📖【詩216】おくれげ 824
容赦ない陽射し
額にはりつく前髪
先端から滴る雫
幼なげに見えたり
アオハルを感じたり
色気を漂わせたり
疲れが滲んだり
小汚く見せもする
幾つになっても
私は私
生きているだけ
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ヘッダー画像は丁髷アップで寛ぐ由美(仮名、長女)。
襟足の後れ毛を載せようとすると目が写ってしまうので、額の後れ毛だけ。
いつの間にやら、顔周りの髪も「後れ毛」って言うのね。
例えば耳前の髪を、ポニテのときに長く垂らしたり、アップのときにカールしたり。
前髪