【ネタバレ注意】マダミス「狂気山脈~陰謀の分水嶺~」をプレイしましたので感想を残します。

マーダーミステリー「狂気山脈 陰謀の分水嶺」をオンラインセッションにてプレイさせていただきました。
大変面白いシナリオだったので自分の当時感じたことを残しておこうと思いこちらを執筆しております。
ちなみに僕はマダミス巧者などではなく初心者プレイヤーなのでプレイングがボロボロです。石を投げないでください。

プレイヤー ひゃあた
遊んだPC 調査員

本レポートは「狂気山脈 陰謀の分水嶺」のネタバレをがっつり含みます。
未通過の方がこちらを読んだとしても責任は一切取りませんのであしからず。

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今回、私は「調査員」で遊ばせていただきました。
これは自分で選んだのですが、あえて前情報を仕入れてなかったので完全に直感です。


プロローグ及びハンドアウトを見て

プロローグを読んで「いつも通り人が死んでるなあ自分が犯人じゃないといいなあ」と思いながらハンドアウトを読みます。
自分の経歴と当日の動き、犯人ではないことを確認して一息つきます。
そしてミッションの項目を見ます。ここで調査員を選んだことをちょっとだけ後悔します。
調査員のミッションは

・「腕時計」と「ペンデュラム」を入手する
・生還する
・殺人の実行犯を見つけてお礼を言う(密談時のみ可能)

の3つ。
さらに追加のボーナスミッションとして

・「首のない死体」を自分のものにする
とありました。
「腕時計」と「ペンデュラム」には過去に死んでしまった友人の声が聞こえる石(謎アイテムすぎる)が埋め込まれている特別仕様の物で殺害された隊長の所持品でした。
これを手に入れるために隊長を殺そうとしていたものの、様子を見に行ったらすでに隊長は死んでいてラッキーだと思ってむしろ犯人にはお礼を言いたいそうです。
「首のない死体」は友人の死体です。殺害した犯人ではないもののナチュラルにやばい人間をひいてしまいました。
そして――

やることが‥ やることが多い‥!!

すべてクリアするには合計で3つのアイテムを探さなければいけません。
そしてその傍らで投票より先に犯人を見つけて密談しお礼を言う……。
これは、かなり難しい予感……。なんで調査員なんて選んでしまったんだ。
(一応、調査員には密談時に相手が持っているアイテムを奪う能力があります。1回しか使えないけど

とはいえ、実はハンドアウトに「腕時計」と「首のない死体」の場所のヒントはそれとなく書いてあります。
「首のない死体」は7000m地点、「腕時計」は自分の荷物です。
後はペンデュラムを探すだけだぜ!なんて考えてました。犯人も捜せ

ゲーム開始!

ゲームが開始し、調査フェイズに入ります。運よく7000m地点に初手で行くことができました。予想通りそこには「首のない死体」がありました。

しかし、初手にめっちゃ山に登りたいやつRPをしてしまったので(アホ)、怪しまれないように念のため登山家と意気投合したふりをして次の調査も上へ上へと登ります。

バディ調査で山に登って狂ったやつの情報とか脳みその入った筒の情報を手に入れますが(めっちゃクトゥルフじゃん)この辺が僕のピークでした。

密談を使ってハンドアウトに書いてあった記者さんの行動に関して本人に探りを入れるなどしてみましたがとくにこれといって収穫なし

そうしているうちに記者さんが僕の荷物を漁ってなんと「腕時計」を見つけました。
僕も知らない変なマークがついていたので困惑しつつ、やっぱりそこにあったのねとほくそ笑みながらあらかじめ用意していた「腕時計」の嘘の説明をしました。

