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USDJPY環境認識・エントリーポイント2023/09/16

環境認識

週が締まりましたので、週足から環境認識を行っていきます。
先に各足の方向だけ確認すると、月足↑、週足↓、日足↑、4時間↑、1時間↑の環境です。
今週は週明けから日銀のヘッドライン、米CPIがありましたが、週が終わってみれば、行って来いの展開となり、ドル高、円安の大局は変わっていない状況です。

週足・日足

週足

週足は方向↓です。
波形は変わらず紫の安値を下抜けて下降一波(青矢印)が発生し、78.6%強まで調整がかかっている状況です。
今週は週明けから日銀植田総裁の記事により、150pips程下落する局面からスタートしましたが、水曜日の米CPIの結果が底堅く、結果的には高値更新の下髭の陽線で終了しています。

日足

日足は方向↑です。
週明けの下落で、ダブルトップを作ってくるかなと期待していたのですが、結局下髭を付けて上昇していきました。金曜日に高値まで上昇しましたが、実体では抜けず、髭で抑え込まれてしまいました。
ファンダで下落材料があっても下がりきれず、上値も重く、やりにくい形になっています。
日足は上昇ダウを重ねてきているので目線は↑ですが、日足の安値を実体で下抜けてくると、一気に崩れてきそうなので、むしろそちらの形が出てきた場合の準備をしたいところです。

4時間・1時間

4時間

4時間は方向↑です。
日足では髭で抵抗されていた高値ですが、4時間では実体で抜けて(黄色〇)、4時間3波が発生しています(白矢印)。
3波を確定させたロウソク足の上髭を埋めずに週が終わりました。
そのためエントリーはできていませんが、最後のロウソク足2つが下髭でもあるので、このまま高値越えてくるならば、4時間3波を根拠にロングで入ることを検討しています。
ただし、日足では実体で抜けておらず日足に根拠のある高値の可能性もあるため、ロットを抑えます。
1点注意しておきたいのが、3波が確定したことで4時間の安値が切り上がったことです(赤〇)。そのため安値が近い位置に移動したため、ここを下抜けると、4時間ダブルトップ+トレンド転換、さらに日足安値を下抜けると日足ダブルトップ+トレンド転換となります(青矢印)。
日足でも書いたようにこちらのシナリオもしっかり想定しておきたい場面です。

1時間は方向↑です。
1時間も上昇3波が発生していますが、現在は4時間以上を根拠にトレードを組み立てないと怖いので、エントリーのトリガーにする足ではない状況です。

Trade Point

トレンドとしては引き続き↑の状況で、1時間、4時間で上昇3波確定したものの、結局日足では実体で抜けず週が終わっています。
4時間などでダブルトップが完成すると、一気に崩れる可能性もあるので警戒が必要です。
ロングで入る形が出ても、ロットを抑えるなどの資金管理が必要になってくる局面です。
先週お話しした通り、EURUSDやGBPUSDなどのドルストレートでショートの形が出ていたので、今週はそちらで大きく利益を出すことができました。







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