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USDJPY環境認識・エントリーポイント2023/09/30

環境認識

週が締まりました。今週は月末なので、月足から環境認識を行っていきます。
先に各足の方向だけ確認すると、月足↑、週足↓、日足↑、4時間↑、1時間↓の環境です。
今週は大きな指標もなく、1週間で100pips程の変動と、高値圏に近づいて値動きが鈍化してきている印象です。

月足

月足

月足は方向↑です。
月足は8月に引き続き陽線で終了しています。ついに高値圏へ近づいてきて、月足の上昇ダウ継続(5波発生)が現実味を帯びてきました。
昨年末からの下落も月足レベルで見ると押し目でしかなく、フィボナッチ50%ラインできれいに反発し上昇しています。
早ければ来月にも高値更新となる可能性がありますが、為替介入を警戒して上値が重たいのも事実なので、月足以下もしっかり環境認識を行っていきます。

週足・日足

週足

週足は方向↓です。
週足は4週連続の陽線を作ってきました。フィボナッチラインも78.6%を大きく超え、100%に近い位置まで来て、週足のトレンド転換間近といった状況です。
トレンド転換が発生すると、週足では下降ダウ(下降3波)を否定してトレンド転換、月足上昇5波となるので、テクニカル的には乗らない手はない状況となります。
ここから心配されているのが為替介入ですが、あまりそこを警戒しすぎてもよくないと考えています。現在のこの円安ドル高のファンダメンタルは、金利差が主要因なので、日米の金融政策の転換の方が個人的には重要だと思っています。
為替介入は一時的には下がるものの、何度も介入することは出来ないうえに、金利差を考えると、むしろ買い場になる可能性すらあります。

日足

日足は方向↑です。
日足は、堅実に上昇ダウを刻んできました。途中下がっても、むしろ上昇のための調整となり、年初の128円台から20円近く上昇してきています。
日足は一度青い矢印で↓にトレンド転換していると考えると、そこから黄色矢印で上昇5波まで発生しています。
波形を見ると3波はそこまで伸びていないものの、5波はそこそこ伸びており、比較的強い波形を作っています。途中下降を作ることがあっても日足レベルだと押し目にも見えない程度で、5波は400pips弱伸びています。
日足でも強い上昇ダウを作っていることがわかります。
5波まで波形を作っているので、一旦調整波に入る可能性が高いです。
日足の安値が146円付近にありますが、ここまで下がってくることがあれば、ダブルトップからの日足トレンド転換となります。ショートはこの形が出るまでは考えないでいきます。

4時間・1時間

4時間

4時間は方向↑です。
4時間も上昇5波が発生し、38.2%以上の調整が入っているので、調整ABC波に入っています。
日足も調整波に入っていると思われるので、上昇するにしてもしばらく調整フェーズに入る可能性があります。

1時間

1時間は方向↓です。
1時間は上昇5波まで発生しましたが(黄色矢印)、そこから調整波を作りに行くような動きを作った後、一気の下降で1時間の安値を下抜け、トレンド転換しています(白矢印)。
その後急反発し、現在は再び高値を上抜けるか?といった展開です。
現在のドル円は1時間より上の4時間や日足の影響が強く、1時間でトレードを組み立てるのが難しいため、1時間でトレンド転換しても、4時間足に逆らわないトレードが安全だと思います。
現在の1時間高値を上抜けると、1時間足は再び↑にトレンド転換し、4時間に順張りとなるので、少ないロットで入ってみようと思っています。

Trade Point

トレンドとしては引き続き↑の状況で、ついに週足トレンド転換か?というところまで来ています。週足がトレンド転換すると、月足以下すべての足が上を向くことになります。
テクニカル的には文句なく買いの状況で、どこで根拠を見つけてエントリーするかが重要になってきます。
現在4時間、日足で調整ABC波に入っており、週足のトレンド転換を前に一旦下位足が下を向いてくる可能性もあります。
実はその方が安値が切り下がり、入りどころが出てくる可能性もあるので、個人的にはその形が出ないかなと思っています。
むしろ、このままずるずると上がって週足の高値に到達すると入りにくい状況です。







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