都立大法学部2年の履修とテストについて


はじめに

どうも、お久しぶりです。
本記事では、都立大法学部2年次における時間割とその他もろもろについて書いていきたいと思います。
一応上限の54単位詰めました。が、行政法一部は早々に諦めたので実質50単位みたいなもんです。諦めた理由はレジュメファイルの破損です。iPad愛用民はファイルの保存方法に気を付けてください。ノートアプリに保存して満足していませんか?アプリがバグった際に修復不可能になりますので……
ちゃんと勉強した科目、ノータッチ科目が一目で分かるような記述内容となってます……責任は取りませんが、本記事の文量をテスト勉強に費やす時間の目安にしてください……

注:スクショなどの授業内容まとめは鵜呑みにしないでください。
テスト内容について、あまり詳しく書くのも色々と引っ掛かりそうなのでヒント程度にとどめてあります。

2年前期時間割
2年後期時間割

必修科目

民法二部(おけ)

とりあえず講義に参加しましょう。参加しなくても大丈夫と言われますが、相当理解力が高くないと危険です。
ほわっとした概念的な話をして、あとはKibacoの資料を読んで自分で考えてみてくださいといった感じなので、ガチっと型にはまった説明がないと理解できない筆者としては地味に辛い科目でした。小テストや出席などはなく、ほとんど出席せずに単位を取る猛者もいれば、毎回律義に出席して回答欄も埋めたのに単位を落としたやつもいます。
論述タイプの期末テスト一発勝負で、大問が6~8ある中から1つ選びます。最初の3つくらいは難易度高めだが、点数が×1.2になります。確実に書けるという大問が見つからなかったら、とりあえず最初のやつ選らんどきゃいいんじゃないでしょうか。筆者は部分点だけで結構稼げました。
登記の大問埋めるぞーー!と意気込んで挑んだのですが、なぜ二重譲渡が許されているのか、なぜ登記は早い者勝ちなのか、という前段階の問題を出されて途方に暮れました。
何が言いたいのかというと、割と問題のアレンジが激しいという事です。さらっと読むだけだと詰みなので、きちんと理解してから挑みましょう。コロっと死にます。

民法三部(桶)

民法二部と変わらないです。内容がややこしくなるので、相関図をパパっと書く練習をするといいかも。
Kibacoにたくさん資料を載せてくれるので、理解できそうだなと思ったジャンルに絞って読んでみましょう(膨大なので汗)

商法一部(たん)

これは死ぬやつです。一応ギリで単位取れました。
中間テストだけで単位取ったようなもんです。中間、期末ともに語句説明が2,3問と事例問題でした。中間の事例問題は授業で扱ったものが割とそのまま出題されましたが、期末の事例はそんなの扱ったか?っていう条文を使って書くような解説が上がってました。蜘蛛の糸の存在に賭けて、レジュメ読み込め、としか言えないです。
先生がころころ変わるようなので、次どうなるかはわかりません。

第三言語

特定を避けるために明言を控えます。普通に趣味で取りました。ラテン系は単語が男女にわかれてて怠いとは知っていましたが、想像の5億倍は怠かったです。あと動詞の活用が尋常じゃないです。
動詞の原形+6個あります。が、先生がとてもお優しいので中間期末ともに高得点でフィニッシュを決めれました。難しすぎて実用性は得られそうにないです。

AB科目

刑事訴訟法(掘)

(先生のTwitter、ツイッタラー文体で安心する。)
中間テストがありますが、期末でやらかしたやつにのみ適用される救済措置(適用されると2が確定する)全26問で、そのうち19問は穴埋めで語群から選ぶやつ。残りは⚪︎×問題。全部×だった(⁉)あと語群を信じるな!
強制処分法廷主義→⚪︎法定
訴状→⚪︎起訴状
自由評価主義→⚪︎自由心証主義 など…
ビデオ配信ある週や、中間テスト後に容赦なく出席を取るそうです(筆者は出席点 / Zero)
期末は、
1⃣テスト前に配布される論点一覧から出題。語句を1つ選んで論述
2⃣①差押え手続きの適法性と、②320条の法解釈を踏まえて証拠能力について論じよ(事例付き)
って感じです。 

①はこれに似てる。こんな感じでまとめとくと楽(誤字w)

B科目28単位分

たぶん2年次推奨ってやつ片っ端から取ってる気がする。
いや、でも、気のせいかも。

刑法二部(☆)

