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無意識化されたフィルタリング、それを構築するステルス洗脳

いよいよタイトルに使われるワードが都市伝説界隈じみてきてテンションが一人上がる悪天候の日にございます。
都市伝説ファンなので。ゾルタクスゼイアンの卵めっちゃ美味しい。ダチョウの卵みたいで濃厚。ん?なんか視界がカラフルになってきたぞ…(危ないやつ)

例え話をしましょう。
コミュニティ内に不正や違法を働く無法者が一人居たとします。
あなたはそれに気づいていますが、周りの人は誰も気づいていません。
それどころか、周りの人はその無法者を「いい人」としてさえ認識しています。
その人の無法を示唆する挙動をあなたは周りの人に報せました
しかし無法者を信頼してしまっている周りはあなたの主張を「ありえない事」として全く相手にしませんでした
このような事が日々続きます。
コミュニティの中で築かれる価値や資産諸々が、その無法者によって好き勝手に使われ、コミュニティの中にいる気に食わない相手をその無法者は言いがかりをつけて不正に追い出したり、身勝手に振る舞い続けています
あなたは毎日悩みます。
「皆彼を信じすぎだ」と。
今日も財産が勝手に使われ、若輩者が不当に扱われて酷い思いをさせられている…いつまでこの暴挙は続くのだろうか。

たとえ話なのでオチも何もありませんが、こういった事柄に日常生活の中で遭遇したケースが一度もない方がいらっしゃるのなら人生とても幸せでしょう。
私は家内の事案にせよ学校や職場の事案にせよ、何度このパターンに遭遇し、事態の悪化や最悪のケースを何度防いできたかわかりません。
この話の中で何が効果してしまっているかというと、コミュニティの人たちに対する「ステルス化された洗脳行為」ですね。
この無法者は日々コミュニケーションを行う中で、コミュニティの人達に対して「自分が善人である事」を示すためのアピールを続けているからこうなるのです。
それを素直に受け取ってしまうコミュニティの人々もまた、脳内で「"その人物(※無法者)が善人である"と無意識のフィルターに落とし込む」という事をしてしまっており、ここで死角が生まれています
悪徳商法に至る詐欺師とその被害者の構図です。
彼らは、意識しておけば生まれない筈の死角を自ら作り上げてしまったのです。
これを放置しておけば事件が起きたり、気づいたらコミュニティの資産をがっぽり使い果たされていたりなど後の祭りになります。
この話の主観の人物は死角を作らないタイプの人間だったため、無法者のアピールを真に受け(れ)ずフィルターが構築されませんでした。死角が生まれていないので、「彼がコミュニティの財産や価値を不当に消費する」という無法に出ている事をいち早く察知するに至りました。

何が言いたいかと言いますと、常日頃から思考を効率化するためだけに無意識化にフィルターを作って死角を生むような事態を回避しましょう、という事です。
都市伝説界隈の言う「常に疑え」ではございませんが。あんなん常にやってたら疲れる。
でも、少なくとも、ステルス化された刷り込みを無効化し、無意識下に歪んだフィルターを自ら設置してしまわないスキルを身につける事はこの世を生きる上で必須スキルであると言えましょう。

色々思う事が多いので残す思考録の一つでした。

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