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大好きな映画その1『おおかみこどもの雨と雪』

みなさん、おはようございます☀
お元氣にお過ごしでしょうか?

本日は、タイトルにある通り僕の大好きな映画である『おおかみこどもの雨と雪』を観たレビューをお伝えします。

公開は、2012年。今、レビューに需要がほぼないことを分かった上で、愉しんで書いてみようと想います☺️

ぜひ、お付き合いください😊

12/17 朝6:00 
2015年 録画してた『おおかみこどもの雨と雪』を観ることとなりました。

理由は、『感傷に浸っていたため』です。

僕はこの映画に、かなりの想い入れがあります。

初めて見たのは、小6。
映画を観て、初めて泣いたような氣がしなくもありません。

ストーリーとして、おおかみおとこである名もなき男と大学生だった花が出会ったところから展開します。
2人は、結ばれ、2人のこどもを授かり
子供たちが『在り方』に対して、悩み、苦しみ、そして、成長していく姿が描かれています。

氣になかった方は、ぜひ
ネトフリでも入れて、映画を観られてはいかがでしょうか🍀

ここからは、ガッツリレビューしていきます。

まず、映画を観た感想としては。。。

素晴らしいの一言です。この作品を、このジャンルで上位互換として上書きされることはおそらくないと思われます。

僕が、映画を観終わって
一つのメッセージに抽出するとするならば、

幸せの形は、一人一人違う

です。

おおかみこどもとして、生まれた雨と雪はもちろん、
母である花、そして配偶者である名もなきおおかみおとこ
周囲を取り囲む すべての人々

それぞれの視点があり、それぞれの想いが伝わりやすく描かれています。

作中では、

一人一人の視点が違い、伝え方も違うため、

うまくコミュニケーションが取れないシーンが多くあります。

ほんとに現実的な描写には、多くの共感がありました。

なにより、誰一人として

正しさを持っていない。エゴとエゴで正しくなろうとする姿は

今の社会そのものだな〜と思わされます。

自分が、強くエゴを感じたシーンは、

10歳の雨と小学6年生の雪が姉弟喧嘩をするシーンです。

お互いに、

人間で在ることが正しい。

狼で在ることが正しい。

という、相反する、必ず分かり得ない想いをぶつけ合います。

エゴの衝突は、最終的に

相手に干渉しないこと

で決着します。

これが、対話なのかもしれない。

今はそう思っています。

最期に、僕の大好きなシーンをお伝えします。

それは、

クライマックスのシーン。

親元を離れて欲しくないことで
雨の行動を否定し続けた花と

親への多大なる感謝と自分の使命で葛藤する雨が掛け合うシーン。

花のセリフ。
『私はあなたに何もしてあげられていない。』

対して、
返す言葉が見つからず、駆け出す雨。

雨はそのいきで、山をかけ、朝日が立ち込める峠で、精一杯の遠吠えをする。

それを見た花の返すセリフ。

『元気でいるのよ。』

2人のエゴは、

干渉しないこと

ではなく、

譲歩し合うこと

で決着しました。

これは、強い共感的なコミュニケーションだな〜と思いました。

僕はこの作品をみて、

在り方は、与えられるものではない。

生まれ持ったものを探し出すことで、見つけられる。

そう想いました。

この想いを胸に、イマココを全力で活きよう

そう想っています。

最期まで、読んでくださったあなたへ

有難うございます。

そんなあなたにささやかな幸あれ🕊



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