「それは隊長からもらった形見の腕時計です!」

この説明は、「あくまでも隊長のものだったので詳細は知りませんよ」と示しつつ、隊長を殺した犯人の反応をうかがうという二重の効果を期待してのものでした。
なぜなら調査員は犯行が起こった当日にすでに死んでいた隊長から腕時計をはぎ取り自分の物とし、隊長の死体を適当に遺棄しているからです。
犯人のハンドアウトに殺した隊長が腕時計をしていた旨の記述があれば「いつ受け取ったんだこいつ?」となり反応があるはずです。
しかし、予想に反して全体的に薄い反応だったので、作戦失敗かと思いましたが(そもそも憶測に憶測を重ねているガバガバ作戦なので)一応なんとなく反応していた記者さんの持ち物を調査します。

記者さんの持ち物にはサバイバルナイフがありました。
僕は頭を抱えます。これはマダミスあるあるのやつでは?と。
「別に犯人じゃないけど殺害できるなにかは持ってますよこの人」アイテム。
いわゆるミスリードアイテム。これがもしかしたら他の人のとこにもあるのかと憂鬱になりました。
正直に言って僕は凶器らしきものを持っているからと言って特に何かあるわけではないのではずれアイテムだと思っています。

犯人が全く分からないままゲームが進行していきます。というかプレイヤー全員犯人探してなくないですか?
僕は焦りつつも次の作戦を考えます。実は調査員は死体遺棄の際に視線を感じています。もちろん毛皮をかぶっていたのでそれが調査員だとはバレていないはずです。

逆に言えば、
この毛皮が気になる人間=毛皮調査員を見ていた人間
の図式が成り立ち、
なぜ見ていたのか→殺した後にまだその場に残っていた犯人だから→毛皮が気になる奴=犯人
というガバガバ作戦を思いつきます。どうしようもなくなったらこれに頼ろうと思いゲームを続けます。
そうして何の成果も得られないままホワイトアウトがきました。
ここでは追加のカードが配られるそうです。わくわくしながらGMからのチャットを待ちます。そして渡されたハンドアウト。そこに書かれていたのはホワイトアウトという現象そのものの説明。

そして――

あなたに手渡される追加情報は特に無い。

…………。え?

ホワイトアウトで耳が痛い

ホワイトアウトによって瀕死になりつつ無慈悲にゲームは進行していきます。
犯人がここまで全く分からないまま密談お礼のチャンスが減っていきます。
そして、ホワイトアウト中に気づいたのですが腕時計は僕の荷物に入っていたものの今は記者さんが持っているのです。所有権が僕ではなくなっています。
「形見なので返してください」とゴリ押しで交渉しますが腕時計に変なマークがついているせいか、なかなか渡してくれません。アイテム強奪スキルは1回しか使えないのでどうしても慎重になります。
とりあえず問題は先送りにしてペンデュラムをどこかで拾うもしくは犯人の手掛かりを見つけると信じて手当たり次第に他人の持ち物を漁ります。

――ピッケル。――ピッケル。――登攀具。

僕は頭を抱えます。3ターン連続でゴミを拾ってしまいました。(初手にめっちゃ山に登りたいやつRPをした伏線回収です。)(登山家が持っているとスキルが使えるらしいです。僕は調査員)
不運にもほどがある……!
サバイバルナイフも添えていい感じにアイテム大富豪になっていますがエンディングで活躍するかはこの時点では全くの未知数です。つらい。(これはネタバレですがこれらのアイテムに一切の活躍がありませんでした)

ここらへんから登山家さんの発言が急に不穏になります。狂気に乗り移られた人間がいるんじゃないかと繰り返して言います。そして誰も反論らしい反論をしません。一般人は価値観が揺らぐほどの”何か”が起こらないと急に超常現象的なことは信じないと思うんですけど……。
(後からわかったことですが、登山家(寄生生物)、記者(オカルトマニア)、教授(オカルトマニア)、医者(元寄生生物)なのでこの場に一般人なんて1人もいません。みんな超常現象を信じています。助けて)
序盤に犯人じゃないと信じていた人が急変したので何も信じられなくなります。

途中で何故かお医者さんに精神分析されますがもちろん?異常なし。死んだ友人の声が聞こえるヤバイアイテム欲しさに隊長の死体を遺棄する人間のどこが正常なんだ?

