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素人のウォーハウンドタイタン製作記第2回「タイタンの武器の互換性について」

前回までのあらすじ

前回は、ケイオスウォーハウンドタイタンの上半身・ボディまでをなんとか組み立てまで終わりました。

右腕武器の取り付け

今回は、右腕武器を取り付けます。本来、ウォーハウンドタイタンの武器は、射撃武器のみになりますが、今回取り付けるのはコレです。
「ケイオスリーヴァ―タイタンパワークロー」

ケイオスリーヴァータイタンパワークロー

リーヴァ―タイタンは、ハウンドより背が高く、お値段も高い真ん中へんのタイタンです。

リーヴァ―タイタンボディ

この背の高いタイタンのパワークローを、背の低いハウンドに取り付けます。そしたら「ゴッグ」「アイアンコング」みたいでカッコいいんじゃね?みたいな安直な発想です。

パワークローの組み立て

ケイオスパワークロー

まずは、パワークローの大きさを見てもらいましょう。コレクタブルコインと比べてみてください。ほぼ、人間の手と同じ大きさです(個人差あり)

用意するもの

写真のとおり、パワークローはかなりの重さがあるため、
今回は接着剤に加え、ネジでの固定を行います。

前回とかぶる部分もありますが、再度確認しましょう
1.接着剤
マジックスムースか、ゴリラグルーを使いましょう
マジックスムースに必要な用具は前回の記事をご覧ください。

2.針金(軸)
太さは、3ミリ程度のアルミ針金で十分です。

3.電動ドリル
有線式の安いドリルで十分です。

4.ドリルビット
3ミリ程度のドリルのほか、鬼目ナットを仕込むための
口径の広い12ミリのビットを用意しましょう
「木工用」と書いてあれば、レジンは十分に貫通します。
なお、写真のビットは、「レジンがものすごく散らかる」ので
削孔は、お外などでやるといいでしょう。

5.鬼目ナット M6
ネジを仕込むためのインサートアンカーです。
打込みタイプや接着タイプなど色々ありますが、画像を参考にしてください。長さや径を間違えないよう、気を付けてくださいね。

6.ネジ M6
鬼目ナットと接続するネジです。
鬼目ナットの深さなどと相談し、モデルに合ったネジを買いましょう。
通販よりもホームセンターで実物をみたほうがいいかもしれません。
値段も高くないので、複数の長さを買うのもアリです。

7.ワッシャー M6
今回の固定で一番活躍したのがワッシャーです。
安いので多めに買って損はありません。むしろ多く買ってください。

8.六角レンチ または、六角レンチビット
ネジを留めるのに必要です。色々な太さがセットになったものがあるので
セット品を買うとよいでしょう

9.皮手袋
前回も書くべきでしたが、ドリルで指のけがをしないよう、作業用の皮手袋をするとよいでしょう。特に今回は、12ミリのビットを使うため、削孔中にビットがずれて怪我をするおそれがあります。

材料については以上です。ネジなどの知識に疎く申し訳ありません。
詳しくはホームセンターで実物をみて訪ねるとよいでしょう。

武器の互換性確認

さて、気になる「リーヴァ―」と「ハウンド」の武器の互換性確認です。
これは、カフェのマルクス店長でも即答できませんでした。
「こんなことをしようとする人がいない」からです。
マルクス店長曰く「まあ、何とかなるでしょ」とのこと。
その通りです。この「何とかなる精神」がタイタン建造には必要なのです。

さて、結果は・・・

合いそうで、合いませんでした!!!!

写真でみると合いそうなのですが、互換性はないです。
マジックスムースでくっつける手もありますが、タイタンの武器を換装したい!という方もいますので、ネジでくっつけるとします。

鬼目ナット打ち込み

電動ドリル(12ミリ径)で穴を開けます。タイタン本体と違い、
対象が小さいので、皮手袋をして、しっかり固定してから削孔しましょう。

削孔後、接着剤を流し込み、鬼目ナットを仕込み、硬化を待ちます。
このとき、ネジ山に接着剤が入らないよう注意してください。

マジックスムースなどの強力な接着剤であれば、多少削孔深さが深くなっても、十分固定できます。

ネジ固定と、ワッシャーでの高さ調整


はい、ワッシャーの数が多くなってしまいましたが、
見事にガッチリ固定できました!!(写真は仮固定)
ネジは「切ることがほぼできない」ので、長さにあったネジを用意する必要がありますが、タイタンでいちいち材料寸法から設計図を作り、測る作業は面倒だと思ったり、材料費がそんなに高くないので強引にやりました。(あくまでゲームズワークショップ商品購入で金銭感覚が麻痺した筆者の個人的主観です。)

バランスは大丈夫なの?

本来、ハウンドにつける武器ではないパワークローで、バランスは大丈夫なのかという心配がありました。

なんと、前項に記載した写真のとおり、奇跡的なバランスで自立しています。

しかし、今後のことも考え、ラウンドベースに固定することにしました。ウォーハンマーといえばラウンドベースですよね。

こちらの300ミリラウンドベース(テレビ台)です。


こちらに、3ミリ軸の穴をいくつか開けて、マジックスムースなどで固定すれば、ラウンドベース付きタイタンの出来上がりです。

削孔深さを浅くすれば、回転させることもできます!

ここで、写真の左側に注目していただきたい。
前回の記事で紹介したレジンパーツの「ランナー」です。
バランスが悪くても、このようなレジンパーツなどが
こんなところで活躍しました!

もちろん、スタイロフォームなどを使って、岩山などのジオラマを作ることもできます!

おわりに

今回は、異なるタイタンの武器の互換性と、武器の取り付け方法について紹介しました。
前にもいいましたが、このやり方が正解ではないので、お世話になったタイタン部の皆さんと知見を結集し、何かしらの形で形式知化できたらいいな・・・とも考えていたりします。(予定は未定)

次回は左腕と、さらなる魔改造を加えるので、
9月下旬の「アーミーズオンパレード2024」の頃に紹介したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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