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ハマスとイスラエルの 中東問題に関して 信仰を持つ立場からどう考えるか


幸福実現党 言論チャンネルをご紹介したいと思います。

党首 釈量子さんのお話です。

ハマスのテロ攻撃に対して イスラエルのガザ地区への反撃は 正当防衛の範疇を越え、世界でも批判が大きなものとなっています。

しかし、この争いは
イランを中心としたイスラム世界と イスラエルやアメリカを中心としたユダヤ キリスト教世界の戦争にも繋がりかねない ものになっています。


歴史的な経緯を含めた問題と
根深い宗教対立を 解決していくには
何が必要なのでしょう。

単なる領土問題では 解決のつかないものがあるようです。
信仰の問題も この戦争の背後にはあります。



旧約聖書と 新約聖書から
ユダヤ パレスチナ問題の深奥に迫る
釈党首の解説です。

旧約聖書は ユダヤ教、キリスト教、イスラム教にとっても 神の言葉が説かれた預言書とみなされています。

神から預かった言葉として信じられているのですが、
旧約聖書には 矛盾する2つの神の姿があるのです。

イスラム教徒の方からも、ユダヤ教徒の方からも 愛と慈悲の神を信じる 声があります。

2014年12月 リバティ誌 より
駐日パレスチナ大使ワリード・アリ・シアム氏


2014年 12月リバティ誌より
元駐日イスラエル大使エリ・エリヤフ・コーヘン氏

その一方で 現在のイスラエル政府の国防相からは ハマスに対して 動物のような人間だという 蔑視の言葉が出ています。
パレスチナの人々を 同じ人間として見ていない言動があるのです。
 これは ただの領土問題ではなくて 根深い
宗教対立があることが 旧約聖書を読むと理解できます。



旧約聖書のなかには ヤハウェの教えと
エローヒムの教えとが 混在しているようなのです。



以前、旧約聖書のヨシュア記などを読んで驚いたのですが、
主が与えたトサレル乳と蜜の流れるカナンの地には すでに先住民が住んでいたのです。
 
そこに、攻め入り征服した地で 主の命ににより、全ての者を滅ぼし尽くした という 記述が何度も何度も出てくるのです。

神が与えたとされる地の 元いた民を滅ぼし尽くす………



ヤハウェの教えが 我以外の神を信じる者に対して  このように苛酷なのは 
民族の神であるからなのでしょう。

 地球神エローヒムとは別の神であったということなのです。

キリスト教の愛の教えは エローヒム から降りた教えですが
後世のユダヤ、キリスト教を信じる人々のなかにも ヤハウェの教えも紛れ込んでいたのだと思われます。



普遍的な愛の神の教えを選びとることで
中東にも平和が訪れるものと 考えますし

日本は このような宗教対立が無い国として
仲裁の役割を担うことができる国の筈ですが

……


宗教の正邪も分からず
 宗教の使命に対する理解や尊敬がなく
 御利益宗教として
宗教を 集票の道具として利用するだけの
現在の日本の政治状況は
 非常に 残念なところにあります。

幸福実現党の創設者 大川隆法総裁は

自由
民主
信仰

という 観点から これからの世界未来の理想の姿を説かれていました。

まえがきには、このようにあります。


「自由」「民主」「信仰」こそ、未来の世界を切り拓くためのキーワードである。国民が幸福になり、幸福であり続ける溜めには、必須のチェックポイントである。
もう一つ「平等」という価値があるではないかという人もいるだろう。その通り。しかし、信仰なき人、宗教を信じない人たちの平等観には、常に、「悪平等」や、「結果平等」としての「貧しさの平等」がつきまとう。
それは時に、非現実なほどの独裁制や人権の弾圧につながりやすい。
「自由」が真に成立するためには、「チャンスの平等」と「公平な処遇」「成功せし者の騎士道的責任感」が伴う。人の幸福のためには、刑務所の中の劣悪な平等よりも、意志と力で未来を切り拓いていけるチャンスの平等的自由が必要である。そして各人がその権利を有しているという考えが、「民主」であり、人々が神仏の子であると考える「信仰」こそ、基本的人権が成立する基礎である。

この 自由、民主 、信仰 の観点から
世界の国々の在り方を考えて見たときに
やはり 欠けているものが多いと思えますし、
この
自由、民主、信仰の観点から
新しい素晴らしい国を創ることも可能だと
思えるのです。

地球神の言葉が 世界に拡がらねばならない
時代だと思います。

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