📖【詩217】夏の日の 833
どうして
握り返さなかったのか
行き場のない気持ちを
知っていたのに
どうして
抱きしめなかったのか
やりきれなさを
解っていたのに
その寂しさ
悔しさ
怒り、迷い、涙
見えてもいたのに
一瞬の思い切りと
ほんの少しの握力と
言葉の愛撫が
必要なだけだったのに
生まれたのは距離
残ったのは足跡
羅針盤は
彼方を目指す
行くんだね
地響きが鳴り
風が吹き荒れると
わかっていても
#もちろん創作ですとも ‼︎
*****************
上記とは全く関係ないことを書