仕事中の熱中症の治療費300万円を自腹負担する中国の医療事情 からみる日本の医療保険制度の綻び
日本人は医療費にどれだけお金がかかっているかを理解している人は少ないと言われています。
スイスでも道で倒れたご老人のために救急車を呼ぼうとしたら遮られたという話を スイス在住の方のブログで読んだことがあります。
救急車を呼ぶと 20万円くらいかかるようです。日本と同じ感覚でいると 親切心が仇になってしまうこともあるのかもしれません。
中国では1回の治療で何百万とかかるので
ありとあらゆる手段を使っても
日本に来て日本の医療を受けようとする人たちが出てくるということを 妙法さんは話されています。
出稼ぎに出た農民工の人が6年間かかってようやく貯めた300万円ほどの貯金が 仕事中の熱中症の治療で全て使いきったという話を聞きますと、日本の医療制度は本当にめぐまれていることを痛感します。
日本人は 今あるかは環境が当たり前だとなっ感謝することを忘れていますが、 日本も戦前でも保険制度が充実していなかった頃は 病気の治療のために家屋敷を売ったとか大きな借金を抱えたとかいう話も聞いたことがあります。
海外からも日本の医療制度を利用するために人がやって来るとなると もう助け合いの精神で作られた保険制度などは持たなくなってしまうでしょう。
また 海外から利用されるだけになっている日本の制度や 利権化している医療についても
護るべきところと 改善すべきところを考えないといけないでしょうね。
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