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USDJPY環境認識・エントリーポイント2023/11/18

環境認識

週が締まりました。今週も週足から環境認識を行っていきます。
先に各足の方向だけ確認すると、月足↑、週足↓、日足↑、4時間↑、1時間↑の環境です。
今週は週明け高値を攻めていたところから、火曜日の米CPIでインフレが一定程度抑えられていることが確認されドル安。その後一時期反発したものの、最終的には再び下落し、150円を割ってきました。
かなり下落した印象がありますが、4時間足ではまだ↓にトレンド転換していない状況なので、しっかり環境認識を行っていきます。

週足・日足

週足

週足は方向↓です。
先々週から週足の高値を攻め、トレンド転換間近という場面を作っていますが、髭でも高値に振れることは出来ていません。
今週は先週作った陽線を包むような形で陰線を作っていますが、髭では先々週の高値を更新しています。
またロウソク足自体は大きく陰線を作っているものの、日足、4時間の安値をいまだ割っていないため、下位足のトレンドを変えるほどの下落では現状ないという状況です。
なお、このまま下落していった場合に週足レベルで抵抗に合いやすいのは、オレンジラインではないかと考えています(145.00付近)。
一つ下の赤い帯ライン(138.付近)でもきれいなロールリバーサルの形を作っており、週足など大きい時間軸だとこうしたきれいなロールリバーサルが発生するので、むしろ入りやすい形ができそうです。
ここまで下がってくるかはわかりませんが、準備しておきたいシナリオです。

日足

日足は方向↑です。
上昇1波(赤い矢印)が発生し、78.6%と深い調整をかけてきて3波発生するかという場面でしたが、高値を実体では抜けず(黄色〇部分)、3波は発生せず。
その後下落し、現在は再び78.6%付近で下髭陰線を作って終了しています。
高値を実体で抜けておらず(黄色〇部分)、上昇ダウを作れていないので、安値を切り上げることができていません。
そのため日足の安値は変わらずの状況で、フィボナッチをあてている幅が現在の日足の高値・安値になります。
日足の安値を下抜けると、7月以来の日足トレンド転換となります。
前回トレンド転換した7月の時は下降ダウを出せず、再び上がっていきました。
今回も日足の安値を下抜けても、下降ダウが発生しないとまた押し目にすぎなかったということになる可能性があります。日足でのショートは下降ダウ(下降3波)まで待とうと思っています(オレンジ矢印)。
この形が出ると、日足レベルでの三尊天井+下降3波とエントリー根拠がそろうので、満を持してショートを入れたい場面です。

4時間・1時間

4時間

4時間は方向↑です。
4時間は日足と異なり、高値を実体で抜けており、上昇3波が発生していましたが、全く伸びませんでした。
152.00付近とかなり伸びが期待できない高値ではあったものの、4時間3波とエントリーすべきポイントだったので、ロットを抑えて入りましたが、なかなか上昇せず、指標時間切れとなったので、CPI発表前に15pipsほど損切してクローズしました。
現在は4時間トレンド転換ぎりぎりまで下落しましたが、髭で返され反発しています。
仮に4時間の安値を下抜けても、すぐ下に日足の安値があるため、できれば4時間の下降1波で日足の安値も抜けて、日足の安値下で下降ダウを作ってくれると、4時間下降3波は狙いやすい場面です(黄色〇部分)。
狙いどころは日足と同じですが、4時間の方が先に確定するので、4時間で確定したらロットの半分をエントリー、日足も確定したら残りのロットを足してエントリーを考えています。

Trade Point

ドル円はアメリカの指標も手伝って150円を割るような下落となりましたが、4時間でもトレンドは転換しておらず、ショートは慎重に考えるべき場面です。
上述したようにやはり下降ダウが出ないと、ショートをしてもいい状況とは考えないので、その形が出るまでは待つ戦略を立てます。
ロングは下降ダウが出たあと、高値が切り下がったところを再び抜いてくるような動きが出れば、ダブルボトム(上昇1波)さらに、上昇ダウが出れば逆三尊(上昇3波)と形が出るので(赤矢印)、こうした形が出てから戦略を考えます。

4時間ロングシナリオ







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