任が大きいかもしれません。

とはいえ、 各人が 自分の心から発信するものや、(目に見える形ではなくとも)創造している世界には 責任が問われるが 因果の理法だと思います。

一念三千と波長同通


太陽の法 「仏法真理は語る」の章です。

 太陽の法のp110からは一念三千について説かれています。釈迦が霊界から中国の僧侶  天台大師を指導した内容が語られています。

心の世界から観た人間には三千もの種類があるという意味で、心の変幻自在さ、無限界性を示す言葉です。

どこにでも通じることのできる心の世界が
ある一定の方向に 定まった場合、その世界に通じてしまう 波長同通の法則というものがあります。

阿修羅地獄 色情地獄 

 心とは、まさしく不思議なものだ。その念いが、修羅のごとくなれば、心は阿修羅界という地獄に通じて、いつのまにか、闘争と破壊の人生を送ってしまう。
 心の針が色情の方向に固定化されると、その念は、地獄の色情界に通じ、その針を伝って、地獄の亡者どもが、生きている人間の心に土足で入り込んでくる。その結果、生きている者は、あるいは女性に狂い、あるいは男性に狂って、地獄の亡者どもの情欲をはらす道具となりはてる。

無間地獄

仏を求めていた者の念の針が、どこかでねじまがり、増長慢となり、天狗となると、異説、邪説を説きはじめ、地獄の悪魔の声を如来、菩薩の声と聞き違える。そして、人々を迷わせては、自らも無間地獄に堕ちてゆく、あわれな求道者もいる。

天国の善人界(五次元界)

念うことが常に善で、天国の如来善人界(五次元界)尼心結が通じ天国の洗足池や友人が常に微笑み描けている者もいる

天国の菩薩界

人助けにつねに心を砕き、おごらず、高ぶらず、仏の道を求めている。その者の心はすでに天国の菩薩界に通じ、生きながらにして菩薩の境地にある。

天国の如来界

ある人は、仏法を世の人々に伝えることのみに心の針が定まり、その教え正しく、その人となりや清く、万人が手本にするに恥ない生き方をしている。その人の心、すでに生きなならにして、如来界に通じ、天上界の諸如来が、つねにその人を指導している。

😱私達の心は 天国 地獄に即座に通じる

天国地獄は、死んでからあの世にあるのではない。天国地獄はこの世にあり。この心にあり。人の念いの針は、すなわち、これ一念三千、あの世の天国地獄に即座に通じてしまうのだ。この事実を知ったならば、人々は日々止観し、心を静め静め、自らの人生をふりかえり、みずから一日をふりかえり、その心と行いをしている正してゆくにちがいない。


ここから 心を正しい方向に向ける八正道の教えへと繋がっていきます。

太陽の法は  このような
心の世界や悟りについて
教えてくれる稀有な有難い
魂の教科書だと思います。

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