断髪小説「イメチェン企画の舞台裏(前書き)」

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今回は「テレビ番組のイメチェン企画」をテーマにしました。

<登場人物>
マナ(アナウンサー)
→入社1年目の新人アナウンサー
<ジャンル>
イメチェン企画、不本意断髪、カメラ前羞恥

※小説内に登場する人物や出来事はフィクションです。

ある番組の企画会議にて、
「イメチェン企画」のキャスティングが話し合われていた。

これまでは、街中で声をかけた一般人をそのまま美容室に連れて行ってイメチェンする流れでやっていた。しかし最近はモデル探しが難航していたのだ。

「イメチェン企画」として成立させるためにはインパクトがある変身をしてもらう必要があり、モデルさんにイメチェン後のイメージ写真を見せた途端に断られるパターンが続いていた。

番組制作陣もこれまで通り街中でモデル探しをする事に限界を感じていた。

番組プロデューサー
「そろそろ絵になるイメチェンが撮れないとコーナー打ち切りだよ?」
「数字(視聴率)も良くないから」

イメチェン企画担当スタッフ
「次はなんとか良い絵撮りますので!」

番組P
「ほんと?最後のチャンスだぞ」

企画担当
「はい、がんばります!」

(会議後…)

企画担当にはある秘策があった
それは"新人アナウンサーのマナをモデルにする事"だ。

マナは入社1年目の女子アナでサラサラの黒髪ロングが綺麗すぎると話題の大型新人である。
ただ、局内でも「どこか垢抜けきれてない」と言われている。

企画担当はここに以前から目をつけており、
マナの垢抜けイメチェンをコーナー内でやろうと画策していた。

新人のマナを売り出していきたいテレビ局の方針にこの企画はぴったりだと考えたのだ。
さらに、マナに拒否権はないだろうというところまで見据えていた。

「新人アナウンサーの垢抜けイメチェン企画」

企画書はすぐに通り、
番組Pからも"良い企画だと"お墨付きをもらった。

こうしてマナ本人が知らないところで着々とイメチェン企画出演が固まっていった...

前書きは以上になります。

本編は今週中に公開予定です!
ぜひご期待ください!!

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