思いの力が持つ素晴らしさと怖さ 心のコンロールの大切さーAI時代に忘れてはならない心

大川隆法総裁 2019年出された書籍。

「心に目覚める」

    のまえがきには こうあります

幸福の科学の初期の頃には「心の教え」をかなり説いた。しかし、教団が大きくなり、この世の仕事とリンクする面が大きくなってくると、知識・情報の処理・分析を教えているように思う人も増えてきた。


私の悟りも、大量の知識、情報を処理することで身につけたものと感じる人が増えたらしい。その結果、「心が発見できない」仏弟子も現れてきた。
「学歴即悟り」と考えたり、「霊格が高いと美人度が高い」と考えるような外道がまかり通るようになる。それだと結局、悟りとは、この世の常識や知恵と大差のないものになるだろう。


 もう一度、原点に還り、AI時代に忘れられかかっている「心の総論」を説いてみた。これが「宗教の悟り」への入口だ。この向こうに、千年経ってもAIが届かない世界がある。

教えが説かれて30年ほど経つと やはり、理解できない人も出てくるということですが、果たして 私は わかっていたのだろうかと問い直すと心もとない気がします。

大川隆法総裁の書籍はすでに3000冊を越えるものとなっており 今から全部読もうと思っても そう簡単には読みきれるものではありませんが、速読法などで短時間に情報収集するような形で読める人もいるかもしれません。

けれども それでは どうしても、説かれている内容を「心」で味わうところまではいかないでしょうし、「頭」で 知識として理解したつもりで 誤解したまま受け止めていることもあるのだと思います。

心を見つめ、心に目覚めて、悟りに至る過程に関しては、その大部分は書かれていないものののなかにあります。それをやっているのが、実は幸福の科学の精舎です。

とも 書かれています。


初心者から修行を重ねた方にも 
新しい発見や気づきがあるのが
「両親に対する反省と感謝」といった研修です。


生まれてから親との関係でどう自分の心が
動き 何に喜び、何に怒り、何に悲しみ、何に怒っているのかを 子供時代の心になって見つめ直すことが できます。

結構 親子間の葛藤がその後の自分自身のものの考え方に影響していることがわかってきます。
これも、1回や2回の研修では 表面的なことしか出てこないのですが 静寂な環境で心を静める時間を持つと 浮かび揚がってくるもの があります。

もし、子供時代に 悲しんだり、苦しんだりしている経験があれば それを癒してあげなければ前に進めないことがあります。

両親に対する反省と感謝という研修には タイムマシンに乗って過去の子供時代の自分に出合って慰め、勇気づけることも可能な研修だと私は思っています。

大川総裁は

私の悟りも、大量の知識、情報を処理することで身につけたものと感じる人が増えたらしい。その結果、「心が発見できない」仏弟子も現れてきた。

このように書かれていますが、多くの書籍を読むだけでは やはり 自分の心はわからないし、いわんや「悟る」ということはできないのです。

人間の 心の領域には
「喜怒哀楽」「感性」「理性」「知性」
「意志」「悟性」等があり

理性は 理数的な頭脳を磨いているなかに強くなり
知性は本をたくさん読んだりすると身についていきやすくなる能力
「意志力  」はいろいろと困難なことを断行しているうちにだんだんと身についてくる能力とのことですが、

もう一つ
「悟性」というものがあるのです。
宗教的にいえば
「悟性」が、人間の能力として一番上に立つものになります。

と教えられています。


「思考は現実化する」という言葉を聞かれことはないでしょうか。

ナポレオンヒルの著作ですが
昔 これを読んでもさっぱりわからず 営業成績をあげるための本だと短絡的に考えていました。

何故 思ったことが 現実になるのだろう

と不思議だったのです。

太陽の法を読み直したあとに「 思考は現実化する」を読むと なるほどそうであったのかと 思ったことがありました。

心とは魂の中核部分なのですが、
太陽の法にはこのようにあります。

魂の創造的性質

魂には、いくつかの特徴があります。その一番目の特徴とは、創造的性質です。魂は、自分の意志によって、自由自在に自分をつくり変えていく性質が与えられているのです。つまり、どのような思いをもった意識体であるかを、自分自身で決定できるということです。

心の作用


心の作用とは、実は、仏が人間に与えた創造作用なのです。仏は お も いによって各次元構造をつくりました。三次元宇宙をつくり、人間の魂をつくり、人間の肉体をも作ったのです。人間そのものが、仏の意識体の一部であり、ひとつの完結した小宇宙でもあるわけです。したがって 人間の心の作用は、すなわち、これ、仏の創造作用と同種同根のものだといえます。
つまり、心のなかで考えること、思うことのひとつひとつが、この三次元宇宙空間と、多次元空間のどこかに、なにかを創造しているのです。そして各人のおもいの総合体が、実在界をつくりあげている力となるのです。


集団でも
この地上を仏国土、ユートピアにしたいと思う人が何十万、何百万と出てきて、その「念い」が集中、増幅されてくると、地上世界の一角から光が出てくる。そして人々の心にその光が浸透して、どんどん幸福な世界がひろがってきます。そのため、この世地上が「菩薩界」にと変わってくるのです。

根本仏 、創造主といっても良いでしょうが…
根本仏は おもい によって 世界を作られたのですが、仏の子である人間も その力を持っているということですね。もちろん 神仏のような天地創造まではいかないでしょうが、

私たちの「おもい」も日々 この三次元の世界にも それを越えた多次元の世界にも 何かを作り出しているようなのです。

こうなると 目の前に展開する「現実」は それが自分に 一見受け入れがたいものであっても
自分の心が あるいは作り出している「現実」かもしれません。

表面的には 望んでいない状況も あるいは 潜在意識で 自分が招いている状況であるかもしれないのです。


その心を 開拓して 創造的性質を ポジティブな方向で 建設的なものにすることもできれば

 ネガティブな方向で使って 世界を破壊してしまうこともあります。

この地上を ユートピアにしたいと思う人が増えていくこと、その思いのエネルギーが増えていくことが  幸せな世界を作る為には必要です。

本来の人間の本当の力に目覚めさせ、心の使い方の方向を教えているのが  主エル・カンターレの説かれる 仏法真理です。


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