事実上の韓国美人

先日放映されたニュージーンズのライブ映像を御覧になっただろうか。私は御覧になった。御覧になってない皆さんも御覧になってごらん。なんつって！
MVでの姿、音楽番組での姿、わちゃわちゃしてる姿などは見たことがあったが、ライブであんなに楽しませてくれるなんていい意味で予想外だった。今はもうニュージーンズを尊敬している自分がいる。いや、自分はニュージーンズを尊敬している。いや、ニュージーンズを尊敬している自分に自分が含まれている。
特にダニエルさんがライブの空気を一体になりつつ盛り上げていて天性のやつを感じた。「盛り上がって行きましょう！」と言うにも上手い下手があり、ダニエルさんは自然でかつ盛り上がっていた。あんなに盛り上げ上手では砂場に作ったお山も富士山にまでなってしまうだろう。
あんなに本気でステージを作ってくれるなら、ニュージーンズのライブに行ってみたいと感じた。僕は通常あんまりライブというものに興味がないけれど、ニュージーンズと同じ瞬間にあんな気持ちを共有できたらハッピーだと思った。
あんなに綺麗でなんでもできる女の子達があんなに全力を尽くして皆を楽しませてくれるなんて何事なんだ。それはもはやお金を払ったから参加していいというのを超えた尊さがありますね。金銭的価値を超えている故にお金を払って見に行くことができることに価値がある。いや、価値とかで片づけられるのだろうか。

ニュージーンズは5人組のガールズグループだ。ニュージーンズのファンの総称はバニーズ。だからバニーズのおじいさんに言わせれば、ニュージーンズは5人組のガールズグループなのじゃ。となる。お分かり頂けましたか。
メンバーはハニ（四画）、ミンジ（韓国美人）、ダニエル（庭園）、ヘイン（たまごっち）、ヘリン（猫）から成る。
皆それぞれ魅力的なのだが、私には正直ヘリンの精神が昨日までよく分からなかった。ヘリンは統計学上一番人気のメンバーなのだが、あんまり喋らないのだ。故に精神的な情報が少なく性格をこちらで構築しにくく私は好きとも嫌いとも思えずに反復横跳びの真ん中の線の上でY字バランスをするしかなかった。
転機が訪れたのはニュージーンズが家カンス（家でバカンスしようという試み）をする動画でのことだった。ハニがベッドのある部屋でNintendo Switchをしてくつろいでいると、ピコピコハンマーを持ったヘリンが入ってきて「私達にはミッションがあります」と言ってハニをピコピコハンマーで叩こうとしたのだ。
なんというクレイジーなユーモアだ…
これをきっかけにヘリンの魅力の一つに気づいた。ちなみにその直後ピコピコハンマーはハニにぶん取られてたくさんピコピコされていた。
これ以外の動画においてもヘリンはクレイジーなユーモアを時より繰り出していた。まあクレイジーなので周りは置いていかれているのだが、僕としては好きな種類のユーモアだった。ヘリンが気を抜いて書いたものを読んでみたい。

もう一人変なメンバーがいる。それはミンジ氏だ。
ミンジ氏は年長者であり（まあ18歳とかだけど）韓国美人で、多分かなり勉強ができるヒューマンなのだ。東海オンエアでいったら虫眼鏡、幻影旅団でいったらシャルナークといった感じで理知的なのだ。まあその分感覚が欠如してないか？という場面もたまにある。居るには居るタイプなのだが、割合でいったら結構珍しいタイプだと思う。
こういうタイプの人はカチカチした印象を与えがちであり実際ミンジ氏も与えてはいるのだけれど、その笑顔からは華が溢れて溢れてダム決壊である。だから人の心を引きつけてしまうんだな。そなんだな。
あと可愛いポイントとしては即興性が低いということもある。動画として残るインタビューを苦手とする。考えられる理由としては発言がどのように受け取られるかへの考慮があるのではないかと思っている。色々と考えられる分、数秒では組み立てられないのだ。それ故にミンジ氏はちょっと喋ってから「やっぱ今の無し」ということや、普通に考えすぎて沈黙してしまったりすることがある。理知的なのにヘンテコな振る舞いになってしまうのが可愛いのだ。

さて、僕にはティンダーから友達になった女の子がいる。名を葉月ちゃんという。その人は韓国美人でありミンジ氏的な煌めきがそこにはある。
僕は今日の夕方、どういう経緯かは忘れたけれどギターを弾いてみようと思い立った。姉の部屋から金のラメラメのギターを取ってきて、弾いてみた。弾いてみたといっても僕はGCDの３つのコードしか知らない。
そんな知識・技量にも関わらず、僕は葉月ちゃんソングをボイスメッセージで送ろうと思った。歌詞は「葉月ちゃんは事実上の韓国美人さ～×2」というものだ。いい感じのが録れるまで何度か録音し、録れたので送った。返ってきたのは「あとで聞くね」だった。葉月ちゃんは介護士なので土日も忙しいのだ。決して聞くのが面倒臭いから誤魔化したのではない。そこだけは分かってほしい。違うから。
先程葉月ちゃんはそれを聞いてこうラインを送ってくれた。
「中国美人な」
いいや、韓国美人だね。
「韓国美人な」
こうして我々は決裂した。

こんな１日でした。本当はもう一つエピソードがあるんだけど、まあ後日書きますわ。ニートで何もない筈なのに今日は少し何かある１日だった感じがする。やっほい。明日も楽しく過ごせたらいいな。おやすみなさい！