断髪小説「美容系インフルエンサー(前書き)」

今作は「美容系インフルエンサー」をテーマにしてみました!
僕は普段から美容系の動画を見ているわけではないので、リアリティさに欠ける部分はあるかと思います(笑)
そのあたりは温かい目でご覧いただけるとうれしいです!

それでは本編です!

<登場人物>
渚(美容系インフルエンサー)

※小説内に登場する人物や出来事はフィクションです。

美容系インフルエンサーとして活動する渚(なぎさ)はYouTubeやインスタ、Tiktokでメイクやファッションの情報を発信している25歳だ。

大学在学中にYoutubeにアップした美容動画がバズったことをきっかけに、現在は専業インフルエンサーとして活動している。
若い世代を中心に絶大な人気を獲得したことで、メディア出演や独自ブランドの立ち上げなどトップインフルエンサーの地位を確立した。

地方から東京の大学に上京したばかりの時は
芋っぽく周りと比べてもおしゃれな方ではなかった。

それが渚にとってそれは大きなコンプレックスだった。

それから、コンプレックス克服のために美容について調べて
自分に合うファッションや髪型、メイクを探求していった。

すると周りからの反応がどんどん変わっていき

「その服おしゃれだね」
「その髪色どこでやってもらったの?」

ファッションや美容についてアドバイスを求められる機会が多くなった。

「自分のコンプレックス克服のために」

はじめた美容の探求が、

「承認欲求を満たすために」

いつの間にか目的がすり替わっていった。

その承認欲求はインフルエンサーとして活動をはじめることで満たされた…

はずだった…

大学卒業して2年ほど経って専業インフルエンサーとしての日常にもすっかり慣れた頃。

チャンネル登録者数、フォロワー数の伸びが鈍化してきたのだ。

渚は焦った。

次々に新しいインフルエンサーが登場して
飽和状態であった美容系インフルエンサー界隈で渚の存在は

"オワコン化"

していたのである。

これまで通りにファッションやメイク、ヘアなどを紹介するだけではやっていけない!

なにか新しいことをしなければ…

考えに考え抜いた結果、

渚が活路を求めた新コンテンツとは…

▽本編はこちら▽








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