都立大法学部3年前期時間割とか


はじめに

お久しぶりです。前期後期で分けるカリキュラムに変更されたので、半期ずつ記事を書いてみようかと思います。
ぼちぼち卒業単位数に到達し始め、周囲では法学部専門科目をなるべく減らしてGPAを高い数値のまま保とうと考えてる方が目立っております。が、今期は前年までと比べて分かりやすい講義が多かった印象ですし(THE主観的な意見)、そもそもせっかく法学部に進んだことですし、GPAを恐れず法学部専門科目を取ることをおすすめします。(何様目線?)

では、本題の方へ。今期の時間割はこんな感じでした。
木曜はビデオ講義だったので、登校したのは週3日です。どんどんイージー大学生と化しています。週5フルタイムで働く未来がどんどん描けなくなっていきます。

3年前期時間割

中国語Ⅱ

待望の2年目です。シラバスを見比べて受けたい中国語Ⅱを選ぶ形式です。
記憶にある限りでは、会話を重視する講義形式(小テスト有)と、永遠に中国語検定の過去問を解いて解説を聞く形式がありました。
二外をがんばった、と客観的に示すには検定3級以上が必要らしいので、3級受験レベルを目指すとレジュメに記載のある後期の授業も合わせて受講してみようと思っています。
選りすぐりの二外得意勢しか受講しないので、焦りを感じて勝手に自習するようになります。勉強のやる気が出ない方にこそおすすめ。

法学部専門科目

月曜から順に記載。

経済法

関西弁の軽快なトークでスピーディに進んでいきます。
一瞬でレジュメが進んで焦る場面があるかもしれませんが、重要なことは何度も繰り返してくれる優しさ200%で構成されている先生なので安心してください。でも、「該当する」を「あたる」と書くことに対しては厳しそうです。
テストは単語穴埋めと、〇×問題、一行問題と事例問題がそれぞれ大問で出題されます。最後の授業で振り返った内容と、授業中に解答の仕方まで解説した事例問題しか出ません。やっぱり優しさ500%。

国際法

結構書き込む必要がありそうな、真っ白なレジュメが配布されます。
教科書はないのですが、個人的に分厚い『国際法(第2版)』(岩沢雄司)準拠の講義かな~と思っているので、聞き逃したらこれと判例を読むといいです。テスト持ち込み可の国際条約集は、図書館の地下2階にありますが、テスト前に最新版取り合い合戦が勃発するので不安な方は購入しちゃったほうがいいです。参照条文が少なく、条約集を開くよりも覚えた方が早いので、テスト中でさえほとんど使いませんが……
テストは、①国際慣習法と②人権条約の留保について、③武力行使の事例問題です。授業中やけに深堀してたな…って箇所が出たので、なにが出題されるかわかりやすいと思います。そのうえ、武力行使が出題されることは明言されていたので助かりました。

行政学

これもきちんとノートを取った方がいいです。
3つから1つを選ぶ用語解説問題と、外部講師による講義があった台湾の公務員制度について日本の制度と比較して説明する問題が出題されました。きちんとすべての回のレジュメを復習しましょう……(戒め)
過去問を見て傾向をつかむことをお勧めします。前半は事務次官等会議、経済財政諮問会議、猟官制、大部屋主義、人事院など。後半は、橋本行革や公務員制度について(キャリアや閉鎖型任用制、俸給表など)
淡々と講義が進んでいきますが、公務員の配属(言い方まちがってるかも)についての話になると途端に毒が出ます。ちょっとおもしろい。


西洋政治史

テスト無い!!!!!テスト無いぞ!!!!K原ァァァーーーー!!!!
毎回小テストがありますが、テスト無いです。取りましょう。
1限で、かつ授業の最初の方に本日の小テストのヒントを話すので、早起きは100兆文の得です。
がっつり西洋政治を扱います。イギリスの議会とかフランス革命まわりとか、高校などで事前知識がないやつは死にます。世界史Bを選択していたとしても、教科書に書いてない部分を深堀したり解釈が違ったりするので結構頭はてなになります。まあ、早起きしましょう。

中□政治論(特殊講義)

おわかりいただけただろうか、国が□表記であることに……そう書きたくなるほどの内容なので少しでも興味がある方はぜひ(恐怖)
その週に起きた関連ニュースも取り上げてくれるので、国際情勢にも詳しくなれます。
寺院燃やしたり、勝手にスパイ扱いして逮捕したり、よそのトップを行方不明にさせたり……どうやら頭のいい俺たちが下々を指導してやるぜマインドによるものらしい……
毎回〇×の小テストがありますが、授業音声の配布もあるので、聞き逃してしまっても安心です。ぜひ。

