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RHCP

レッチリを見た!
って事になるかも知れないがアンソニーやフリーは既に60歳を過ぎているし一番若いジョン・フルシアンテだって54歳だ。それはしょうがない事だろうけどボクはレッチリこそがバンドの完成形だと思ってるので最後に観ておこうと懐かしの東京ドームへ脚を運んだ。
若いファンも多いがちらほらボクと同年代もいる。というか結構オッサンが多いな。

VIPは出入り自由だろうと何の気なにし開場して直ぐに中に入って自分の席を確認した。アリーナのど真ん中で非常に見やすい位置でホッとした。タバコ吸いに外に出ろうとすると係員さんに出たら入れなくなりますよと注意された。えっ喫煙所は?外だけです。ワロタ、開演まで二時間ある。知り合いもいないので隣の席のカップルとロック談義に花が咲いた。この辺に座ってるのは五万のチケット買ったアホな人ばかりで必然的に盛り上がった。

イントロからフリーの疾走感溢れるベースでAround the worldが火蓋を切った。ベースラインにのるジョンのギターの旋律、チャドの力強いドラムに飛び出して来るアンソニー。

レッチリを見たなんてレベルではなくこれぞロックやって感動した。
お爺ちゃんやオッチャンがこんなファンキーだったらどうするんや、いや数々のバンドを見てきて急速に萎んでいくバンドが多い中、この歳でコレかよって最高だった。これは五万も惜しくない。皆、すっかり熱狂させられていた。

あれ?20歳の頃に見たレッチリより今の方が良くないか?そんな事を考えながら喫煙所で猛烈にタバコを吸っていた。あっという間のライブだった。また行きたいな、そう思わせるバンドって言うのは実は稀で途中でトークショーなんてもんはなく(フリーの東京ドームの歌は面白かった)ひたすら音を奏でてくれた。また日本でライブしてくれないかな。円熟味が増したなんかじゃなくやべえなってライブだった。


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