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ヒトコトLab web合同企業説明会レポート【前編】

2022年5月21日に太宰府で、福岡大学生19名、日本経済大学3名と筑紫女学園大学1名によるweb合同企業説明会を行いました。本記事では、web合同企業説明会を終えての所感を
お届けします!


味の兵四郎

味の兵四郎の企業説明では、会社が社員のことを非常に思っていることが伝わりました。説明会では話しきれなかった社員さんのインタビューを個別に載せており、担当学生の真剣さが伝わってきました。

担当学生の感想

このプロジェクトに参加する前は、大手企業に目を向けがちだったのが、このプロジェクトに参加して、中小企業や大手企業以外の企業にも目を向けるようになり、自分の視野を広げることができたと感じています。また、1番大変だったのは、コロナ禍でなかなか企業訪問もできない中、オンラインでの会議などを中心に担当した企業のことを調べて、就活生の知りたい情報を見つけ出すのがなかなか難しかったです。でも、それを乗り越えて自分たちなりの発表を最後までやり切ることができたので、達成感を味わえたし、いい経験になったと思います。

始める前はどんなことをすればいいのか分からずとりあえず何か聞いてみようと探り探りで始めたのですが、やっていくうちに社員さんの声を聞いて企業さんのネットで調べるだけじゃ分からない真意などを聞けました。この活動をやらなければ知ることの出来なかった思いやこれからの目標などを聞けたことが大きな収穫です。企業の方と対面して実際にお話をして就活をしていく上で自分が大切にしたいことを見つけることが出来ました。1度しか訪問は出来ず、Zoomやメールでのやり取りが多く中々動けなかった部分もありましたが、無事に終えられて良かったです。


オートリサイクルナカシマ

オートリサイクルナカシマの企業説明はなかなか私たち大学生には馴染みのない業界ながらとても分かりやすい説明だったと感じました。また、社員さんの1日のスケジュールがあることでイメージしやすかったです。

担当学生の感想

自動車リサイクル業という身近ではあるが知られていない企業だったので、どう伝えるかに苦戦しました。ハーフタイムでは「企業説明になってしまったね」と企業の方からお言葉をうけ、私たち学生からみたオートリサイクルナカシマの良さを発信していこうと進めていきました。本番では、人にスポットライトを当て誰と働くのかというイメージがしやすいよう工夫しました。 このプロジェクトを通じて、多くの大人の方と関わることができ様々な視点を享受することができました。考え方の幅がより広がり、客観的に物事を見ることができるようになったと思います。

あたりまえのことですが、 企業側と私たちの日程を合わせ、訪問するということから困難に感じ、 企業説明会でアピールしたい点の考えの違い等、 すべてにおいて大変だと感じました。 これらの大変だったことから、余裕を持って準備しておくこと、気になったところは質問する等、あたりまえの小さなことが大切だと改めて気づきました。


筑紫ガス

筑紫ガスの企業説明では、1問1答のインタビューなど社員さんの声がとても伝わってきて筑紫ガスさんの現状をさまざまな視点で見ることが出来ました。また、就活生に対する社員さんからのメッセージ動画もいただき、身近に感じることができたと感じました。

担当学生の感想

普段知ることが出来ない企業側の意見や、就活に対しての考え方をお聞きすることが出来て、とても貴重なお時間でした。筑紫ガスの方はとても優しくて、私たちのプロジェクトに前向きに協力してくださり、感謝しかないです。 初めは不安なことばかりで、どうやっていけばいいのか分からなかったのですが、企業訪問をしていくうちに発表時間だけでは足りないくらいの情報を頂くことが出来てとても良い発表になったと思います。見ていただいた方に筑紫ガスの魅力が伝わっていればいいなと思います。 つくしJCの方、筑紫ガスの方、チームメンバーには感謝でいっぱいです!ありがとうございました。

