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USDJPY環境認識・エントリーポイント2023/08/26

環境認識

今週も締まりましたので、週足から環境認識を行います。
先に各足の方向だけ確認すると、週足↓、日足↑、4時間↑、1時間↑の環境です。
今週は金曜日にジャクソンホール会合でのパウエル長官の発言が大きなトピックスでしたが、大きく動くということはなく、小幅な動きとなっています。

週足・日足

週足

週足は方向↓です。
波形は変わらず紫の安値を下抜けて下降一波(青矢印)が発生し、78.6%まで調整がかかっている状況です。
下髭の陽線と4週連続の陽線で終了し、先週作った上髭をすべてではないものの、実体で埋めてくる動きを作ってきました。
先週作ったロウソク足の間を行き来したような形で、若干レンジの動きを見せています。
先週も話した通り、週足はあくまで下降1波(青矢印)に対する調整の動きというとらえ方で、目線は↓ですが、調整内では週足でも見てとれるくらいの強い上昇ダウを刻んでいます(白矢印)。
今週作った下髭が、この上昇ダウのロールリバーサルの根拠にもなっているので、足場固めをしてきている印象です。
こちらの上昇ダウは日足での波形になるので、日足の環境認識に移ります。

日足は方向↑です。
日足で見ると今週がレンジであることがわかります。波形内のフィボナッチ38.2%間でのレンジですが、作ってきた形は、紫のラインを軸としたロールリバーサルの動きです。
現在の高値を上抜けると上昇ダウ継続となりますが、注意したいのが、現在の波形は調整波ではないか?という点です。

日足①

黄色〇部分を調整と考えず一つの波形と考えると、現在日足は上昇5波からの調整A→B波といった状況ですが(日足①)、黄色〇部分を調整と考えると、一度トレンド転換し、現在は上昇1波から調整38.2%→直近高値上抜けで上昇3波という状況となります(日足②)。

日足②

市場のトレーダーがどちらを採用してトレードを組み立てるかはわからないので、上昇3波だ!と安易に飛びつかずロットを抑えてトレードしたい場面です。


4時間・1時間

4時間

4時間は方向↑です。
先週4時間レベルで、次のロールリバーサルのターゲットになりそうなのは青い帯のラインなるという話をしましたが、結果的にはそこよりも手前のかつての日足高値ラインをサポートに使ってきています。
ただ、4時間足では一度実体で下抜けているのと、結局高値は髭で返され、実体では抜けていないので、ここから再度下を試す可能性も想定しておきます(白矢印)。
38.2%の調整はかかっているので、このまま高値を実体で抜ければ4時間の5波確定ですが、上記も想定しておきたい場面です。

1時間も方向↑です。
4時間同様↑にトレンド転換し、4時間と似たような波形を作ってきています。4時間の方が上位足となるため、現在は4時間を根拠にトレードを組み立てていった方が安全です。

Trade Point

今週は日足波形の38.2%間を行ったり来たりというレンジの動きでした。
そのため、戦略は先週とあまり変わらず、ロングは高値実体上抜けから、ショートは、現在の安値までが遠いため、高値更新→安値切り上げ→安値下抜けのダブルトップの形が出れば狙っていきたい場面です。

ショートシナリオ







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