刑法一部と変わらんです。ケースについて、いろんな説を検討しつつ書く。
内容は難しくなるけど、安心と信頼の☆クオリティなので安心して大丈夫です。ほんとに推し。
詳しくは去年のnote見ておくれ

憲法二部(山)

語句説明(自分で選べるやつ)
レジュメ読みましょう。中学・高校の行政知識が抜けてるやつは辛いかも。

日本政治史(陳)

リアル講義に参加しないともらえないレジュメと、『日本政治史講義-通史と対話ー』って本を読むと良いらしい。筆者の推しは、有斐閣の青い『日本政治史』。このシリーズは、指定の教科書文字多すぎwwわからん無理wwって人におすすめです。わかりやすいし読みやすい。
高校の日本史の教科書に一文で書いてあるか、注釈にちっちゃく書いてあることを永遠にやる感じ。範囲は満州事変まででした。(猫ミームのHuh??)
3つのお題から2つ選んで論述。100点一発テストなので2問とも書けないと死。

こんな感じで書いてみよう(鵜呑みにするな)
過去問(最後のが今年)

行政法一部(門)

ムリです。話し方が一本調子で箇条書きなので(?)全く頭に入らない。
筆者はノートファイルが全破損した上、なにも記憶に残ってなくて諦めました。
というか中間テストぼろぼろで諦めました(点数開示有)
単位取れたやつに話聞けたら追記します。

刑事学(🐎)

気の良さそうなおっちゃん(つよつよ経歴)がほわほわ話してくれます。
前期はレポート、後期は記述式テスト。
レポートの点数はわからないままです。怖いですね。
テスト前2週はまとめをしてくれます。出そうなところは僅かに強調して説明してくれるので、逃さず聞いときましょう。
テストは5行ずつくらいの論述4つと大論述。
語句の説明と、○○年の法改正の内容、○○犯罪の課題と今後の対策について等、結構ニッチな(?)問い方をしてくる印象。

法哲学(谷)

ちょっと思想強めのおもしろおじさんが軽快に話してくれます。
後期テスト一発。話がするする頭に入ってくるので講義中は理解したつもりになるのに、講義後にレジュメを見返すとなにも覚えてないしわからない不思議。
去年の社会学Bの難易度がノーマルなら、ハードくらい。どっかで聞いたことがある内容な気がするので、分からなくはないが分からない。
正義論とアメリカの政治思想の4象限図は覚えておこう。図内の○○論が唱えられた背景とその内容と問題点を覚えておく必要あり。

法社会学(長)

結構クセ強め。人を当てたがる日は全員答えるまで粘るのに、当てない日はマジで誰にも当てなかったりする。
授業の最後に、本日のまとめをしてくれるので逃さないように。
問題の傾向は、穴埋め10問(自律的論とか習律とか)と、論述3つ。
・2023はホームレス住所判決と、エールリッヒヴェーバーと比較。
・2024はホームレス住所判決とハートの法定義、国立マンション判決を法と政治の機能システムから論じる感じ。
・論述問題はこんな感じ↓
(1) この最高裁の判決から、 ホームレスにどのような問題が生じうるか。
(2)上の問題は、 法社会学の観点からどのように説明できるか。
(3) こうした問題を避けるためには、どのような法解釈論又は立法論が望まれるか。

国際政治(玉)

 講義内容がぜんぶ載ってるレジュメの最初に記載してある語句説明が問われる。1から10まで説明してくれる上、あとからレジュメ見返せる上、テスト範囲も最初から決まってる……最高。
5問から3問選んで語句説明 +論述
今年は、
1⃣協力の理論 集団安全保障 保護する責任 欧州協調 アイケンベリー
2⃣A国はB国から小規模な侵入を繰り返されている。A国の適当な政策を考えよ。場合分けすると加点
たぶん、Bの侵入が、安全保障のディレンマによるもの・私的情報の誤認によるもの・好戦国家であるがためのもの、とかに分けて書くんだろうと思った。分からん。

毎回こんな感じでまとめとくと楽(まちがってるかも)

おわりに

一応着実に単位を獲得できている筆者です。自分のためには腰が重いのに、他人が絡むと焦燥感にかられ猛スピードで事をなせるという自身の特性を活かして、①まとめノートを交換する②SNSで本日の講義で印象に残ったことを呟く(グレーゾーン内で)という最強戦術に辿り着きました。



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