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USDJPY環境認識・エントリーポイント2023/07/22

環境認識

今週も締まりましたので、週足から環境認識を行います。
先に各足の方向だけ確認すると、週足↓、日足↑(↓)、4時間↓、1時間↓の環境です。
今週は大きな指標等がなかったものの、日銀のYCC修正関係のヘッドラインで、円安へ戻した1週間となりました。

週足・日足

週足

週足は方向↓です。
下髭の大きな陽線を作って終了しました。週足の61.8%調整ラインまで戻してきました。
黄色〇部分を見てもわかる通り、赤い抵抗帯で2週連続髭で返されています。赤い抵抗帯がロールリバーサルとして機能していることがわかります。
週足レベルでは、高値・安値の中をウロウロしているにすぎないので、下位足の環境認識を行います。

日足①

日足は方向↑(↓)です。
赤い抵抗帯(フィボナッチ61.8%ライン)ではじき返され、きれいなロールリバーサルを作っています。このまま高値を抜ければ、日足の上昇5波となります。
3波が1波の1.618倍以上伸びていてトレンドが出ているので、高値抜ければ積極的に狙っていきたいですが、抜けるまでは日足を根拠にしたロングは待ちです。

日足②

先週書いた通り、黄色〇部分で調整がかかり、押し目と判断できると、
オレンジのラインで安値下抜けトレンド転換となります。
こちらを採用しているトレーダーも多そうなので、この想定でも分析しておきます。
調整61.8%付近ですが、こうしてみると下降も上昇もかなり急であることがわかります。フィボナッチの反応度合いを確認できないようなチャートを作ってしまっているので、判断が難しい状況です。
このまま高値を抜けてトレンド転換というのは少し考えにくいので、まずはこの日足の高値・安値の中での動き(フィボナッチの反応など)を観察します。

4時間・1時間

4時間

4時間は方向↓です。
フィボナッチ78.6%ラインまで戻してきました。
かなり上昇しましたが、4時間でもトレンド転換はしていませんので、目線は↓です。
黄色〇の部分でダブルボトムの形から一気に上昇しています。
先週書いたシナリオでは、右肩下がりダブルボトムからの上昇1波を狙っていたので、残念ながらその形が出ず、見送りとなりました。トレンド転換していない以上、逆張りとなってしまうので仕方がないです。
ショート目線で4時間を見ると、4時間では赤い抵抗帯を実体で抜けているので、日足実体で抜けるまでは、下抜けしたとは言いにくいチャートです。上位足で見てもわかる通り、「抵抗帯で跳ね返された」という印象の方が強いので、4時間レベルでのショートは慎重にいきます。
現在の安値を抜けたら4時間下降3波となりますが、4時間3波では低ロット、日足実体で抜けたらロットを追加など、安全な範囲でのエントリーを考えています。

1時間

1時間は方向↓です。
1時間は一度エリオット5波まで発生し、調整波を挟んで2度目の下降1波が発生→調整78.6%強といった状況です。
現在の下降1波は4時間1波とより若干短いですが、ほぼ同じ波形なので、4時間同様まずはフィボナッチ38.2%以上の調整を待つ段階です。
最初のエリオット波形では3波が1波の1.618倍伸びていたりと、しっかりトレンドの出た下降エリオットを作っているので、3波も伸びる可能性があります。
また、調整後に現在の安値を更新すると、1時間3波となるだけでなく、4時間でも下降3波となるので、入りやすい形が生まれそうですが、4時間のところで書いたように、赤い抵抗帯は日足を根拠に抵抗しているので、1時間を根拠にトレードするのではなく、日足実体抜けまでは確認したいところです。

Trade Point

4時間のところで書いたように、ロング、ショートともに今は待ちの状況です。いずれも高値・安値を抜いた動きを作ってくれば嫌でもエントリーの形が出るので、それまではじっと我慢です。









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