幸福実現党 と 共産党

何年前になるだろうか

選挙前に共産党の投票を依頼する電話があった。

宗教を信じているので 宗教を否定する共産党は考えられない と伝えた。当事 幸福実現党かが立党していたから 尚更だった。

電話の向こうは 50代か60代 ひょっとしたら70代くらいかもと思われる声の印象だったが党員にはクリスチャンの方もいるのですよとのことだった。

後年 牧師さんをしていた女性が憲法9条を守れと奔走しているという話を聞いて 平和を守れという視点で共産党にも共感を持つクリスチャンや宗教者が多いのかと思った。

平和を守る為に 自分の国を自分で守る軍事力を持たなければならないと考える考え方は、日本の宗教団体には少ないのかもしれない。

政権与党に入っている公明党の支持母体である創価学会も護憲派だから 共産党と通じるものがある。

戦争は一般的庶民のは犠牲が大きいのはロシアのウクライナ侵攻を見てもわかるから人々を救済する宗教の立場からすれば 軍備は悪に見えるのかも知れない。

けれど 世界の歴史を見ても 軍事力の無い国家が簡単に他国に侵略されて消滅していくのを知ると 平和を守る=平和憲法を守る  とはどうしても思えない。

平和を守る  という 目的は 幸福実現党とて 同じはずなのだか、なぜか世間からはそうは思われていないようだ。

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