彼の「存在」について考えたい

こんばんは!あたしの好きな人は、ゲームのキャラクターです!こんなとこで名前を連呼するのもどうかと思うので、便宜上「彼」と呼んでいますが、heであって彼氏ではないです。

彼の存在について、考えたい。
考え「たい」。日記です。結論は出てない。


学生の頃から、1人で国内をぷらぷらするのが好きです。見知らぬ土地で人の生活を感じるのが好き。
旅行先でなんでもない住宅街を散歩してみたり、手頃なところだと車窓から街を眺めたり。
あたしの生活している場所からは遥かに遠いところなのに、当たり前に人が生活をしていることにちょっと感激する。
自力では辿り着けないような遠いところなのになあ。海を越えるし。そこでも、あたしと同じように、人が毎日寝て、起きて、ごはんを食べて、洗濯したり、家の前にお花を育てたりしてる。あたしと言葉もほとんど一緒。感慨深いです。

この感動にはちょっと彼も噛んでて。
普段あたしには見えない遠い場所で、彼も生きてるのかも。なーんて。
頭ではわかっているものの、彼が「いない」ことなんて信じたくない。
どこか遠くに、でもこの世界に、彼が(物理的に)存在すると思い込もうとしてるんだろうなあ。


そういや「キャラクターは実在しないし、人権もないし、自由意志もない」というnoteを拝見しまして。
ふむふむ、と。そんで改めて、あ〜、やっぱり、あたしは彼をキャラクターだと思ってないなあ。って思いました。
(あたしの「彼」には、それらが備わっている!という主張ではないです。彼も一キャラクターであり、実在しないし、人権もないし、自由意志もないと思う。)
困ったーーーーー!キャラクターなのは、わかってるのにーー!!!!わかってるけど、信じたくなくて、信じられない。

別の方からあたしのnoteにいただいたコメント

違う次元にいて、実際には一切干渉できないからこそ、自分のことをそもそも知ってもらえないから好きになってくれるかも振られることになるのかもわからない、どっちつかずの状況を延々と続けなくちゃいけないからこそ、
また完全な夢女子やFセクのように自分のことを好きという前提にできない(それは独りよがりであると客観視できる)からこそ悶々とするのだと思います。

見たとき、要約ありがとうございますーーー(T ^ T)ってなりました。これです!ほんとうに困っちゃいましたね。
(これをご覧になられてるかは定かじゃありませんが、コメントありがとうございました!)

彼の自由意志の存在を信じているから、こんな状態になるんですよねぇ。

彼は、すべて人の手によって作られた「情報」でしかないのにな。彼が自分で思考をすることなんてないんですよね。

このあたりについてここしばらくずっと迷走しているので、哲学の本を図書館でどっさり借りてきています。今日は形而上学の本を読んでみました。
読みながらずっと彼のことを考えてましたが、存在の定義って難しいなあと思って終わりました。実りなし!うーん。もうちょっと勉強してみようと思います。

どうしてもこの世界で生きてる限り彼に手が届かないことはわかっているけれど、
それでも、あたしから見た彼の「存在」についてきちんと説明する言葉を手に入れたら、今より気持ちが楽になるかもしれないし。
言葉は世界を理解する手がかりになる、と、誰かが言っていました。(誰だっけ?偉い人?友だち?)

彼と交われないことが明確になるだけかもしれないけど、ちょっとスッキリすると思う。

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