テストは手書きののノート持ち込み可!!!!!!!ぜひ毎回手書きでノートを取りましょう。穴埋め(国名人名政策名など)22問と、その穴埋め用長文の中の一文について3−5行で問題点や歴史的背景などを書く問題が3つ出ます。

労働法

毎回感想か、たまに事例問題について200字以上書く課題が出ます。
面倒くさいと感じるかもしれませんが、その分レジュメがベリベリ丁寧なので相殺されます。
説明時の例えがおもしろいです。受付係の頭がつるつるだったら~?とか。

テスト問題紛失かつ内容忘れたので、書けません。ごめんなさい。
見つかったら追記します。たしか、企業の採用の自由と選択の自由について、なぜ認められているかと、条文と選択の自由の例を5つ挙げて記述する感じだったと思います。

国際政治経済学(特殊講義)

ビデオ形式で、かつ毎回選択式の小テストと小レポート(計3回程度)を提出するだけです。ありがたや。
講義がない代わりに論文や記事を読む回もあります。
中国の台頭と、それに対するアメリカの焦りを受けて覇権安定論を考察したり、あとはEU内で不憫なドイツや、日本の経済面でのがんばりなど……
どうやら去年のビデオの使いまわしみたいなので、がっつり現在の政治経済を学びたい!!という意欲のある方にはおすすめしません。

商法Ⅱ、Ⅲ

同じ先生かつ連続授業なので一緒に書きます。
教科書六法レジュメ自筆ノート、全部持ち込み可能で、かつ範囲が指定されます。とてもとても神。
Ⅱは資金調達のみ範囲で、株式の発行時の「著しく不公正な方法」の範囲について条文と裁判例と用いて論述。
Ⅲでは総則を扱いますが、商業使用人のみ範囲で、不動産売買の際の民事仲立人の報酬請求権についての論述が出題されました。
なんとか試験を受ける人にはおすすめの授業らしいです。その過去問の〇×問題もちょこっと扱います。記憶あやふや。

最後に

筆者はなんとか卒業できそうです。単位取得の手助けをしてくださった心優しい皆さんに感謝を。

それと、みなさんは就活のスタートに出遅れないようにしてください。
筆者はあきらめて鉄道スタンプラリーやら(ポケモン)、北条氏の聖地巡りで鎌倉やら諏訪やら走り回ってますが(逃げ若)、周りはゼミやらインターンやら行くみたいです。やばい。
その分卒業旅行のためにバイトを増やしました。持ち前の飽き性を生かして色々やったので、ちょっと書きますね。

バイト

・コンビニ
早朝だけ入ってみました。胃が弱すぎて油の匂いだけで死にそうになったり、マルチタスクすぎたりで早々にリタイアしました。レジに品出し、掃除に加えて、宅急便やら公共料金の支払いからコピー機やATMの管理まで……
レジ袋が有料なことにキレたり、たばこを銘柄ではなく番号で注文することを求めたらキレられたりします。
外国人留学生が働いているのをよく見かけますが、本当に尊敬します。

・アパレル
接客むり~~~~暇なときは暇すぎますし、ほこりっぽいですし、比較的薄給ですし、想像以上につらかったです。まあ、デパートに入っている単価高めのお店を選ぶと、いわゆるクソ客が来ないので心の安寧を得られます。が、一度着たものの返金を求められたり、試着の際に褒め言葉への謙遜合戦が始まったり、と結構疲れます。

・食品販売
コーヒー配っているところです。多分即バレ。コーヒー配るので手が痛くなったり、食品の数が多すぎて覚えられなかったり、ノルマ達成のための売り込みを猛プッシュされたり、そもそもやることが多すぎて疲れます……なぜかそこらのスーパーよりも高い接客基準を求められているため大変。

・塾講師
選んだ塾によるのですが、入塾テストがないところはおすすめしません。
まったく勉強しない子、とりあえず塾に入れれば成績が上がると思っている親、まちがった知識を自慢げに教える教師……結構地獄です。間違いを指摘したら、教師からのいじめにあってやめました。口コミにそのことを書いたので、ぜひ口コミを見て慎重に塾選びをしてください。

以上です。みなさん、ぜひ下調べを入念にしたうえで、楽しい夏休みを!!


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