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【福祉業界】作業療法士もなれる!サービス管理責任者って何?

先日、初対面の理学療法士さんとお話していて、お互いに公認心理師を持っているという話になり、その方は他にもいろいろな資格を持っておられたり学会に参加されたりと、意識高くてすごいなー!と思いました。

私が今はサービス管理責任者をしているという話をすると、詳しくはご存じなかったので、リハビリ職の方にとって福祉系の職種はあまり理解されてないのかも?と思い解説してみることにします!




サービス管理責任者って何をする人?

法律により福祉施設に配置することを求められている職種で、業界では通称サビ管と呼ばれる場合が多いです。
実際の仕事内容としては、まず利用者さんにアセスメントして支援内容を考えて目標を立てます。
それを定期的に見直しながら目標を達成できるように色々な工夫をします。
施設スタッフへ情報提供をしたりアドバイスしたり、利用者さんが他の福祉サービスも使っている場合はその連絡調整をしたり、という業務になります。


作業療法士はすぐにサービス管理責任者になれる!

作業療法士などの国家資格を持っている人は、実務経験が1年あれば研修を受ける条件を満たしているとされます。
自治体が行っている研修を受けるための申し込みは、サビ管として配置予定であるという施設の推薦があれば通りやすいので、すでにサビ管を持ってなくても、リハビリ職など国家資格保持者であればサビ管になるための人材として採用する施設はたくさんあります。
サビ管は更新制なので、定期に研修を受ける必要はあります。

ちなみに、私がサビ管を取ったときは実務経験が5年必要とされていたので、今はずいぶんと条件が緩和されていて驚きました。
福祉施設は人材不足なところが多いのでしょうね。
配置できない場合は報酬が減らされるし福祉サービスの質が低下するので、欲しい人材なのだと思います。


サービス管理責任者はどんな施設で働いてるの?

就労支援施設などの通所施設やグループホームには配置義務があります。
就労支援施設と言っても、就労継続支援A型・B型・就労移行支援などサービス内容がいろいろ種類があります。
また、サビ管と似ているけど少し違う職種として児童発達支援管理責任者というものもあります。

福祉業界は法律改正が多く、このあたりはいろいろと複雑です。
また解説できたらな、と思ってます!
こちらはサビ管について最新の情報載ってます↓

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