ストリップ劇場に行きました

タイトルの通りです。ストリップ劇場に行きました。フォロワーさんと会うときに行かないかと誘われて二つ返事で行くことになりました。

今回お邪魔したのはJR天満駅のほど近くにあるTOYO SHOW。以下に店のリンクです。
『東洋ショー劇場』公式サイト-西日本最大級のストリップ劇場- (toyo-show.com)

外観は普通の建物で特に目立つ看板があるわけでもなく、町にひっそりと溶け込んでいてそうと知らなければスルーしてしまいそうになります。しかし、一歩中に入れば出演されるダンサーの方たちの宣材写真がピンクの光に照らされているアングラな空間に飛び込むことになります。

私と同行者は開場15分間に現地についたのですが既に常連らしき男性が列を作っていて驚きました。私たちの後に列に並んだ方たちも常連のような方が多く、我々のような一見の物見遊山気分の人間はほとんどいませんでした。

そうこうしていると開場時間になりました。4500円の入場券を購入し、いざ行かん。店内に入るとまず洋楽がガンガンにかけられているロビーに入ることになります。クラブじゃん。そしてストリップショーが行われる場所は中央に円形の回転舞台があり、奥のステージから回転舞台に道が伸びています。客席は道と回転舞台の周囲に設置されています。詳しくはHPの写真を参考にしてください。ショーが始まるまでに開いている席に適当に座るというスタイルでしたので、とりあえず正面の席を確保して待ちます。……ずっと洋楽流れとる。クラブか?そんなこんなでショーが始まりました。

結論から言うと、すごく面白かったです。
今回のショーは140分で5人のダンサーがパフォーマンスをされたのですが、ぶっちゃけると全裸になったのは最初の方のみでした。この方も全裸になるまでにしばらくダンスをされていたのですが、それが普通に上手い。細いハイヒールでドレスの裾をブン回しながら回転するのは普通にすごいなぁと思いました。
その途中でだんだん服を脱いでいくのですが、正直パフォーマンスの凄さで圧倒されてジャンプのお色気回程度のエロスしか感じなかったです。あと最後は回転舞台でポーズをとってくれるのですが、エロいというより見られることを前提に丁寧に手入れされた体が綺麗だなぁという感想しか出てこなかったです。
2番目以降の方はダンスというより無声劇のような感じで、その内容を噛み砕くのに脳のリソースを割かれてエロいと思う気持ちが無くなってしまいました。いきなり壇上にキリンのぬいぐるみが置かれてショーが始まった時にはもう爆笑寸前でしたからね。頭スタァライトか?
他にもお月見!と言いながらマシュマロを投げ渡してきたり、輪乗りを披露したり、パントマイムやマジックを始めたりと、パフォーマンスに比重を置いているという感じがありました。パフォーマンスが面白すぎて脱ぐのは正直おまけレベルだと感じました。

ここからはショー以外の話です。前半の3人終わった時点で撮影タイムがありました。私は撮影しなかったのですが、正直かなり後悔しました。せっかくなので撮影はしたほうが良いと思います。ダンサーの方にポーズ指定できたりするので作画資料集めにもいいかもしれない。
あと常連のおじさんとダンサーさんの会話が面白いです。衣装をプレゼントしている人がいました。なるほどそういうのもありか!

総評としては「かなり独特だけど面白いパフォーマンス」です。ダンスと演出と音楽が混然一体となって襲ってきて情報に圧倒される体験ができます。どんなパフォーマンスをするかは出演者さんに任されているらしく、かなり個人個人のやりたいことをしているという感じがしました。
ストリップなんて脱ぐだけじゃんと思ってる人にこそ行ってもらいたいです。かなり認識が変わります。僕もかなり変わりました。これは確かに独自の進化を遂げた文化と呼ぶのにふさわしいと思いました。
ただ結構お金はかかりますし、照明がチカチカしたりするので見るだけでもかなり体力を消耗します。もし行くなら気合を入れて行ったほうが良いと思いました。あと出演者の下調べもしていくといいと思います。今回の出演者の方はスレンダーな方が多かったのですが、巨乳の方もいるのかもしれないです。
あと終わった後に僕は向こう2年はいいかな……と思ったので常連っぽいおじさん達は凄いです。

と思っていたらフォロワーから今度は別の劇場に行かないかと誘われました。というわけでまた行ってきます。

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