1番工夫したことは、インフラ企業のイメージに変化が与えられるような発表にすることです。私が担当した企業の名前を見た時、歴史が長いインフラ企業であるがゆえ、堅い印象を抱きました。しかし、実際お話をお聞きしてみると、気遣いに溢れた柔らかい雰囲気をもつ企業様でした。もし当初の私と同じように、インフラ企業に対して堅いイメージを抱いている人に向けて、それを払拭させられる親近感を抱くことができる発表を心がけました。
また、SNSの発信では、途中から写真のみの投稿ではなく、文字入り投稿に変更し、一目見て情報が伝えられるものになるもので発信していました。実際、写真のみの投稿よりもいいね数が増えたので、やりがいへと繋がりました。


トミナガコーポレーション

トミナガコーポレーションの企業説明は、イメージしづらい事業内容や理解しづらい言葉を丁寧に説明されていたと感じました。また海外進出を行っていたり、首都圏の大きな事業に携わっている企業が筑紫地区にあったことはあまり知られていなかったと思うので地域の魅力としてもアピール出来たのではないでしょうか。

担当学生の感想

8月の合同企業説明会では時間の都合上、動画は使用しませんでしたが、ハーフタイムやSNSで使用する動画で、どのように工夫したら会社の魅力を伝えることができるのかすごく悩みました。 また、今までは行きたい企業を決めるときに福利厚生や給料に目が行きがちでしたが、プロジェクトを通して、それ以外の部分にも目を向けるようになりました。

大人の方と話せる機会が日常でない分、大人として成長できたと思います。ですが、自分の常識の無さを痛感しました。ビジネスマナーや言葉遣いなど、社会に出ていない私達学生と社会人の方々との差を感じました。この体験を就活前に教えていただいたことが1番変わることが出来たと思います。


油機エンジニアリング

油機エンジニアリングの企業説明では油機エンジニアリングさんからも担当学生からも親しみが伝わってきました。事業内容の分かりやすい説明はもちろん、留学生へのサポートなど油機エンジニアリングさんのありとあらゆることについて知ることが出来たと感じています。

担当学生の感想

プレゼンや企業訪問・PPT作成全てが初めてで、不安なことだらけだったが、自分なりに全力で取り組むことができた。 また、情報発信能力や探究心が養われた。

企業のことについての知ろうとする姿勢やそれをまとめるためのワード作成またはパワーポイント作成の能力を身につけることができ、自分自身のキャリアアップに繋がりました。

森田先生の感想

森田先生にも感想をいただいてます。

「何度も伝えていますが、まず本当によくやり遂げたなあという思いです。企業では、最も優秀な人を人事にあてることも多く、その役割を少しでも担うというのは極めて大変なことです。改めておつかれさまでした。学生がメインの部分を担うことで、逆に企業の方々からはリラックスした自然な感じも出ていました。こういう形式の良さは、学生と地域企業が相互に学習しつつ、より企業らしさを伝えられることかもしれないと可能性も感じました。

効果的なPRは「絞って、具体的に」が基本なのですが、中間時と比べてそれができていたチームが多かったです。企業のここが良いなと感じたポイントは、必ず企業のビジネスモデルや経営における強みとも繋がっていたりします。いいプレゼンだなと感じたチームは、「理念」「人の良さ」「福利厚生や働き方」「地域貢献」みたいなことをバラバラに紹介するのではなくて、繋がりや流れで理解できており、また表現されていました。人体で例えるなら、肝臓が強い、足が速い、目がいい、みたいな部分の紹介ではなく、それらが繋がってこういう人格の人なんだと紹介されている感じでしたね。

そしてシンプルに楽しそうに話しているって大事だなと改めて思わされました。面白さを誰かに与えてもらうのではなく、自ら面白がれる力の強さはやはりありますね。折角やるなら楽しんでやろうという。私も大変勉強になりました。

もうちょっと良くできた気もするけど何を良くすればいいのかわからない人もいたかもしれません。それは「センス」かなと思います。センスは「見てきたものの幅」です。これからまた色んなプレゼンや説明会など、これはYouTubeにでもたくさん転がっていますので、ぜひたくさんインプットしながら比較してみてください。新しいインプットとそれらの比較がセンスを磨きます。若い学生の皆さんはまだまだ伸びますね。

今回頑張ってくれた皆さんに重ね重ね感謝します。本当にありがとうございました。」


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