誰にも言えなかった過去の恋
この恋が終わって数年になります。
当時の私が書き留めておいたものになります。
途中で不快に感じられた方は読むのをお辞めください
2年前あなたに言われた何気ない一言で私はあなたに恋に落ちました。
よく恋に落ちるだなんて表現をするけど、それって本当なんだ。
恋って落ちるんだ。と実感した。
恋愛対象ですらないあなたをまさか好きになるなんて思ってもなかったけど、
優しくて、綺麗な顔立ちをしていて、
おもしろいところもあって、私をいじったりする。
でも、可愛い笑顔とあざとい性格全てが私のタイプだった。
あなたに初めから気持ちを伝える気なんてさらさらなかったけど、この気持ちのまま2年が続いた。
ある日、ひょんなことから一緒にラーメンを食べに行くことになった。
3回目の時に一緒にお花見に行った。
とても美しい夜桜で、あなたはとても感動してくれた。私はあなたが毎回楽しんでくれることがとても嬉しかった。
4月で部署が異動になった私はあなたに仕事で会うことがなくなる。もうこの3回目のデートが最後だろうと思ってた。
最後の別れ際の車の中であなたに告白された。
夢かと思った。
私も恋に落ちた瞬間の話をする。
あなたは私がまだ話しているにも関わらず私の顎を持ってキスをした。
思いが止まらないまま交際を続けた。
お互いなんだか性格が似てて、考えてることも同じで、お互いタイプで、一緒にいて本当に毎日笑って楽しくて幸せだった。
幸せと同時にとてつもない苦しみにも襲われ、毎晩泣く私。
私はあなたの誕生日に「別れよう」と提案した。
あなたは「わかった」と承諾してくれた。
初めてあなたの誕生日を祝ってあげれる。
それだけで幸せだった。
お洒落なお店を予約して、ちょっとブラブラとお散歩して、最後まで愛し続けた私たち。
仕事上涙を流すことがなくなった。
と言っていたあなただったけど、
私の前ではたくさん泣いてくれたね。
次の日さよならする時、やっぱり別れられなかった。
結局また一緒にいることになった。
でも、1ヶ月後、本当に最後のデートをした。
あなたは最後に私に指輪をあげたいと言ってくれた。一緒に指輪を買って、あなたは私の左の薬指にはめてくれた。
それで最後になった。
あれから半年経った今でも私の気持ちはあの時のままです。変わらずずっとあなたのことが大好きです。あなたからもらった指輪を私は今でもこっそりはめては眺めてます。
大好きなまま別れた私たちだけど、これでよかったと思ってます。
あなたの家庭を壊さずに済んだ。
数ヶ月の幸せな夢をありがとう。
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