いい感じにどうしようもなくなってきて本当にガバガバ毛皮作戦に頼るしかなくなってきました。
毛皮に反応したのは記者さんでした。腕時計も持っているので好都合。

最終会議にて、密談して記者さんに全てを話しますが、犯人ではないとの回答。まじか。
つらい気持ちを抑えながら腹いせにスキルで腕時計を奪います。

ペンデュラムのありかもわからないし犯人も外すし(変なマークの情報は他人に独占されてるし)、特に勝てる要素がないまま、表現がちょっとややこしいですが僕から見た他人目線で僕が一番怪しくなっていました。(腕時計やペンデュラムを異常に欲しがったり、教授さん曰くなぜか夜に調査員がテントに不在だったことがみんなにばれているため)

僕はもちろん犯人ではないので他人の勝利に貢献するため(見つけられなかった犯人が勝つのが死ぬほど悔しいので)、手札をフルオープンして毛皮や死体遺棄の件を含めてすべてを語ります(なお公開された手札はピッケルピッケル登攀具サバイバルナイフetc)。
疑いが晴れたのかは微妙でしたが僕に無駄投票が行われないことを祈って話し合いを続けます。
そして話し合い終わり間際に教授さんがとある1枚のカードを全体公開しました。

・ボイスレコーダー
医者と調査員が夜に不在だったことを示している。

…………。
医者ぁああああああああああああああああ!
お前か!犯人!
密談のチャンスはもうありません。グッドゲーム。

投票時間になりました。GMの「事件の黒幕に投票してください」というような言い回しがやけに気になりましたがとりあえずノータイムで医者に投票しました。

そしてエンディングに向かいます。
開幕で登山家が急に電撃を浴びせて他全員死んで登山家さんが山の頂上に登頂してゲームエンド。正直に言うと何が起こったかわかりませんでしたが、ゲームとしては登山家さんの一人勝ちでした。

感想戦
その後の感想戦にて物語の全貌がわかり納得しました。
各々の行動理由や発言の意図も解決して、なるほどの連続でした。
医者が秘匿した情報のせいで寄生生物が存在することをエンディングで知ったのでゲーム中は「???」の連続でした。

他プレイヤーキャラクターに対する感想

登山家さん
山登りたい仲間として信頼していたのに後半急に怪しくなり、でも怪しい情報は出てこないとかいう謎の人物でした。狂気山脈登頂おめでとうございます!

記者さん
最初からずっと怪しかったんですけどこれは記者を怪しむように作られたハンドアウトが悪いのであって僕が悪いわけではありません。ただのオカルトマニアだと見せかけてまさか本当にただのオカルトマニアだとは……。

教授さん
怪しいけど、ミスリード的な立場の人かなって思いながら観察してました。
ペンデュラムを隠し持ってると思ってましたがそんなことはなかった。

医者さん
この人をノーマークだったのが僕の一番の敗因です。

ゲームの感想
勝てはしませんでしたがとても楽しいゲームでした。
ハンドアウトを見たときに殺人の犯人の味方っぽいことが書いてあるにもかかわらず別に犯人を守ることが勝利条件じゃないので違和感を感じていましたが、まさか寄生生物を探すゲームだったとは。
完全に盲点でした。
調査の方法やアイテムの獲得、行動によるシナリオの変化。
プレイするだけでなく他の人がプレイしているのを見るのもストーリーに変化があって面白そうだなと感じました。

今回のゲームの個人的な名場面はこちらです。
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調査員「夜に不在だったってことはあなたが犯人ですね?」
医者「違います。不在だった理由は隊長が夜に急に体調を崩して……」
調査員「え!?」
医者「なんですか?」
調査員「隊長の……体調が……?」
医者「こういうことになるから言いたくなかったんですよ!もう!」
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我慢できずに思わず聞き返してしまいました。大変申し訳ありませんでした。


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