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USDJPY環境認識・エントリーポイント2023/09/09

環境認識

週が締まりましたので、週足から環境認識を行っていきます。
先に各足の方向だけ確認すると、月足↑、週足↓、日足↑、4時間↑、1時間↑の環境です。
今週は特に大きな指標はなく、来週のCPIに向けた様子見ムードがありましたが、ドル円はじりじりと上昇し、直近の高値を更新してきています。

週足・日足

週足

週足は方向↓です。
波形は変わらず紫の安値を下抜けて下降一波(青矢印)が発生し、78.6%強まで調整がかかっている状況です。
先週で一旦陰線を作りましたが、今週は再び陽線をつくり、先週の髭も実体で埋めて終了しています。
髭を実体で埋めたことは、強い上昇を示唆しています。
いよいよ週足トレンド転換を狙いに行くかという動きです。

日足

日足は方向↑です。
先週のレンジから上抜け、8/29に作った上髭を実体で埋めていることが日足でもわかります。
この上抜けにより、日足で3波が発生し(黄色矢印)、上昇ダウにより日足の安値が切りあがっています。
順調に上昇ダウを作ってきている一方で、安値が切りあがったため、安値下抜けからのトレンド転換がしやすくなっています。

日足ダブルトップ

考えに入れておきたいのが、ダブルトップからの下抜けです。
3波が発生しましたが、3波が伸びていないだけにこのダブルトップは想定しておいて慎重にトレードしたい場面です。

4時間・1時間

4時間足

4時間は方向↑です。
黄色矢印の波形で5波まで発生した後、トレンド転換ギリギリまで下降しましたが、その後急上昇し、2度目の4時間上昇1波(白矢印)が発生しています。
1波発生後調整のような下降の動きが出ましたが、調整はわずかに38.2%に届かないまま再び上昇しています(黄色〇部分)。
ここで調整が済んでいると考えると、高値上抜けで4時間上昇3波となりますが、明確に調整できているとはいえず、かなり微妙な3波となります。
先ほどの日足で見たように、日足の3波が発生しているので、根拠は多い高値ですが、4時間では高値を2回上髭で返されており、すんなり実体では抜けていないのも事実なので、ロットを抑えて入ることを検討しています。

1時間

1時間は方向↑です。
一気の上昇のため、上昇波形は4時間と同様です。調整が38.2%にわずかに届いていないのも同様ですが、1時間では高値を実体で抜けています(黄色〇部分)。4時間では明確に抵抗もあり、さすがに1時間実体抜けたからと言って葉入れる場面ではないので、最低でも4時間で実体抜けるまで待ちます。


Trade Point

今週は重要指標はなかったものの、高値を更新してくる動きを見せました。日足でも4時間でも上昇ダウを継続しているので、目線は↑ですが、やはり注意したいのは、上昇ダウ継続が途絶える場面である安値下抜けからのダブルトップです。
トレンドとしてははっきり↑といえるものの、ダブルトップを気にしていかなければならない、少しやりにくい展開です。クロス円の中ではポンド円など4時間レベルで↓にトレンド転換している通貨も出てきており、ドル円はロットを抑えて無理にとりにはいかない戦略を立てます。
逆にドルストレートは日足レベルで転換していて、3波など狙いやすい形が出てきそうです。







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